こんにちは。広報担当の柴崎です。
今回は2018年3月に入社、光永 聡仁 さんにインタビューしました。
簡単な自己紹介をお願いします。
ざっくり言うと分析やアウトプットに使うためのデータまわりを担当しており、調査設計のチェックやデータ回収に使うアンケート画面の作成、集計作業をメインの業務としてやっています。
興行の消費者動向に興味があったから、マーケティングの仕事をしたいと思った
コレクシアに入社した経緯を聞かせてください。
私はなんでも生で見ることに価値を感じるタイプで、ライブや舞台、お祭りなどを見に行くのがとても好きなんです。
実際に自分でそういった場所に足を運ぶことが多いことから、興行の動員にとても興味がありました。
このイベントはあんまり知名度高そうじゃないのにすごく人が集まっているな、とか、どんな方法で動員を獲得したのかな、来ている人たちはどんなところに価値を感じているのかな、とか。
そういった消費者動向に興味があったから、マーケティング関連の仕事に興味を持ち、転職活動の中でコレクシアを見つけ、縁あって入社しました。
30代半ばでしたし。マーケティング関連職で、未経験でも挑戦できる機会を与えてくれる会社はとても貴重でした。
業務改善で表彰されたこともあるデータセンター勤務時代
確かにコレクシアには30歳を過ぎてから未経験で入社された方も活躍されていますよね。
ちなみに前職は何をされていたのですか?
転職自体は何度か経験しているのですが、一番長くやっていたのはデータセンターの運用です。
企業のサーバーのトラブルを事前に防いで管理する、ということをやっていました。。
コレクシアでも光永さんはデータ周りを担当されているとのことですが、
光永さんのチェック作業はとても行き届いていて、他の方の気づかないようなところまでくまなく見て
ご指摘頂ける印象があります。
その辺りは前職の経験が生かされているかもしれません。
サーバーって何事もなく稼働していないと大変なことになるので、すごい細かいところまでチェックするんです。
ちょっとの見過ごしが命取り。
だから、すごく細かいところまで注意して見る意識は身に付いているかもしれません。
データセンター時代は、改善への取り組みを表彰していただく機会もあり、現場の役に立てているという実感の1つとなっていたこともありました。
常に「改善」を意識
チェックのコツや心がけていることを教えて頂けますか?
普段のタスクの中で、チェックシートの項目に基づいてチェックすることはよくありますが、それをチェックしたら完璧かというと、そうではないケースもあります。
例えばアンケート画面でいえば、ロジック的には問題ないとしても、回答者の負担が大きすぎて途中離脱されやすいケースなどが考えられます。
回答負荷が大きいせいで回答がめんどくさくなって適当な回答が多くなれば、実際とは乖離した不備のあるデータになってしまう可能性だって否定できません。
アンケート作成側はそれに慣れてしまって大した負担じゃないと思ってしまう懸念があるため、それを少しでも防ぐために、作成したアンケートを実際に回答してみる、といったこともします。
ほかにも、調査票(アンケートの設計図)のチェックでは、選択肢の漏れを防ぐためにMECE(漏れなくダブりなく)を意識してチェックを入れたり、金額のチェックでは、関数に任せず実際に電卓を叩いてみたり、そうやってチェックの精度をあげるよう努めています。
「工数を減らせないか」「精度を上げられないか」ということは改善すべき日々の課題でもあります。
そして、ある程度のところまでは、「工数減」と「精度アップ」はトレードオフではなく両立可能だと考えています。
とにかく自分の武器として今後も磨いて、両立させつつ改善を図っていきたいですね。
なるほど。私の目は本当に節穴だらけでなんとかしたいところなので、参考にさせて頂きます。
光永さんは理系出身ですか?私の個人的主観ですが、数字やチェックに強い人ってそんなイメージが。
いいえ、ぜんぜん理系じゃないですよ。
数字に強いわけでもない、Excelも本当に基本的なことしか知りませんでした。
むしろそういう分野に強くない分、とにかく自分で考えて改善して、少しずつできることを増やしていきました。
入社当初は色々と理解が足りなくて、普通は20時までに終わるようなことが、23時までかかってしまって、社長に遅くまで付き合わせてしまったこともあります。
そうやって周りの方に助けていただきながら、経験を重ねたり、勉強したりしてここまでやってきました。
カスタマージャーニーは、自分なりの仮説を立てて読むと面白い
コレクシアで仕事をする中で印象に残っている案件はありますか?
