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65名の自衛消防隊による、全社員対象の防災訓練を実施

ココネでは、毎年5月と11月に全社員対象の防災訓練を行っています。

およそ半年ぶりの実施となった防災訓練についてご紹介します。

1.シェイクアウト訓練&安否確認システムのテスト

今回の訓練は、午後2時45分に大地震が発生したことを想定して行われました。館内放送でアナウンスが流され、シェイクアウト訓練を開始。

※シェイクアウト訓練とは

2008年にアメリカで始まった、3つの安全確保行動「まず低く(DROP!)」「頭を守り(COVER!)」「動かない(HOLD ON!)」をその場で取る防災訓練。

(イラスト提供:効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議)

シェイクアウト訓練後には当日出社していない社員も含め、全社員に安否確認システムからテストメールが配信されました。

今回は、本人および家族のけがの有無・被災場所・出社は可能か・出社する場合の交通手段について通常の安否状況確認の他、防災訓練への参加を確認する項目が追加。その回答率は100%を達成しました。

2.自衛消防隊による訓練

ココネではオフィスに防災センターが無い代わりに、災害時に社内の避難指示や救命救急活動において中心的な役割を担う、自社防火防災組織「自衛消防隊」が結成されています。総務部主導のもと、各部署から選出された人員は現在65名。

今回は、

①救護班:社内チェックと要救護者の捜索
②設備班:社内の破損個所や火災を発見
③クリニック班:応急救護処置の練習

上記3つの班に分かれて、割り当てられたミッションに取り組む訓練も行いました。

地下1階駐車場で足を骨折し歩行できないという想定の社員を発見。

皆で協力し車いすに乗せ、救護室(coco medical clinic)で応急処置の練習。うでの骨折や手のやけど等、けがの状態を変えて対応するグループもありました。

設備班は社内をパトロールし、破損個所や火災が発生していないか調べました。3日分の水・食料を保管している災害時用の備蓄倉庫の中もくまなくチェック。

3.ほぼ全社員で屋外広場まで避難&消火訓練

今回は「1階給湯室横から出火」という想定で、屋外の広場まで避難する訓練も行いました。

エントランス側で出火したということで、サブエントランスや非常階段などの別の出入口からほぼ全社員が避難しました。

自衛消防隊の誘導のもと、近隣の方や通行人の迷惑にならないように粛々と行動。

近隣のグループ会社から避難した社員も合流。

もしオフィスで火災が発生した際、とりあえずどこに避難するかを身をもって体験できたと思います。

最後には、自衛消防隊と希望者による水消火器を使用した消火訓練を実施。



およそ半年に一度実施しているココネの防災訓練。総務部と自衛消防隊を中心に、社員それぞれが自分ごととして自発的に取り組み、防災意識を高めることができました。

今年は関東大震災発生(1923年9月1日)から100年となる節目の年です。大切な命を守り、救うために必要な行動を、いざという時に迅速に行えるように日頃から備えていきたいと思います。


こちらの記事もご覧ください。

・世田谷消防署から講師2名をお迎えし、自衛消防訓練を実施しました!
・楽しみながら備えを ココネの防災訓練


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