なにをやっているのか
ココピアワークスは企業と障害を抱える方々を繋ぐ就労支援施設です
神奈川県の鎌倉市で施設を運営。ITスキルを中心とした仕事を請け負っています
ココピアは、「人の「心」とのより良い向き合い方を社会に提供し続ける」をミッションにウェルビーイング、メンタルヘルス領域での事業を展開すべく、2018年1月に設立されました。
現在は、
① 精神・発達障害者向け就業継続支援施設「ココピアワークス」
② 障害者雇用の総合コンサルティングサービス「ココピアキャリア」
③ 探求学習を提供する民間学童保育「ユレカアフタースクール」
を提供しています。
◆ココピアワークス◆
神奈川県鎌倉市、宮城県仙台市で就労継続支援施設を運営しています。就労継続支援施設とは、障害者総合支援法で定められた障害者向けの就労支援事業の一つです。一般企業に雇用されることは困難だが、雇用契約に基づく就労が可能な方々を対象に、就労の機会を提供するとともにスキルの向上に必要なトレーニングを行う事業所のことをいいます。
ココピアワークスが運営する事業所では、精神・発達障害を抱える方を対象に、ITを使ったデジタルワークに特化した仕事を請け負っています。具体的な業務としては、SEOライティング、画像・動画編集、デザイン、アノテーション、アプリシステムのバグチェック及びエラー対応、インターネットリサーチなど。ITを使った業務は今後も需要拡大が見込まれ、リモート業務にも適し、自分のペースで進められる仕事も多いため、企業での就労が難しい方にも取り組みやすい領域です。事業所では、PCの基礎スキルから身につけていきたい方、少しずつ体調を整えていきたい方を対象に学びながら働く機会を提供します。
◆ココピアキャリア◆
障害者雇用の総合コンサルティングサービスです。活躍の場を提供することを目標に、障害を抱える求職者に対して、障害特性や本人の希望に合わせた求人情報の提供とキャリアサポートを展開します。クライアント企業に対しては、障害雇用を成功に導くために、人材紹介、採用実務支援、定着支援など最適なソリューションを組み合わせて提供します。戦力として活用するという視点にたった障害雇用の実現を目指し、企業人事が障害者雇用において陥りやすい悩みを包括的に解決します。
◆ユレカアフタースクール◆
ユレカは、「共働き世帯の子育て」と「次世代の教育ニーズ(非認知能力の向上)」の双方の解決を図る教育事業です。探究型学習に特化した民間学童保育を運営しています。子育て家庭のニーズに合わせた長時間の預かりや送迎といった、民間学童が提供する基本的なサービスに加え、世界の教育現場で行われている探求カリキュラムを日替わりで提供します。読み書き計算といった従来の学びで伸びる認知能力のみならず、これからの時代に重要とされる、社交性や協調性、やり抜く力といった非認知能力を育むことを目指しています。長期にわたって人が挑戦し、冒険できる仕組みを作っています。2021年に東陽町校をオープンしました。
新しい会社ですが、事業は黒字化しており、事業を全国規模に広げると共に、障害福祉以外の領域での新規事業も推進していく予定です。目指しているのは、ウェルビーイング領域のコングロマリット。創業期のココピアに、力を貸してくれる仲間を募集中です!
なぜやるのか
障害を抱える方の仕事の機会はまだまだ限定的。ココピアが解決したい問題の一つです
ココピアワークスでは、イキイキと働くことを全力でサポートします
◆VISION◆
ココピアが目指すものは、「全ての人が持続的な幸せを追求できる社会」です。
人の精神の健康を取り巻く問題は、極めて複雑です。鬱になった人の気持ちを一時的に和らげる、精神を安定させるだけでなく、気分が落ち込みやすい環境自体を変えていき、そういった方が生まれないような環境を整えていくことが根本解決につながります。本人の脳や心だけでなく、周りの環境にもメスを入れていく必要があるからこそ、ココピアは営利企業としてできることが多く眠っていると考えています。
◆短期及び長期の活動のコンセプト◆
例えば「障害者雇用」の領域では、全ての方が障害を障害とせずに、イキイキと働くためのシステムを提供したいと考えています。そのために、ココピアでは、法定雇用率の達成だけでなく、会社と社員がお互いに高め合う関係性を築くための環境整備を「職業指導」「生活支援」「人事制度設計」といった多面的なアプローチで行っています。
幸せの追求には
・自身の価値観を醸成すること
・価値観に沿った行動をとること
・その行動から多元的な満足が得られていること
が重要と考えています。ココピアはどんなバックグラウンドの人でもそのサイクルをまわせる社会を創造していきます。
本質的に社会にとって価値があること(=インパクト)を追求することをアイデンティティとし、日本におけるウェルビーイング領域のコングロマリットになることを目指しています。
どうやっているのか
今までにない新しい就労支援施設の形を目指しています
施設のスタッフは若いメンバーが中心になっています
◆独自のアプローチ◆
持続的な幸福(=ウェルビーイング)にフォーカスし、個人を変えるのではなく、社会全体を変えることを目指しています。そのために、一つの領域、一つのビジネスモデルにフォーカスするのではなく、幅広い領域に幅広いアプローチで取り組むことで、ウェルビーイングのエコシステムを構築しようと考えています。複数のビジネスを組み合わせることで、全体でより影響力のあるシステムを作ることができると考えています。
障害者雇用支援の領域では、「障害を抱える方の仕事の幅を増やしていくBPO事業(ジョブクリエーション事業)」「障害を抱える方に直接的な支援を行う福祉施設」「企業人事に入り込んだ障害雇用のコンサルティング」といったいくつかビジネスを掛け合わせることで、よりよい働き方を見つける仕組みを作っています。
今後は、これらのエコシステムを「教育」、「医療」等のより広い領域に広げていくことを目指しています。
◆ココピアのバリュー◆
そうした活動の中でココピアが大切にしているのは「共創」と「インパクト」の二つです。ココピアのミッション・ビジョンに対する挑戦は、社会全体と協力しあって達成するものです。そのためには、様々なステークホルダーに価値を提供し、協力体制を築かなくてはなりません。また、「ココピアの活動が社会に対して本当に価値があるものなのか?」を常に問い続け、広く深く長くサービスを提供していくことを重要視しています。
◆魅力的なメンバー◆
メンバーのバックグラウンドは様々です。戦略コンサル、会計士を中心としたビジネス系出身のメンバーと介護・障害福祉出身のメンバーが、それぞれのプロフェッショナルを活かして、共通の問題意識を解決すべく日々議論をしています。年齢は20代後半から30代前半が多く、プライベートで遊びに行くことも多くあります。月に1度は鎌倉で全社会議・食事会を開いており、各メンバーが交流し、刺激を与えあう環境を整えています。