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【shabellを深掘る!vol.4】美容業界のために人材会社に転職?元美容師のあゆさんって?

個性あふれるメンバーが働くshabell。
働く一人ひとりにフォーカスを当てて、shabellをもっと知るための企画です。
今回も、新人学生インターンでライターの櫻田が担当します!一から作る社員記事、慣れてきた今頃が一番ミスが増えそうです。気を引き締めてがんばります。
では、私と一緒に、shabellがどんな会社なのか、どんな人が働いているのか、探っていきましょう!
第4回目は、元美容師のあゆさんにインタビュー。美容業界のコンサルになる、という目標があるそうです。気になる目標について、深掘りしていきます!

「チームプレー」が嬉しい

―まず、業務内容について教えてください!

あゆ:今営業を担当していて、企業さんの採用の支援をしてます。うちだと、大体90媒体の商材やマッチングの採用イベントを持っていたり、あとは採用、面接の代行とか説明会代行もやってて。そういった人事さんに関わる仕事の手助けができる商材が集まっているので、人事さんとお話をしながら、企業さんの採用が成功するように、足りない部分を補えるようなものを提案していくのが、うちの仕事になっています。
営業といっても、ごり押ししてこれ買ってくださいっていうような営業ではなくて、その後の採用の成功に繋がるようなものをご提案するので、採用には繋がらなさそうだなって思うものは言わないです。言わないし、これは合わないと思う、とかもちゃんと言うようにしていて。例えばうちでは扱ってない商材を、こういうものもありますよってお話をすることもあります。そんなふうに、クライアントさんは何があれば採用がうまくいくんだろうっていうのを、一番考えて動いてるのがうちの営業です。


—今までで、印象に残っている出来事はありますか?

あゆ:本当にシンプルなんですけど、ここのみんなってすごいあったかいんですよね。人柄が良くて、自分のことのように他の人のことを考えられる人たちが集まっていて。例えば私が入社して最初に売り上げたときに、みんながそれに対してお祭り騒ぎしてくれたんです。
私、前職が美容師なんですけど、美容師って個人プレーなので、そういうのは全くないんですよ。だから自分のことのように喜んでくれたのが、衝撃だったし嬉しかった。久々の感覚だったので。私も小2からずっとバレーボールをやってたんですけど、学生のときは部活とか、チームプレーが多いと思うんです。でも、普通は社会に出るとチームプレーって少なくて、仲間ってなかなかできない。だけど、この営業メンバーはチームって感じで、本音をさらけ出せる仲間を見つけられた気がしてます。


—仕事をする上で大切にしていることを教えてください!

あゆ:自分のお客さんを大事にする、以外はないかな。例えば、お客さんが増えていくと今まで持ってたお客さんのフォローだったり、対応が雑になったりするんだよね。でもそれって、めちゃくちゃもったいない。新規が増えていっても、既存のお客さんが抜けていくかもしれないし。それは申し訳ないし、絶対駄目だと思ってるから、既存のお客さんこそ大事にすると決めてます。
あとは、わからないことはその場で解決するとか、先延ばししないとかかな。私はその場ですぐ、わかる人に聞く。やっぱり自分の力だけじゃどうにもならないときって絶対あるし、それなら他の人に頼ったらよくない?って。みんな嫌な顔しないで、ちゃんと教えてくれるから聞きやすいのもあるけど。私もわかるときは絶対答えるし、そういう感じで支え合ってると思う。


美容師が好きだから、みんなに続けてほしい。

―美容業界のコンサルになるのが夢だとお聞きしました。今もその夢は変わらないですか?

あゆ:今のところは変わってない!まだまだ実力不足、知識不足だなっていうのは日々感じていて、何年後になるかなって感じではあるんだけど。いま27歳で、将来を考えたときに結婚とかも出てくるわけで、それと並行して自分のやりたいことを一緒にできるかっていうと、ちょっと違ってくるかなって考えてるんで。だけどやりたいっていうのは変わってないから、子供産んだ後かな、みたいなイメージではあります。


―どうして美容業界にこだわるのでしょうか?

