お久しぶりです,重木事業部石田です!
本日は弊社が行っている新入社員研修の中から,SE構法を使用していただいているノーブルホーム様ご協力の下,千葉県柏市にある住宅展示場での様子をお届けしたいと思います。
弊社の提供させて頂くSE構法の強みの一つとして,「全住宅構造計算をすることによって、自由で広い間取りの設計が可能になる」事があります。ここで重要になるのが材料の性能です。
人に身体的な個性があるように,生き物である木にも個性があります。計算する上では,なるべく均一な材料性能が求められるため,弊社では集成材を用いております。さらに,柱や梁をつなぐうえで,従来通りに木を組む方法で行う場合,木材の断面欠損も多くなってしまうため,弊社ではSE金物を用いた独自の金物工法で建築しております。
構造計算しながら建築をしていくメリットとして,下図のような大きな吹き抜けを住宅でも取り入れることができます。ある程度開口部分が大きくなってしまうと,この部分で梁がむき出しになったり(デザインとして取り入れることもある),鋼製ブレースを入れなければならなかったり,木造ではなく鉄骨造で設計するなどの対処が必要になる場合があります。弊社では鉄骨造とほぼ同じ構造計算(ルート2)を行うことが可能であるので,お客様のニーズにより柔軟な対応が可能であります。
新入社員の皆様は意匠図・構造図を持ちながら各々好きなように見学しており,僕自身も充実した見学ができました。改めてノーブルホーム様,ありがとうございました。