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よくある「エンジニアが足りない!」は人数の問題ではない

こんにちは、エンジニアの高橋です。

最近様々なエンジニアの方とお話をする中で、 「エンジニアが足りない。いいエンジニアが欲しい」 という趣旨のことをよく聞きます。 そこに対しての個人的に思うところの話です。

エンジニアが足りない

「IT人材白書2016 概要」によれば、日本のIT人材は国全体で110万人ほどいるようです。

それでもなお、IT人材は不足していると言われています。


なおIT企業が求める人材像という点に目を向けると、特に求められるのは大きく3つの要素ではないでしょうか。

1. 技術力

2. ビジネスアイデア構想力

3. 事業全体の技術を俯瞰し、全体を設計する能力

端的にいうと、「技術もわかるしビジネスもわかる人材」になります。

開発上がりのプロダクトマネージャーなどが、これに該当するのではないでしょうか。

Cluexのようなシードステージやアーリーステージのスタートアップでは、「プロダクトマネージャー」という役職がないことは珍しくありません。エンジニアが、プロダクトマネージャ的な要素を含めてサービスのグロースやマーケティングなどの事業戦略を考慮に入れつつ、開発に携わることもあると思います。

IT人材というと多少わかりにくい表現ですが、何はともあれ「エンジニアが足りない」ということです。

なぜ足りないのか

1. そもそも母数が少ない

これは上にあるままの内容です。先に挙げている「IT人材白書2016 概要」の企業アンケートを見ると、有効回答のうち90%以上の企業が「エンジニアが不足している」と感じているようです。110万人というエンジニアの供給に対して、企業側の需要がどれぐらいあるのかを具体的に知りたいところです。

母数が少ないという問題に対しては、未経験からエンジニアに転身したい方を社内で教育することによって、ある程度は母数を増やすことができそうです。


2. エンジニアの守備範囲がめっちゃ増える

個人的に思うエンジニアが足りない理由ですが、こちらの方が結構深刻な気がしています。単にエンジニアの数を増やすだけでは対応できない問題を抱えていると思っています。

エンジニアの守備範囲がめっちゃ増える問題

開発だけに絞って考えても、私が初めてプログラミングを覚えた頃にはフロントエンドならHTML/CSS/JavaScriptとjQueryくらいに考えておけば良かったものが、現在ではかなり細分化されています。Web Componentや仮装DOMという概念が出てきたり、JavaScriptに絞ってもNode.jsやAngular.jsを始め、React.jsやVue.js、Webpack、GulpやPackerなどが出てきたり、ライブラリも、技術的にできることも勢いよく増えてきました。そして、技術トレンドは1年経てばガラッと変わったりします。 


特にIT系のエンジニアは、コードを書く以外の部分でも、多岐に渡るスキルを求められるようになってきていると感じています。インフラを含めたアプリケーション全体のアーキテクチャ設計をしたり、UIやUXの最適化をしたり、クラウドサービスの増加によってミドルウェアを外部のマネージドサービスを使うのか自社で組み込むのかなどなど、様々なレイヤーと様々な粒度で考えることがあると思います。

例えばインフラをクラウドサービス上に構築するにしても、Microsoft AzureやGoogle Cloud Platform、Amazon Web Serviceがあって、ぱっと見似たり寄ったりだけれど、どこにインフラを構築するのが最適なのかといった判断が必要になります。 クラウドサービスでサーバーを構築するのであれば、AWSならEC2を使うのか、ECSでDockerを使うのか、そもそもコンテナを使うのであればGCPのkubernetesでDockerコンテナ管理するのかなどなど。

IT人材の不足は、単なるIT人材の増加で解決しない

どこの開発現場でもよくあることだと思いますが、「10人月の工数の開発案件にエンジニア10人をアサインすれば1ヶ月で開発が終わる」というような計算は、全然あてにならないと思っています。半年とか1年とか、開発に必要な工数が多くなればなるほど、単純計算で工数をはじき出してエンジニアをアサインしてしまうと、火を放った瞬間にプロジェクトが勢いよく燃えてしまいます。

