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【救急医療DX化】救急医療情報サービス「Smart119」が、行政オープンイノベーションプロジェクト『Local Innovation Challenge HOKKAIDO』に採択

千葉大学発医療スタートアップ企業である株式会社Smart119(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長/CEO:中田孝明)は、「さっぽろ連携中枢都市圏(12市町村連携)」が開催する行政オープンイノベーションプロジェクト『Local Innovation Challenge HOKKAIDO』に、救急医療サービス「Smart119」(特許第6875734号)が採択されたことを発表します。本プロジェクトでは、地域・行政課題の一つである「救急搬送困難者(救急のたらい回し)」の解決を目的として、札幌市にて実証実験を実施します。得られたデータを分析し、札幌市に最適化したSmart119の開発・運用をしていきます。

『Local Innovation Challenge HOKKAIDO』は、さっぽろ連携中枢都市圏内12市町村(*)による、地域・行政課題の解決を目指す国内最大級の行政オープンイノベーションプロジェクトです。自治体と、先端技術を活用し新たなサービス・価値を創出するスタートアップ企業との協働で「より魅力的なまちづくり」を目指し、2020年から開催されています。2021年度では、新型コロナウイルスの感染拡大に影響を受けた分野で募集され、「火災の予防、救急要請につながる事故の予防」において、救急医療情報サービス「Smart119」が採択されました。

今回採択された本サービスは、社会的課題である「救急搬送困難者(救急のたらい回し)」の解決策として、救急・医療現場から開発されました。ICTを用いて、「一括受入要請」「救急隊と医療機関の情報共有」「スムーズな受入体制の構築」を行い、救急隊の現場活動を支援するシステムです。2020年7月より千葉市消防局での運用実績があり、また2021年9月に採択された、山梨県主催『TRY! YAMANASHI! 実証実験サポート事業』では、同年12月より実証実験を行い、病院交渉時間や医療機関受入判断までの時間短縮の結果が得られ、「救命率の向上」への貢献度を有するものと認められました。

今回の実証実験では、札幌市の地域特性(救急件数、搬送時間、医療機関の数など)を調査し、システムの最適化を図り、運用の検証を行います。成果指標としては、時間計測、消防局、医療機関へのアンケート調査を実施。最終的に、本システムの札幌市導入を視野に取り組みます。急性期医療を支援し「市民が安心するまちづくり」に貢献することを目指していきます。

*札幌市、小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町

◆実証実験の実施期間

令和4年4月から12月末日まで

◆Smart119の実証実験内容

AI・音声認識を活用して、救急指令センター、救急隊、病院間のリアルタイム情報共有を可能にする、救急医療支援システム「Smart119」を札幌市消防局に試験導入し、救急搬送業務の効率化、最適化、質の向上に結びつくかを検証する。

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