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Classi便り2024年8月号

みなさま、こんにちは!
Classiのことをより知っていただく機会を設けたく、2023年1月から毎月Classi便りをお届けしています。

今月は、社員インタビュー第14弾として石川翔一さんにお話を伺い、Classiのアライアンス事業について語っていただきました。
現在、採用募集しているポジションにもなりますので、業務理解を深めていただけるのではないかと思います。ぜひ最後までチェックしてみてください。

それでは、早速インタビューしていきましょう!


<プロフィール>

2011年に株式会社ベネッセコーポレーション入社後、学校営業を担当。ICT教育支援等を通じてClassiの可能性を感じ、自ら希望して2016年にClassi株式会社へ出向。これまで、CS/マーケティングチーム、PMM(※1)、アライアンス組織の立ち上げを行う。現在は、PO(※2)として校務事業の戦略策定およびアライアンス構築に従事。

2020年、マーケティング部副部長に就任
2022年、プロダクトマーケティング部部長に就任
2024年、プロダクト本部副本部長、取締役に就任。

(※1) プロダクトマーケティングマネージャー
(※2) プロダクトオーナー

ー まずは、Classiの組織について教えてください。

Classiでは、生徒の学習支援(学習PMF部)と 先生の業務支援(Growth部)の2領域を基本としてサービス提供しています。

学習PMF(※3)部では、Classiプロダクトの学習トレーニング機能を開発し、AIやコンテンツの力を使って生徒の学びを支援しています。現在は、市場に受け入れられるPMFの活用フェーズです。
一方Growth部では、主に先生・生徒・保護者のコミュニケーションや、先生の業務効率を支援するサービスを開発し、現在は既存機能の改善から更に満足度を高めるフェーズに入っています。

(※3) プロダクトマーケットフィット(Product Market Fit)


ー なぜアライアンス事業を重要視しているのでしょうか。

昨今の教育業界や学校現場では、DX化やICT整備が大きく進んできており、学校が抱える課題が多様化している背景もあって、多くの会社との連携ニーズが高まっている状況にあります。
学校の環境変化も大きい中で、ICTをどう活用すべきなのかClassi社内でも検討を進めており、アライアンス事業(※4)にも力を入れています。これまでの他社の教材コンテンツとの連携や、SSOのような認証連携だけでなく、業務システムとのデータ連携、デジタル採点システムとの連携など、連携先の領域を広げています。

また、探究学習など、他のドメインに向けた動きも進めているところです。Classiの強みを活かしながらも、サービス同士のシナジーと売上の創出という難しいテーマではありますが、今後の事業成長に向けて重要な領域であると認識しています。

(※4) Classi連携サービス(https://classi.jp/feature/option/)


ー 「アライアンス企画」のミッションと役割について教えてください。

Classi社内以外のステイクホルダーとのアライアンス=連携を実現することによって、Classiの次の戦略、事業をつくること、そしてClassi社と学校教育そのものをアップデートしていくことをミッションに掲げています。
ミッションの実現には、まずアライアンス事業全体の売上拡大とマネジメントが必要であり、事業推進のため、大きく2つのことに取り組んでいます。
1つは、営業連携とプロダクト連携です。クロスセルアップセルで一緒に販売をしていくパートナー企業との営業連携や、プロダクト同士の連携によるシナジー効果の創出を目指しています。
2つ目は、事業拡大のための戦略構築です。ドメインを拡大したパートナー連携(例えば、大学向けプロダクトの提供)や、学校の先生の負荷を軽減する業務システムとの連携、決済等の事務領域への進出なども検討しています。


ー アライアンス事業を推進していく上で、現状の課題について教えてください

他の会社さんとアライアンスを組んで、Classiプロダクトとセットで売っていく形を持続可能なモデルにしていく必要があると感じています。単純に一緒に売って終わりではなく、しっかり継続してサービスを活用いただく、またプロダクト連携によって一緒に使うことのシナジーを生み出さなければならないというところは、次のフェーズに向けた課題だと捉えています。このプロダクトシナジーを生み出すためには、連携先のプロダクトのことも、お客さんのこともしっかり理解しなければなりません。中長期的にWin-Winな関係を築いていくためにも、このアライアンスの組み方ないし事業開発という領域の難易度は高くなってきていると感じています。


ー 現状の課題を踏まえた上で、アライアンス事業で実現したいことは何でしょうか。

プロダクトシナジーによって生み出される新しい教育文化を、より広げていきたいと思っています。
例えば、佑人社が展開するデジタル採点システムとClassiプロダクトが連携されたことによって、テストの返却プロセスが変わったんですよね。これまで採点結果を印刷して紙で返却していたところから、Classiの一機能にデータを蓄積、参照することが可能になりました。これによって、学校のテスト返却の時間や、テスト復習の時間が大幅に短縮され、より効果的なコーチングの実現を支援することができました。
これらは、佑人社だけでも、Classiだけでも実現できなかったような、アライアンスを組んだことによって生み出された価値です。学校教育における環境の変化も大きい中、これまでDX化によって学校の先生の負荷が軽減されたところで終わってしまっていたものが、その先にある教育文化を変えたり、つくったりすることができるチャンスがまだまだあると思っています。


ー Classiでアライアンス事業を推進することの面白みと、難しさを感じるところについて教えてください。

ゼロから1をつくっていくフェーズに面白みをすごく感じますね。
ただ、私がやっていることは、プロダクトを1から作るような新規事業開発とは違って、既存事業の強みを活かしながら売り上げをつくっていくことです。他社と協働しながらつくりあげていく要素が強く、社内のエンジニアやマーケチーム、またパートナー企業と対話を重ねながら、様々な方々を巻き込んでいく重要なポジションです。事業とプロダクトを繋ぎ、CSや営業をうまく動かさなければ事業の成功には繋がらないので、社内ベンチャーのような、経営者視点をもって事業全体をマネジメントする必要があります。そういった意味では、他社のアライアンス事業よりも難易度は高いのかもしれません。単純な営業連携による売上拡大というよりは、プロダクトとビジネスをどう繋いでいくのか、パートナーと顧客をどう繋いでいくかという視点を持ち続けています。また、教育業界ならではのルールや、制約条件を理解して進めていかなければ上手くいかないことも多くあります。

一方で、Classiというプロダクトが持つユニークなポジションとしては、80万を超える生徒・保護者・先生が日々利用しているサービスであること、加えて学習支援から日々の業務までカバーできる教育プラットフォームであることがいえます。その点からいうと、支援領域の広さや深さは業界の中でもトップだと考えています。学校の近くで事業展開しているからこそ、顧客の反応をすぐにキャッチでき、教育文化を変えたり、つくったりするチャンスがあるところが、Classiでアライアンス事業を推進する面白みややりがいだと感じています。


ー 最後に、Classiで活躍いただけそうな人はどんな方か、メッセージいただけますか。

Classiのカルチャーにも通じますが、当事者意識を強く持ち、広く深く考えられる方とともに事業をつくっていきたいですね。正解のない領域・業界だからこそ、トライアンドエラーを繰り返しながら前に進んでいく力強さや柔軟性を求めています。「子どもの無限の可能性を解き放ち、学びの形を進化させる」というClassiのミッションのもと、教育全体をより良くしていきたいという想いをもった方からのご応募をお待ちしています!

社員インタビュー第14弾は、以上となります。
今後も定期的に発信していきますので、ぜひチェックしてみてください!



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