上記の話は、開発の工数の見積もりに人月計算は合わないという趣旨でよく出てくると思いますが、別の側面として、できるエンジニアが一人いれば、普通のエンジニア10人を束ねるよりも生産性が上がるということも示していると思います。

IT人材の不足という問題の背景には、技術がより複雑に高度化し、このような単なる頭数の問題では対応できないということが往々にしてあり、だからこそ「フルスタック」なエンジニアは重宝されるわけです。少数精鋭のメンバーでチーム開発をすれば、それだけコミュニケーションコストもかからないですし。 一人当たりの全体に対するカバー率が上がるので、より全体最適なアーキテクチャを考えることにも繋がります。

こういう背景を踏まえてエンジニア個人のキャリア戦略を考えると、必然的に横断的な開発スキルを持ち合わせる方向に行くと個人的には考えています。 スペシャリストでもなく、ゼネラリストでもなく、スペシャリティを持ったゼネラリストといったところでしょうか。

なかなかハードルが高そうです。

個人のキャリア戦略としてどう捉えるか

「エンジニアの守備範囲がめっちゃ増える問題」は、既存のエンジニアにとっては「うまく使えば」追い風になると思っています。

例えばフロントエンド開発を生業としているエンジニアにとっては、デザインの領域に足を踏み入れていくことがキャリアアップかもしれませんし、あるいはバックエンド開発へと領域を広げていくことが、その人にとってのキャリアアップになるかもしれません。

ネイティブアプリのエンジニアであればiOSとAndroidの両方をカバーしたり、あるいはバックエンドの開発へ領域を広げれば、APIを含めて全部自分で作れるので重宝されると個人的には思っています。

いずれにしても、エンジニア自身にとっても会社にとっても、そういったWebサービスやネイティブアプリをサービス展開していく上では、フロントエンド/バックエンド/インフラ/ネイティブアプリなど横断的にスキルを持ち合わせる人材が重宝されるようになっていくのではないかと思うところです。

私たちと一緒に挑戦しませんか?

ずっと同じ分野を触っていて技術的な向上が見込めない。挑戦してみたい分野があるけど社内でやろうと思ってもできない。もっとコードが書きたい。所属する会社によって、環境も技術に対する考え方も様々です。より技術志向な会社で色々なことに挑戦していきたいと考えている方、ぜひお話しましょう。

