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2020年新卒メンバー スクール部門3名の紹介

「世界の社会問題を解決する」を理念とし、ITとリアル両面から事業を展開するクルイト、そのスクール事業部門に3人が2020年新卒として入社する。
自身の経験から教育を現場視点で変えていきたいという願い、クルイトの“人”に魅力を感じて入社を決めた想いに迫っていく。

教育への想いはそれぞれの経験から

2020年に新卒入社を控えている3人の新人たちはそれぞれ、教育事業から社会を変えていきたいという想いがある。そんな彼らは、「教育」という言葉に対してどのような想いがあるのだろうか。

1人目の青木晃一は父の影響を受け、教育に対する想いを持った。

青木 「両親が教師だったので小さい頃から教育に対する関心は強くありました。その中でもとくに、父の影響を大きく受けたんだと思います。小学校の低学年から、小学校で働く父に仕事の様子を話してもらったり、実際に働いている小学校に連れて行ってもらったりしていました
また、父は人気者の先生で、担任発表のときに父の名前が呼ばれると、そのクラスの生徒が大喜びしていたと自慢されました。そんな姿を見ていたので『教師という仕事はかっこいい、将来は教師になろう』と思っていたんです」

2人目の内定者である小島宗一郎は、学生時代になぜ勉強をしなくてはいけないのか?と疑問に思ったことがきっかけだった。

小島 「人に聞いても返ってくる答えは『将来の役に立つから』『受験に必要だから』『教養だから』といったもので、雲をつかむような感じがして納得できなかったんです。自分が勉強をしていく中で、なぜ勉強をしなければならないのかという疑問に答えてくれる教師はいませんでした。そのため学生時代、学校教育は知識の詰め込み作業であると感じていましたね。塾でもビジネス重視で、なぜ学ぶのかということに重きを置いていなかったですし……」

その後、大学では教育学部の数学科に進んだ。高校時代になぜ数学を学ぶのかという疑問を持ち、歴史を調べていった。その過程で数学とは「言葉」であり、計算することは本質ではないと知り、数学が影であらゆる技術の立役者として貢献して来たとも知る。

このような経験から、自分が数学の真の姿を中高生たちに伝えるべきだ、という想いを抱いたのだ。

最後の内定者松永梨音は、「できないと言える教育をつくりたい」と思った実体験がある。

松永 「中学校時代では、 1年生のときに勉強や人間関係がうまくいかなくなり、誰にも助けてもらえず学校に行きたくない時期がありました。正反対に高校では、優等生になれたことで学校が好きになったんです。
中学、高校時代の経験を通して、ダメなところやできないことが先生にバレてしまうと嫌われる、と生徒が感じてしまう学校教育って、どうなんだろう?と考えるようになりました。学生時代の経験が、今の『できないということを言える教育をつくりたい』という強い想いにつながっています」

そのような違う境遇や経験をしてきた3人が、「教育」という共通点を持ってこのイトグチに集まった。

クルイトに3人が集まったきっかけ


▲内定者:小島宗一郎

3人はそれぞれ、どのようにクルイトと出会ったのだろうか。

教師志望だった青木は、地理の先生になるために教育系の学部に入学した。自分の目で世界を見て回り、その様子を生徒に話せるようになりたいと思い、大学を1年間休学して世界30カ国を回る。

しかし世界を回る中で、地理の授業で習ったことと実際に現地で見て感じたこととの間に大きなギャップを感じた。世界を回る中で海外の学校をいくつか訪れ、日本の教育との違いを体験し、教師ではなく日本の学校教育そのものを変える仕事に就きたいと考えるようになったのだ。

青木「『学校教育を変えるにはどうすればいいか?』を考える中で、出した結果は『新しい学校をつくり、学校の選択肢を増やす』ということでした。
ただ、自分ひとりでその夢を今すぐ実現するのは厳しいと思い、まずはひたすら教育業界のベンチャー企業を調べてリストアップしていきました。そんなときに、以前学生団体で一緒だった友人から『今働いているクルイトという会社が新しく学校事業を始めようとしている』という情報を聞き、すぐに Wantedlyで連絡をさせていただきました」

青木が友人から紹介された一方、小島は自分を見つめ直した時期とクルイトからのスカウトが重なったことがきっかけだ。

小島 「就活を金融とデータサイエンス業界で行った結果うまくいったので、将来を見据えて長期インターンで経験を積んでいました。そこで本当に自分のやりたいことを冷静に考え直したら、 3つの想いが出てきました」