あゆ:まず、自分が一番携わってた業界だからっていうのがあると思います。今でも美容は好きで、美容師やる時間があるんだったら、今の仕事しながらやりますっていうぐらい好き。だからこそ今、前働いてた職場の後輩とかがどんどん辞めてっちゃうことがどうにかならんかなっていうのが一番大きくて、好きな業界だからこだわってるのかも。そもそも美容師って仕事自体が好きだしね。
美容院って1ヵ月とか2ヶ月に一回は行く人がほとんどだと思うんですけど、そんな頻度で人と関われる仕事ってあんまりないのかなって思ってて。美容師は月に1回来るお客さんといろんな話をするわけで、それぞれの人生のいろんな進展を聞けたり、あとは結婚式前のカラーとかヘアセットとか着付けとかに来てくれて、そういうイベントに携われたり。私はそういうものに携わったりとか話を聞けるって、めちゃくちゃ幸せだなって思うんですよ。あとはなんか好きな洋服着れるとか、自由っていうのもあるけど、一番好きだったのはそこかな。


―美容師になろうと思ったきっかけはなんですか?

あゆ:小学校2、3年生ぐらいからずっと目指してたの。だから、あんまりきっかけが思い出せないね、何か気づいたら目指してた感じ。多分、親が美容院行くときにいつも連れて行かれてたっていうのはあるんだけど。そこの、親を担当してた美容師さんがすごくいい女性だったのは覚えてる。めちゃくちゃサバサバしてて、似合う似合わないをバッサリ言う人でね。私も学生のときはずっとその人に切ってもらってた。


ー好きな業界を離れることを決意したのはどうしてですか?

あゆ:私がスタイリストになって、後輩の指導もして、採用面接とかもちょっと携わるようになって、ってときに、プレイヤーのときとはまた違った目線になったんだよね。ずっとここでプレーヤーとして居るのも、1つの選択肢としてはあるんだけど、何かもうちょっと違ったところから関われるんじゃないかなっていう気持ちが生まれてきて。辞めてく理由ってなんなんだろうとか考えるようになって、それを学べるところに一回入ろうとって決めた感じ。
美容院って個人プレーだから、売り上げがいいから店長になりましたって人が多いのね。その人って別にみんなをまとめる力はないし、マネジメントを学んでるわけじゃない。そのせいで、嫌になって辞めていく人が多いなって感じてたから、採用とかマネジメントの知識をつけなきゃって思った。美容師には戻ろうと思えば戻れるし、じゃあ美容師のコンサルになるための知識をつけに、今行こうって。私、結構行動派で、思ったらポンってやっちゃう、周りにも事後報告だったくらい(笑)
美容師って離職率が高くて、大体10年で残ってるのって3割って言われちゃう。今まで同期とか後輩の話を聞いてきた中で多かった辞める理由は、先輩の指導とか、要は人間関係の問題なんだよね。美容業界って、一般企業に比べて全然職場環境が整ってなくて。パワハラとかもたまにあるし、それで辞めちゃう子もいる。でもさ、それってその子は悪くないし、それで美容師嫌いになったらどうするの、って思う。そんな変えられる理由で離職って勿体ないと思うんですよ、それをどうにかできればよかったわけじゃん。例えば給料が低いとか、肌が弱くて手荒れがひどくて、とかで辞めちゃうならしょうがないと思うんだけど、人間関係で辞める子って美容師が嫌いなわけじゃない。だからこそ残ってほしいって思う。


―違う業界で働いてみて、美容業界の見え方は変わりましたか?

あゆ:離れてみて、美容室ってすごく閉鎖された業界で、周りとの関わりってあんまりないなって気づいた。だから、コンサルがしたいと言ってもその需要が少なくて、うちはできてるし大丈夫です、ってお店が多いの。美容院のコンサルしてる会社に、働きたいですって話をしにいったことがあって。未経験だから駄目だったんだけど、そのときに、簡単な仕事じゃないよ、って聞いてた。その時は何だろうと思ったんだけど、ここで仕事をしていくうちに、一般的な企業と美容業界を比較できたりして、それが徐々にわかってきた。美容業界が閉鎖してるからかって。
コンサルやりたいって辞めたときより、今はちゃんと考えるようになったかな。現実的に、どうしたら美容業界の人たちが受け入れてくれるか、どこをどう入っていけば信頼関係が築けるか、みたいに。


―人材業界に入ってみて、何がよかったと思いますか?