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世界の教育格差を無くす!新技術で子育てサービスを加速させるエンジニア
Cluexは、「ITの力で教育格差を無くす」をテーマに、子育てをするママの情報格差無くす「mamanoko」を開発している会社です。 妊娠・出産・育児・子育てをするママのための情報サイト「mamanoko」 https://mamanoko.jp/ 「子育ての情報格差を無くす」というミッションに向かってサービスを開始し、まず、第一弾として子育てを応援するウェブサービスを展開しています。 利用者は「妊娠、出産を控えるプレママ、子育て中のママ」で、主に25~40歳までの女性ユーザーが愛用中。 今最も注目を集める「ママ」向け媒体として急成⻑し続けています。
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Cluexは、 「IT×教育で世の中を変える」をテーマに設立されました。 世界では貧困、飢餓、紛争、資本主義による格差が起きています。世界に存在するこういった大きな問題を解決していくのは人です。そして人を育てる教育こそが世界の不平等を救うことになります。 現在は第一弾として、"子育ての情報格差を無くす"ためにママ向けメディアのmamanokoを開発しています。 https://mamanoko.jp/ 利用者は「妊娠、出産を控えるプレママ、子育て中のママ」で、主に25~40歳の女性ユーザーが愛用中。 「子育て」に必須なサービスとして、今最も注目を集める「ママ」向け媒体として急成⻑し続けています。
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◆MISSION◆ 世界の社会問題を解決する 21世紀となった現代でも尚、 世界中で飢餓や貧困、戦争が起こっています。 この地球上で起きるあらゆる社会問題を解決できるのは唯一、人です。 そして、人を創るのは「教育」です。 「教育」の改革こそが、世界中のあらゆる社会問題の解決と人類の更なる発展に繋がると考えています。 世界中の子どもたちが平等な教育を受ける社会。 一人ひとりの可能性を広げることができる社会。 クルイトは、そんな社会の実現を「教育」の力で目指します。 ◆VISION◆ 「教育」で世界を変える。 この大学に行けば安泰だ。この企業に入れば必ず幸せになれる。 そういった「王道ルートを通ればよい」と考えられていた時代から、 正解のない時代へと変化しつつあります。 選択肢が増え、幸せの形が多様化し、自分で考えてつかみ取らなければならない、 個人の力が試される時代です。 しかし、こんなにもどんどん世の中が変化しているのに、教育の形は戦後からほとんど変わっていません。 考え方も価値観も違うはずの生徒たちが一つの教室に押し込まれ、一斉に同じ授業を受けています。同質で、受動的に知識を詰め込まれる教育です。 私たちは、そんな教育課題をビジネスを通じてアップデートし、社会問題の解決につながる人材を育成していきたいと考えています。 ◆SERVISE◆ ・キミノスクール:「自律した子供を育てる」ことに特化した学習塾 ・武田塾    :「授業をしない」ことが特徴の大学受験予備校 ・ままのて   :子育て総合メディア/アプリサービス ・塾み〜る   :全国の学習塾検索Webサービス ◎「自律した子供を育てる」学習塾:キミノスクール 「キミノスクール」の一番の目的は、テストでいい点を取ったりすることではありません。勉強ができるようになることも、受験に成功することも、人生を豊かにするための一手段にすぎません。大切なのはその先、自立した大人になって社会へ飛び立ち、活躍できる人材になることです。 キミノスクールでは、従来とは異なったコーチングやアクティブラーニングといった手法を用いて、自ら未来を切り開くことのできる自律した子供の育成を目指します。 オンライン/オフラインの両方で学習塾を運営しています。 一般的な塾とキミノスクールの違いは「子供たちが自分で決める」ことを重要視している点です。「人生の目的」を持つことが重要であると考えており、既存の学習塾の概念とは異なった、新しい学習塾の在り方を追い求めています。 ◎「授業をしない」ことが特徴の大学受験予備校:武田塾 生徒の自学自習を支援する大学受験予備校です。偏差値を上げるためには「わかる・やってみる・できる」の3ステップが必要ですが、授業では「わかる」までしかやらないため、授業を受けるだけでは成績に結びつきません。やってみる・できるのステップまでフォローすることで、本当の意味での学習理解度を高めます。大学受験を通して、自分で考え、決断し、自走する力のある人を育てます。 偏差値が30台だった学生を1年で難関大学への逆転合格へ導いた例も多数あります。 ◎子育て総合メディア/アプリサービス:ままのて(子育て支援サービス事業) 「ままのて」は子育てに悩む全ての方へ寄り添うべく運営されているアプリです。 今後は機能を追加し、日本の子育てメディア/アプリシェアNo.1を目指しています。 子供の教育は、民間教育(学習塾など)・学校教育・家庭教育の三つの要素から成り立っています。 「ままのて」は家庭でのよりよい教育のヒントを提供出来るようにするために開発されました。家庭では子供が最も多くの時間を過ごすため、民間・学校の教育がより良いものになったとしても、家庭教育が疎かである場合、最大限の効果は発揮できないと考えています。そのため、育児/教育メディアを運営を行い、家庭教育へのアプローチを続けています。 ◎全国の学習塾検索アプリサービス:塾み〜る(教育事業者向けITソリューション事業) 「塾み〜る」は全国の小中高生/保護者と学習塾を繋げるためのサービスです。 全国の学習塾へ「塾み〜る」への情報掲載を依頼するだけでなく、クルイトがこれまで得た学習塾経営ノウハウを活かして、日本の教育事業をアップデートするべくさまざまなご提案も行います。具体的には、Webマーケティング、その他のコンサルティングサービスを提供することにより、その学習塾がより良くなっていくような提案をしております。 幅広いソリューションをもって幅広いソリューションをもって、ゆりかごから受験までをフルサポートします。
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