2022年年末までに、クラウドファンディングでご支援をいただいた方へのリターンをお送りしました。それと同時に、新しい日本酒を仕入れて受注再開するための倉庫を探していたのですが、マイナス5℃での管理と発送まですべてを委託できるところはなかなか見つかりません。火災以前から、自社で管理発送するには限界があると考えていて、委託倉庫を3年ほど探していましたが見つかっていなかったという現状がありました。
ご支援いただいた方のためにも、また全国各地の日本酒を買いたいと思っていただいているお客様のためにも、一日でも早く仕入と受注、出荷を再開するために、委託倉庫を探すのと同時並行で行ったのが仮設倉庫探し。
岐阜県各務原市で『百十郎』を造っておられる林本店さんにご相談したところ、快くコンテナを1つお貸しくださることに!1月の上旬に仮設の棚を設置して、免許の関係で林社長には税務署にご申請をいただくなどして準備。そしていよいよ1月中旬には新しく仕入を再開することができました。
週に二回、私(近藤)が各務原の蔵までお伺いして、ご注文いただいた飲食店様、ECサイトでいただいた個人様向けのご注文を発送再開することができ、感謝しかございません。
お酒を仕入れて、並べて、ご注文をお聞きして、お送りする。
今まで当たりまえだと思っていたことが、こんなにも嬉しいことだったと感じた経験はありません。この経験をしっかりとスタッフ一同、心にとめて、おひとりおひとりに対して、1本1本大切に、これからも日本酒をお届け、お伝えしていきます。