みなさんこんにちは!
バリュークリエイト インターン生の加固です。
今回は、人材育成や新卒採用に長年携わり、バリュークリエイトで、新たに美大生と総合大生の双方向けの就活支援事業(Mirai creators)を立ち上げた小池さんにインタビューをしました!
【PARTER】
小池 秀さん(2022年入社)
2010年、早稲田大学教育学部卒業後、高校教師として学生のキャリア教育に関わる。
その後クリエイティブに特化した人材会社にて新規事業立ち上げを行う。
並行してアパレルに特化したデザイナー支援会社を起業しつつ、フリーで複数企業の人事として活動。
2022年9月よりバリュークリエイト パートナー
これまで学生の就職支援を軸に様々な事業を行われてきた小池さん。
その小池さんの考え方のベースには、「人」を大切にしたいという思い、そして可能性のある若者の力が社会に羽ばたくサポートをしたいという熱意がありました。
ーまず初めに、小池さんのワクワクとできるを教えてください!
一番テンションが上がることは、美味しいものを食べることですね。プライベートではカラオケやスパも好きです。
仕事ともリンクすることですと、人と出会うことが好きです。知っている人と会うことも好きですが、知らない人と出会っていくということに、物すごく面白さを感じています。人と話すことは、自分の知らない新たなことを知ることになる、非常に貴重な機会だと思います。なので、知らないものを持つ人にものすごくワクワクします。これがベースにあり、仕事にも繋がっています。
ー人と出会うことが好きになった始まりを教えてください。
大学生に戻ります。高校時代は、受験勉強の際に周囲とのつながりを断絶させていたので、大学に入ると友達作りをするところから始まりました。最初大学のサークルに入ったのですが、せっかく大学という広い世界に出たので、新たな化学反応が欲しいと思い、街歩きのインカレサークルを作りました。
同じ大学にも様々なバックグラウンドの学生がいますが、違う大学だとさらにバックグラウンドの幅が広がり、単純に面白かったんです。インカレサークルを作った原動力は、本当に「人」に会いたい、ということだけでしたね。
ーそれでは、最初から「人」に関する業界を志望されていたんですか?
それが違うんです。最終的には新卒で高校教師になりましたが、最初は不動産業界を志望していました。コミュニケーションの難易度が高い不動産の世界で、人から信頼を勝ち取ってみたいと思っていました。
教師という教育の道を選んだのは、高校時代の恩師の影響が大きいです。苦手だった国語の現代文の添削を毎日放課後2時間添削してくれて、「赤の他人になんでこんなに親切にしてくれるんだろう」と疑問に感じていました。人のために動くことができる理由を知りたくて、私も教師になることにしました。
教師になり、その理由がわかりました。将来のために頑張ろうとしている人には、垣根なく何かをしてあげたいと思うんですね。このことがわかり、次にデザイン系の学生の就職支援をしようと思い、人材会社に転職しました。
ーデザイン系の学生の就職支援を行おうと思った理由を教えてください。
まず一つに、高校教師の時代にデザイン系コースの子達と自分の相性がよかったということがあります。基本的にみんなマニアックで、話をしていて非常に面白かったんです。好きなことに対してそれを突き通せる、そういう人たちがより就職しやすくなったら良いと思い、就職支援に軸を移しました。
また、アパレル方面のデザイナーを調べるようになると、若手のデザイナーが注目を浴びる場がないことに問題意識を持ち、彼らが世間に自分のものを発表できる機会を作るための起業もしましたね。
ーそれでは、バリュークリエイトへの入社の経緯はどのようなものでしたか?
バリュークリエイトとの出会いは2015年になります。バリュークリエイトが新卒採用を始めようとなっているときに、私はちょうど人材会社で美大生向けの就職サービスに関する新規事業を行おうとしていました。ここで声をかけてもらい、そこから7年間、バリュークリエイトの担当を行っていました。
当時からバリュークリエイトは「人」を大切にしているという印象でした。私のことを新卒採用の「業者」としてではなく「パートナー」として見てくれていると感じていました。
何度かバリュークリエイトに誘ってもらっていたのですが、起業が最終的に上手くいかなかった後にも声をかけてもらい、それから数年後に正式入社しました。
ーバリュークリエイトへの入社の決め手は何だったのですか?
一番はバリュークリエイトの皆さんの考え方がとても粋だというところでした。
具体的には、外国人採用を積極的に行うなどですね。例えば、入社手続きの途中でビザの期限が切れて帰国した外国人デザイナーがいたのですが、わざわざ創業者の三冨が彼の祖国に渡航し、現地の大使館で様々な手続きを行ったんです。一人のデザイナーのためにここまで行える企業は中々ありません。
また、一人ひとりとの繋がりをビジネスというより長期的な資産として考えているところもバリュークリエイトの魅力だと思います。ここに共感し、バリュークリエイトで私自身がHR事業を行いたいと思いました。
企業の声を重視する人材サービスが多い中で、バリュークリエイトでは学生個人を重視する人材サービスを行えると実感しています。
ー今後、事業をどのような方針で展開させていきたいと考えていますか?
そうですね、バリュークリエイトが社会起業家など社会という視点で投資をしているところもあり、地域や社会活動をしている人たちとポテンシャルのある学生達を繋げたいと考えています。
また、そこに投資をするような企業との繋がりがバリュークリエイトにはあるので、学生がそのような企業から出資を受けて新たにサービスを展開できるようにしたいです。就職支援にとどまらず、起業家を生み出して行ければと思っています。
そして、それがバリュークリエイトの見えない資産にも繋がると考えています。