宮澤 梨夢さん/管理部(2019年入社)
エンジニアのサポート役として活躍する傍ら、オフィス移転のリーダーという重要任務を預かった宮澤さん。怒涛の日々の舞台裏を振り返ってくれました。
移転完了までのカウントダウン、スタート。
――恵比寿駅東口から徒歩6分ほどの場所にある新オフィス。エレベーターを出るなりいい香りがして癒されます・・・。
社員が増えてきたこともあり、移転の話は前々から出ていました。渋谷・恵比寿エリアでいくつか内見をする中で、前のオフィスからも近いこの物件と巡り会うことができたんです。複数の内装業者に見積りをとって現地調査をお願いしつつ、最終的には予算やスケジュールを踏まえて対応いただける業者さんに依頼しました。現地調査のタイミングで既にこちらの要望をデザインに落とし込んでくださったのも決め手になりましたね。
――それにしても、1ヶ月の移転計画とは・・・かなり慌ただしかったのでは。
そうですね(笑)でも、設立以来初のオフィス移転ですし、何とか成功させたいという気持ちの方が強かったかもしれません。大好きな仲間と働く場所だから、限られた時間の中でも妥協せずに進めていこうと決めていました。とはいえ、すべてはタイトなスケジュールの中で臨機応変に対応してくださった業者の方々のおかげなので、感謝の気持ちでいっぱいです。
細部までこだわりたい。仕事のパフォーマンスを最大限発揮できるような空間を。
――移転にあたって、譲れなかったポイントはありますか?
社員が快適に過ごせるオフィスにすることです。週5日1日8時間過ごす場所だからこそ、今まで以上に高いモチベーションで働ける空間にしたいなと。たとえば、前のオフィスではシックなデザインの来客スペースに対して、執務スペースはそこまで手を加えず白い壁のままだったんです。なので新オフィスでは来客スペースとの統一感を考えて、執務スペースも黒を基調にして、天井を抜くことで広く開放感を感じられるようにしました。あとは照明も蛍光灯から電球色に変えたんです。以前は眩しくて目が痛くなるという声があったので、集中できて仕事もはかどるような光の色合いや明るさを意識しています
――黒い壁との相性も素敵です!オフィスの家具からもこだわりが感じられますね。
来客スペースのレザーソファーは不特定多数の人が座るので、座り心地を重視した社長のこだわりです。社員がよく座って仕事をしているので、きっと快適なんだろうなと(笑)。ちなみに来客スペースや会議室、執務スペースは人が通る頻度にあわせて床材もそれぞれ違うものを使っています。ホワイトボードもガラス製で、インテリアとしても映えるのでとても気に入っています。
――色や素材、レイアウトまで・・・決めることが盛りだくさんでしたね。
壁の色を決めるにも何十種類もあって、迷わないことがなかったくらいです(笑)とはいえ、時間がなかったので自分だけで抱えこまずに、周りにアドバイスをもらいながら一つひとつ決めていきました。Wifiのルーターはどこに設置すれば通信速度が安定するのか、反響音で声が聞きづらくならならないようにスピーカーはどこに置くべきか、執務スペースの通路の幅はどのくらいが適切かなど、当たり前ですが決め事の多さは想像以上でした。
――刻一刻と期限が迫る中、業者さんとのやりとりで意識していたことは何でしょうか?
業者さんとの打ち合わせ後に社内で新しい要望が出ることも多かったので、決定事項や相談事項などは必ず文章で残すようにしていましたね。業者さんには電話のあとにメールでもお伝えして、お互いに認識の齟齬がないよう心掛けました。通常、移転計画の立案から新オフィス移転まで半年はかかるといわれているので、この短期間で実行できたのは協力いただいた皆々様のおかげです、と何度もお伝えしたいです!
社員満足度最高潮のオフィスを目指して。
――3月末に無事移転が完了。社員の皆さんの反応はいかがでしたか?
移転後に実施したアンケートでは、「今どきのオフィスになった」「前のオフィスとは雰囲気が変わって新鮮」など、嬉しい声がたくさんありました。ちなみに、オフィスコンビニはアンケートの声を受けて早速導入しました。数年後に再度移転のタイミングを迎えたときに参考にしたいので、アンケートはこれからも定期的に実施するつもりです。
――より良いオフィス環境を追求し続ける宮澤さん。今後の増床や移転を見据えて、実現したいことを教えてください。
会議室の数を増やして、あと適度な仮眠は生産性向上にもつながると思うので、仮眠スペースもつくりたいですね。自販機設置の要望も多かったので、社長にお願いしてみます(笑)。挙げるとキリがないですが、その原点にあるのは「社員の働きやすさのために」という考え方です。皆が気持ちよく働き、会社に来るのが楽しくなるように、工夫と改善を重ねていきますので、楽しみにしていてください!