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営業からエンジニアへ転身ー広告の自動入稿を実現する高難易度要件の開発へ挑戦

今回はオペレーションテクノロジーDiv. の広告自動入稿基盤API開発チーム「AdPos」に所属されている細田 来夢さんにお話をうかがいます。不動産営業からエンジニアへ職種チェンジをされた細田さんは、現在チームリーダーとしてチームを率いています。今回は、そんな細田さんに転職の理由やチームの雰囲気、これからのキャリアビジョンについて伺いました。

プロフィール

■細田 来夢

2022年5月にサイバーエージェントへ入社し、現在AI事業本部 オペレーションテクノロジーDiv.所属。休日は奥さんと娘さんと3人でランチを食べに行くことが楽しみなパパさん社員。

不動産営業からエンジニアへの転身


ーー 細田さん本日はよろしくお願いします! まずはこれまでの経歴について教えていただけますか?

細田:もともとは不動産営業をしていたのですが、3年ほど前からプログラミングを独学で学び始めました。その後Web系のフィンテック企業でバックエンドエンジニアとして2年間働きました。

営業からエンジニアになったきっかけとしては、27歳のタイミングで今後のキャリアについて真剣に考えるようになり、このまま営業としてステップアップしていくのか、新しいチャレンジをするのか、悩んでいました。新しいチャレンジといっても具体的なイメージはなく、とりあえず様々なものに触れてみようという思いで色々と試した中で、プログラミングが面白かったのと、自分の強みが活かせると感じたので、エンジニアになることを決めました。

ーー そうだったんですね。そんな中でサイバーエージェントに転職された理由を教えてください。

細田:転職活動の軸とサイバーエージェントの社風が一致したのが決め手でした。入社後すぐに戦力になれそうだったこと、事業部全員で目標達成を目指してスピーディーに動く雰囲気が自分に合っていると感じたこと評価基準が確立されていて年収アップが望めそうだったことが大きかったですね。

広告の自動入稿を可能にする「AdPos」の開発

ーー 入社後は「AdPos」の開発を担当されているそうですが、具体的にはどのようなプロダクトなのでしょうか?

細田:「AdPos」は広告入稿用のAPIで、社内の様々なシステムから自動入稿が行えるようにするシステムです。例えば「明日の0時にこの広告の配信を止めたい」などの要望に応じて、依頼リクエストを受け取ると自動で広告配信をコントロールすることができます。

広告の入稿に関しては、GoogleやYahoo!などの主要5媒体だけでも各APIでバージョンアップが頻繁にあり、APIトークンは1社につき1つと利用上限があるなど、運用工数が膨大になるといった課題があります。これらを解決するために、入稿機能を集約し、媒体APIの利用/管理を継続的に開発・制御可能にする「AdPos」の開発を進めています。

24時間365日、数万〜数十万の依頼があり、エラーやバグは即損害につながるため許されないという高難易度の要件に取り組んでいます。

ーーなるほど。その中でご自身の役割やミッションはどのようなものでしょうか?

細田:私は「AdPos」のチームリーダーを務めています。「AdPos」全体のミッションは、インターネット広告事業の業務効率化を通じて営業利益を最大化すること。そのために「AdPos」に必要なことを考えて動くのが私の役割だと認識しています。

具体的には、ビジネスサイドとの要件定義や開発スケジュールの調整、メンバーとのシステム設計の協議、進捗管理、開発体制の見直しなどを行っています。マネジメントがメインですが、開発にも携わっています。


シームレスにビジネスサイドと連携

ーーチームリーダーとしてビジネスサイドとの関わりも多いと思いますが、その点はいかがでしょうか?

細田:コミュニケーションはすごくスムーズだと感じています。「今期はこういう世界を実現したいので、『AdPos』でこんな機能を作りたい」といった要望を、ヒアリングする機会があります。そこでビジネスサイドから、実現したいフローや要件の概要を共有してもらいます。それをもとに、開発サイドでブレイクダウンしたり、リリース時期を調整したりなど要件を固めていきます。

ーービジネスサイドとプロダクトが目指すビジョンの認識を共有した上で連携できる環境なんですね。主な使用技術についても教えてください。

細田:サーバーサイドはPythonのDjango REST Frameworkを使用しています。インフラはAmazon ECSやAWS Batchなどを活用し、CI/CDにはGitHub Actionsを用いています。

私自身、入社前はDjango REST Frameworkの経験がありませんでしたが、同僚のサポートもあり、習得することができました。属人性を排除してドキュメントでナレッジを共有するルールになっているので、比較的キャッチアップしやすい環境だと思います。

ーー技術のキャッチアップもしやすそうですね。チームの雰囲気はいかがでしょうか?

細田:話しやすくて面白く、プロ意識の高いメンバーばかりだと感じています。コミュニケーションに困ることはありません。出社日にはみんなでランチに行くのが恒例で、渋谷のグルメに詳しい人が多いかもしれません(笑)

ーープライベートと仕事の両立という点ではどうでしょうか?

細田:月水金が出社日、火木がリモートワーク日となっていて、お休みも取得しやすく、かなり柔軟な働き方ができます。

私自身も第二子の誕生に向けて働き方を調整させてもらっていますし、育休の取得も予定しています。家族との時間を第一に考えている私にとっては働きやすい環境です。


技術的なスキルの向上と事業への貢献

ーー家族との時間も確保できる環境なんですね。今後の目標についても教えてください。

細田:「AdPos」の開発に注力しつつ、事業部の目標達成に貢献することを意識しています。開発が大好きですし、技術的なスキルを高めることはもちろん大切ですが、事業への貢献という観点で自分に何ができるかを常に考えるようにしています。結果として、会社にとっても自分にとってもプラスになるキャリアを歩めると信じています。

また、組織の中で貢献度の高かったプロジェクトやメンバーを表彰する文化があり、チームとしては今進めているプロジェクトで「ベストプロジェクト賞」を獲ること、メンバーに「ベストエンジニア賞」を獲ってもらうことを目標にしています。

ーー 最後に一緒に働きたい方に向けてメッセージをお願いします!

細田:私たちのチームで一緒に働きたいのは「気持ち良くコミュニケーションできる人」です。物事を前向きに捉え、笑顔で接することができる。そんな人は仕事がしやすいですし、実際に活躍している社員はみなそういった資質を持っています。

新しいメンバーを迎え入れ、共に成長できる日を楽しみにしています。


ーー本日はありがとうございました!



ご家族との時間も大事にしつつ、チームリーダーとして技術的な視点を持ちながら事業への貢献を意識した開発に意欲的に取り組んでいます。

少しでも興味を持っていただけたら、「話を聞きに行きたい」よりエントリーをお待ちしています。新しい技術への挑戦と、事業貢献の両軸で活躍の場を広げることができる、魅力あふれる環境が待っています!


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