カスタマージャーニーを1案件で150件ちょっと作ったことがあって、それがとても印象に残っています。
150件あると、カスタマージャーニーを読むだけでも圧巻でしたね。
特に誰もが知ってるような商材の場合だと、こういうきっかけのケースは多いのではないか、みたいなことが勝手に頭に浮かんだ状態で読むこともあるんですが、
こういう理由の人はレアなのではないか、と考えていたことが、カスタマージャーニーに何度も出てくるなど、自分の予想と外れたりすることも含め興味深かったです。
回答者のフリーアンサーから消費者の心理の変化を捉えるのはもちろん、自分なりにちょっとした仮説を立てて読むことで、予想と外れることも含めて、何かに気付けることもあり、改めて面白さに気付かされた案件でした。
自分が会社のために何ができるか、常に試行錯誤しています
今後、どんな仕事をしていきたい、というのがあれば教えてください。
僕は具体的に何がしたい、というよりも、「現状のままじゃいけない」という意識がとても強いので、自分が会社のために利益になることは何かをより考えていきたいと思っています。
そのために分析をもっと勉強するのもそうですし、作業のマニュアル作成をして、アルバイトの方や新しく入社してきた方でも誰でも業務に取り組みやすいようにしたり、なにかしら会社のためにできることを新たに見つけていきたいと考えています。
社内のデータまわりや教育体制も整えて、うまく回るようにしていきたいので、試行錯誤中です。
生で見ることに価値を感じるから、東京に住んでいる
少しプライベートなこともお聞きしていいですか?オフの日のこととか。
冒頭にも話したように、生で見ることに意味があると思っているから東京に住んでいるので、とにかく出歩いています。今はコロナであまり以前ほどは出かけられませんが。。。
あとカメラが好きなので、街を歩いて、人を撮ったり、風景を撮ったりしています。
かわいいものが好きなので、好きな女性アパレルブランドもあって、私服姿の女性を屋外で撮影するのは、すごく楽しいですね。
もともと街を歩くのが好きだから、テレワークになる前は、会社から新宿までいろんなルートで歩いて帰ってみたりしてたんですよ。
たくさん勉強して、仕事も趣味も充実させたい
最後に、仕事でもプライベートでも、将来の夢や目標があれば教えて下さい
コロナ前もオンラインでバンドを見つけて来日公演に足を運んだり、紹介された関連コンテンツを見た上でシルク・ドゥ・ソレイユを見に行ったりしたこともあるのですが、コロナ禍で、よりオンラインで楽しみを探すようになったんです。
現状、出かけるのに躊躇する状況だからこそ、そうやって興味あるコンテンツを見つけていくことで、安心してでかけられる状況になったときに見に行きたいものがたくさんある状況になっていたらいいな、と。
世の中には、とても享受しきれない程、楽しいことにあふれていると思っているので。
あとは、マーケティングに興味持ったきっかけが興行の消費者動向なので、そういう案件があったら、強くアサインしてもらって積極的に関わりたいですね。
たくさん勉強して、仕事して、お給料上げていかないと!趣味のカメラ周りの機材も高いですしね(笑)
トップの写真は、光永さん愛用のカメラ機材ですね!
趣味の充実は仕事の充実、と私も常々思います。相互に充実していきたいところですね。
お忙しいところ、インタビューにご協力頂きありがとうございました!