あゆ:今の仕事だと、業界問わず本当にいろんな企業さんと関われる。だからこそ、自分の知らない職種とか業界も今の仕事を通じて知れるっていうことが、すごいメリットだと思ってます。自分が美容業界のコンサルをやりたいって言ってる中で、絶対いろんな企業との関わりは必要なわけで。そのときにこの業界はこうって知ってたら、この業界を巻き込んでやったらいいとか、そういうのは見えてくるかなって思ってる。自分のためにはなってるね。



実力が伴ったら辞める!

—shabellってどんな会社だと思いますか?

あゆ:動物園だね。それぞれの人が本当にみんな好きなことして、好きなこと言って、ワーワーしてる感じだから(笑)
ただ人柄としては、みんないい人だし温かいし、本当に他の人のことを考えられる人が集まってる。みんなが自分の個性をぶつけ合ってるけど、その一人一人を尊重して、みんなが柔軟に受け入れてる。だから何かあったときでも、この人はこういう子ってみんなわかってて、みんなでカバーできる。例えば私がいつもこんな感じでいるのに、なんかその時だけ黙々と仕事してたりとかしたら、なんかあった?、って声かけてくれたりとか。みんながみんな周りのことをちゃんとわかって見れてるから、補い合える。何て言うんだろう、テトリスみたいかも。みんな形がちがうんだけど、ちゃんとはまってるみたいな。
かつ、みんな頑張り屋だね。少人数だからこそ1人1人の負担は大きいけど、それを達成するためにめちゃくちゃ動く。


—どんな人に合う職場でしょうか?

あゆ:めちゃくちゃ馬力がある子。うちの会社の人って、個性は違えど、みんな行動力があって馬力があると思う。あと、プライド高くなくて、人に対してオープンにできる子。閉鎖しちゃうと、うちの会社って続かない人が多くて。自分から積極的にコミュニケーションを取れないと、みんなが忙しく動いてるから、その中で自分から声をかけて先輩に時間をもらうことがあまりできなくて、悩んじゃうかも。だから、いい意味で無神経で図太い子だね。で、素直な子。うちの会社だと、なんかこうした方がいいとか、あれした方がいいとか言われたことに対して、一旦やってみますみたいな感じの子の方が伸びやすいと思う。あと、個性がある子かな。みんな個性が強いから、個性を自分でぶつけてくれる子がなじみやすいかなって。その方がみんなもコミュニケーションを取りやすい、変な会社になっております(笑)


―以前は、「今いるお客さんのため」と仰っていましたが、一年経った今改めて考える、shabellで働く理由を教えてください

あゆ:もちろん、今いるお客さんのためっていうのは前提にある。プラス、自分のやりたいことが元々あって入ってて、まだ全然実力が足りてないっていうのがあるから、もし実力が伴ったときには多分やめるっていうのがシンプルな答えですね。実は3月から雇用形態が変わって、業務委託みたいな形でみんなのサポートをすることになってるの。プライベートな理由で、働き方を変える必要があってね。最初は辞めたいって言ったんだけど、別の形で提案してくれて。アルバイトとか業務委託だったらどうって。めちゃくちゃ嬉しくてめっちゃ泣いた。それで、お願いしますって。だから、まず実力が伴ってないからっていうのと、一緒に支えてくれたみんなのためにもうちょっと頑張ろうかなっていうのが今の理由かな。





自分を動物に例えると?

パンダかな、何もなかったらゴロゴロしてお菓子食べてるから。ダメだな、こんな理由じゃ。他の人にちょっと聞いてきていい?

~待機~

えーっとですね、リスって話になりました!せかせかしていて、アクティブで、よく食べるから(笑)

美容業界が好きだからこそ、あえて違う業界に飛び込んだあゆさん。
こんな業界の選び方もあるのか、と考えさせられました。

人材業界で得た学びを携えて、また美容業界に貢献していく日が楽しみですね!

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