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【社員インタビュー】夢は無かった。でも、IoTを見つけた。

株式会社obniz 開発部 ソフトウェアエンジニア 下山 (2021年2月入社)

子供の頃の夢は、「理科の先生」でした。といっても、本当は夢なんてなかったですね(笑)。その質問を初めてされたとき、たまたま直前に理科の授業を受けていただけです。

全科目、可もなく不可もなくという生徒でした。

僕が初めてパソコンに触れたのは、7歳。OSは「Windows 2000」でした。
それから、日本語ベースの「なでしこ」をきっかけに9歳からプログラミングをやるようになって、気づいたら理科の先生ではなく「エンジニア」になっていました。


IoT開発の土台作り

IoTの基礎となる部分を作りたい気持ちが、ずっとありました。ただ、IoT開発でよく使われているプログラミング言語は基本的にCやRails、Pythonなどが多く、自分が持っているNode.jsのスキルはなかなか活かせないんです。

公式製品『obniz Board』は2018年の発売当初から知っていて、以前から興味はありました。そこへ偶然オファーをもらって、株式会社obnizへ入社しました。

『obniz』は『obniz Cloud』上でプログラミングできて、そこから『obniz Board』などのデバイス経由でモノをコントロールする仕組みになっています。Wi-Fi環境やLTE環境さえあれば、簡単にIoT化できる技術です。

今は『obniz Cloud』担当としてひたすらコードを書いて、言わばコア部分の機能開発をしています。だから、自分が開発した新機能がリリースされて、利用した方からフィードバックが来る時が一番嬉しいですね。実際に使ってくれる人がいることが、やりがいになっています。


陰の総務部長

仕事が早めに進んで、空き時間ができる日もあります。そういう時はオフィスの整理をしたり、『obniz Board』を使って何か作ってますね。

例えば、「水やり機」とか。これは、土壌センサーで観葉植物の土の水分量を検知していて、少なくなると水が補給されるシステムです。
水を常時やれるように設計したせいか、1ヶ月ほど完全自動化したら植物が枯れそうになってしまいました(笑)。IoTは、こういった試行錯誤が楽しいです。

せっかくなので「全社員が退勤後に電気が消えるシステム」とか、これからもいろいろ作りたいと思っています。


現在・5年後・10年後

出来ることが増えると、楽しいことが増えますよね。

休日は3Dプリンタやサーバーを弄ったり、モデリングをしたり、Nest.jsを使ったプログラミングをしたり。何かしら手を動かしています。

最近だと、コードフックを印刷しましたし、『東京公共交通オープンデータチャレンジ』という交通データを使ったコンテストへ応募する準備もしています。
あとたまに、『BearSaber』や『VRChat』などVRでも遊んでいます。

5年後、10年後の自分は…ただただ老けているかもしれません(笑)。でも、今よりもっとスキルが増えてるといいな。


obnizで働く一人として

入社してからの印象は、「ベンチャー」って感じですね(笑)。

メンバーそれぞれのスキルを最大限に活かせる、フラットで良い会社だと思っています。全体にまだ少人数なので、改善すべきところを柔軟にどんどん改善して進めていけるのが良い点でもあります。

僕個人は、スマートロック『SESAME』やスマートライト『Philips Hue』といったIoTデバイスに『obnizOS』をそのうち搭載できたら便利だな、実現したいなといったことを考えています。
全プラットフォーム、乗っ取りたいですね(笑)。

「自分のスキルを活かして、IoTの基盤を作りたい!」という気持ちを持っている人と、一緒に働きたいです。


*掲載内容は2021年の情報です

**2021年7月30日に、下山は出身地 岡山県にて県知事より感謝状を授与されました。
  詳しくはこちらの記事をごらんください。

all portrait photo taken by Takahiro Ando

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