第一の想いは、数学の真の姿を中高生に伝えたいというもの。第二に、学び自体がすごく楽しいと子どもたちに伝えたいということ。これは、学びは机に座って教えられることを覚える作業ではなく、自分の頭にある「なぜ?」を解決して、世界の見え方を広げたり変えたりすることである。そして最後に、日本人全員が学び続ける世の中をつくりたいという想いであった。

小島 「あらためて自己分析をしたら、 3つの想いが出てきて、その 3つに共通していたのが『教育』という 2文字でした。そのとき、奇跡的なタイミングでクルイトから、スカウトをいただいたのが、入社を決意したきっかけです」

そして松永は、一般的な勉強だけを教える塾には就職をしたくないが、民間で教育に関われる仕事を探していたときにクルイトと出会った。

松永 「私は就活中、民間で教育に携われる仕事を探していました。一般的な塾のように勉強だけを教えるのはやりたいことではないなと、モヤモヤとした気持ちを持っていたんです。
そんなときに Wantedlyでクルイトの募集を見て、『偏差値の高さだけを目指すのではない』というフレーズに引かれて応募しました」

「人を大事にする」そんなクルイトだから入社を決めた

▲内定者:青木晃一

教育から社会を変えていこうとしているクルイトと出会った3人は、何を決め手に入社を決意したのか。

青木 「決め手は大きく分けて 3つあります。 1つ目は、ゼロから新しい学校をつくれる可能性が高いから。2つ目に、理念に共感でき、事業内容も自分の愛せるものだと思ったから。そして 3つ目は、面接で出会った人や働いている人たちがみんな尊敬できる人だったからです。
1つ目の理由が一番大きいですが、理念や事業に自分自身が誇りを持てる会社に勤めたいという想いも強かったので、面接でもかなり多くの時間をいただいて、理念・事業内容・組織について質問しました。その質問に、皆さんが真摯に答えてくださったのが印象的だったんです」

クルイトは「教育をつくる」会社なので、本当に“人”を大切にしている。この想いが、選考の中で青木にしっかりと伝わっていた。そして小島は、クルイトの考え方に共鳴し、スキルの獲得と教育変革を同時に経験できると思い、入社を決めた。

小島「世の中の多くの問題は学びの姿勢に原因があり、これを解決するために教育に対して、同じ考え、想いを持っているクルイトの方々と一緒に、実現していきたいと思いました。
そして、属人化しやすい教育業界の中で、クルイトはしっかりとビジネスサイドを意識しており、ビジネススキルの獲得と教育変革のどちらも経験できると思いました」

また、松永は面接の中で「どんな経験でも認めてもらえる環境で挑戦したい」という想いから入社に踏み切った。

松永 「面接の中で、伸び伸びハキハキと自分の意見を話せて、一度も否定されなかったんです。しかも、失敗について語っても『いいねいいね』と認めてもらえる環境でした。
ここでなら、型やレールがないキャリアに挑戦できる!したい!と思えたことが決め手です」

教育を変え、自分も変える

▲内定者:松永梨音

きっかけはそれぞれ違うが、教育に対して熱い想いを持っている2020年新卒の3人は、クルイトでどういう人間を目指すのだろうか。

青木は、チームを引っ張り、目標に対して全員の良さを達成できるような人を志す。

青木 「最終的にイトグチの主幹となる新規事業をつくり上げたいと思っています。そのためにはまず、社内外の期待に答え続けて『あいつに任せたら大丈夫だ』と思われるような信頼を獲得しなくてはなりません。大きな目標に対して、チームを引っ張り、全員の良さを引き出し、その目標を達成できるような人になりたいです」

小島は熱意を持って、理想の学び舎づくりを目指す

小島 「教育の現場に立つものとして、自らの学びを止めることなく、毎日少しでもいいから成長し続けたいと思っています。そして、教育に対する熱意とビジネスサイドからの冷静な視点を持ち合わせて、日本の教育を変革します!そのためにまずはキミノスクールを理想の学び舎につくり上げていきます!」

小島は熱意と冷静な2つの視点を持ちながら、世の中にまだない本当の教育が行われる学び舎をつくり上げていってくれるだろう。

そして最後に松永は、教育に興味を持った中高時代の経験をきっかけに、「できない」を言える子どもが増えるような社会の実現を実際にしていく。

松永 「クルイトの誰よりも実績がないからこそ、誰よりも失敗したいと思っています。子どもが『できない』を言える世の中にするために、まず自分がダメなところをさらけ出して、人に助けてもらいながら成長していきたいと思っています」

青木、小島、松永は「教育を変え、社会を育てる」ためにクルイトの一員としても、ひとりの人間としても新しい教育をつくっていくために成長し続ける。

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