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【社員インタビュー】 「思い出の道の駅が……!」介護職員からキャリアを始めた私が、地域人財基盤にたどり着くまで。

 こんにちは!(一社)地域人財基盤の阿部です。2024年8月に地域人財基盤に仲間入りし、現在は自社の採用担当と支援先の採用アシスタントをしています。 

大学では福祉を専攻し、新卒で介護職員として介護施設に飛び込みました。そんな私がなぜ、地域支援を行うこの地域人財基盤にいるのか不思議に思う方もいるでしょう。その裏には、ちょっとした“きっかけ”がありました。 

本日は、介護業界から人材業界を経て現在の地域人財基盤への入社に至った、私のこれまでの道のりをお話しさせていただきます。興味を持っていただけたら嬉しいです! 

私が介護職を志した理由 

私は秋田県由利本荘市という、秋田県内では4番目に人口の多い市で生まれました。4番目に人口が多いとは言っても地域の高齢化は著しく、周りには高齢者がたくさんいました。また、私の弟が生まれつき障害を持っていたこともあり、「医療福祉」という業界は自分にとって身近で、且つ興味がある分野でしたので、それを学ぶために新潟県の大学へ進学し、新卒で介護施設へ入職しました。 

介護職員としての3年間はとても充実したものでした。利用者さんのお世話や、そのご家族へのフォローを通じて、介護職の楽しさとやり甲斐を心から感じることができたのですが、結婚を機に配偶者の仕事の都合で大阪へ転居することになり退職をしました。 

大阪で就職活動をする際、この先も介護業界に身をおくべきか、新たな業界でチャレンジをしてみるかで悩んだ末に、自身のキャリアの幅を広げてみたいという思いに気付き、未経験でも受け入れてくれる会社と出会うことができたため、人材業界の会社に入ることになりました。 

人材会社では求職者の転職支援を主としていましたが、介護職員時代に行政や病院と利用者さんを繋ぐ調整役としても動いてきた経験で培ったヒアリング能力を活かすことができ、採用支援という仕事の面白さを知ることができました。 

思い出の「道の駅」事業撤退のニュースで気付いた、地域の現状 

そんな私が地域人財基盤を知ることになったのは、スカウトをいただき、せっかくのご縁だからと思いカジュアル面談でお話を伺ったことがきっかけです。 

前職の人材会社はその当時上場を間近に控え、会社が大きく成長していく過渡期にありました。そのため、そこで会社の成長とともに自分のキャリアも一緒に高めていこうかなと漠然と考えていて、正直転職することにそこまで強い意志は持っていませんでした。ですが面談で、地域人財基盤の事業内容や地域の活性化に対する熱意のあるお話を伺ったときに、自分の地元にあった道の駅の事業撤退のニュースを思い出したのです。 

私の地元には、私が小学校ぐらいの時に建てられた大きな道の駅がありました。その道の駅は、JRの駅と直通した施設で、地域の野菜が常にたくさん売られている直売所や温泉が併設されている、非常に大きな道の駅で、家族はもちろん、高校の通学中なども友人たちとよく一緒に遊びに行った思い出の場所でした。東日本大震災が起きたときは、被害の大きかった東北五県に優先的に物資が運ばれ近所のスーパーから商品が数を減らしていた時でさえ、その道の駅は地元の野菜が常に販売されており、地域の人々の生活を支えてくれた場所でもあります。 

そんな思い出の道の駅が、採算が取れず事業撤退してしまったのです。この知らせを聞いたとき、私は本当に悲しい気持ちになりました。本当に、その地域に住む人々にとっては必要なものだと思える場所だったからです。 

地域にある素晴らしい場所や資源も、あまり知られていないが故にこうして姿を消してしまうという実情を間近で経験したことは、私にとって非常に大きな出来事でした。 

地域人財基盤では、こうした第三セクターの経営支援や、地域を盛り上げるための観光まちづくりの支援をしているという話を聞き、自身の経験とも非常に重なったことから、地域人財基盤の事業内容への理解はもちろん、その重要性を感じ入社を決めました。 

 採用で地域に活力を! 

現在私は、自社メンバーの採用や支援先の採用もアシスタントとして、応募者の日程調整や面接への同席をさせていただいています。前職の経験も活かせていますが、地域人財基盤の採用支援では「採用はあくまでも組織課題解決の手段の一つ」という考え方のもと、人材の採用だけに留まらず、組織設計の部分から支援に入っており、学ぶことが本当に多い毎日です。 

これは当社の代表が言っていた言葉なのですが「面接は、お互いの本音を出し合うゲームのようなもの。準備された言葉や、綺麗に整えられた職務経歴書からは見えてこない、その人の人間性や価値観を少しずつ引き出すことが、この仕事では非常に重要なこと」という言葉がとても印象に残っています。面接をしている方の話をその場で解釈して、そこからまたさらに深掘り、取り繕われていない部分を引き出すという地域人財基盤の面接のやり方はかなり独特で、高度なテクニックを要するものなので、まだまだ私は学びの日々です。 

そんな地域人財基盤は、一言で言うならば「スピード感がすごい」組織です。一人一人がそれぞれのミッションを成功させるためにスピード感を持って解決に推し進めていく個人力が高く、成熟した組織だなと感じます。それに、メンバー全員が本当に支援先の未来のことを真剣に考えていて、クライアントと二人三脚で支援している姿を見ると、自身があの時に感じた、地元の衰退に対する寂しさや悲しさを食い止めることができる未来が見える気がします。私も遅れを取らないよう毎日必死です。地域を変えていける人材をしっかりと集め、「採用」という手段を通じて支援先の人的課題解決をしていけるよう、日々邁進していきます! 

地域人財基盤では、地域を良くしたいという熱い情熱を持っている方からの応募をお待ちしています。双方の理解がまずは一番大切ですので、少しでも興味をもってくださった方がいれば、まずは気軽にお話ししましょう!あなたからのご連絡をお待ちしています! 


<地域人財基盤のHPはこちらから>

  

阿部楓 一般社団法人地域人財基盤 

新卒で介護福祉施設に入職。その後、人材業界へ転身し、求職者の転職支援をおこなう。2024年8月より、地域人財基盤に入社をし、自社の採用活動や支援先の採用支援をおこなう。 

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