定量・定性両方のデータを根拠に考えや意見を伝える/「コミュニケーションを諦めるな」を大切に実践[社員インタビュー vol.4:濵田さとみさん・小橋誉典さん]
みなさま、こんにちは!
Classiでは四半期に一回、社内報【times-Classi】を発行しています。
【times-Classi】では、さまざまな社員インタビューを通して、仕事への向き合い方やチームで働く際のtipsをシェアしています。
これまでは社内公開のみでしたが、みなさんにぜひメンバーの仕事への想いやカルチャーについて知っていただきたく、一部インタビューを公開いたします。
第四弾は、プロダクトマーケティング部の濱田さんと小橋さんのインタビュー(2022年6月時点)です!
ー お二人がClassiにジョインするまでのお話を聞かせてください。
濵田さん(以下、濵田):新卒でベネッセに入社してすぐにClassiへ出向となり、今年で社会人3年目です。その前は、大学院で、中学校数学の証明学習について、論理をパズル形式で学ぶアプリと、そのアプリで蓄積したデータを先生に還元すると授業がどのように変わるか?ということ等を研究していました。この経験を踏まえて、教育業界に絞って就職活動をしていたのですが、小橋さんにOB訪問をさせていただいて、ベネッセとClassiがどの会社よりも素敵だったので、志望しました!
小橋さん(以下、小橋):新卒でベネッセに入社し、2017年にClassiに出向してきました。 ベネッセでは、小中学生を対象とした進研ゼミのマークテストや記述模試等を作っていました。現在、CS部に在籍されている岡田さんとお仕事をご一緒したことをご縁に、Classiの業務内容を伺う中で、Classiであれば、お客様の声を基に、よりクイックにサービス改善へつなげられることに魅力を感じ、出向を志望しました。
ー 現在の業務内容とミッション達成に向けた役割を教えてください。
濵田:プロダクトマーケティング部は、Classiを使うことに価値を感じる顧客を増やすために、プロダクトサイドで作り上げられたプロダクトの価値を余すことなくお客様へ届けるというビジネスサイドの責任を持ち、かつお客様から頂く声をプロダクトサイドへきちんと還元することが求められている部署だと認識しています。
そのうえで、私が担当している業務は主に2つです。1つは、学習Ⅰ(ラーニング)チームで「Classiチャレンジ(※1)」のデリバリーとボトルネックの検証を進めています。顧客に価値を届けつつ、価値を高めるために何が阻害要因なのか/何を伝えるとよいのかをソクラテス(※2)を見ながら検証しています。2つ目は、マストハブサーベイと顧客課題バックログ(以下、顧客課題BL)の接続に向けたアンケート設問の検討や分析、プロダクトサイドで活かせるようなレポーティングを行っています。
小橋:私の役割は、学習Ⅱ(コーチング)チームで生徒のラーニング × 先生のコーチングの円環(※3) をドライブさせるために、学習Ⅱ管轄のプロダクトリニューアルに関して、デリバリーからプロダクト価値向上までのサイクルを顧客体験を基に回すことです。また、全社で納得できる優先度での開発と軌道修正を行えるよう、顧客課題BLについて、①優先度整理・全社BL接続(お客様の声に対して解決の優先度を整理し、各領域のBLへ接続)→②BL方針透明化(接続したものを実際にどう改修していくか方針を見える化)→③リリースデリバリー(リリースをする際にどのような方法でお客様へデリバリーするかを検討)→④検証・改善(お客様へデリバリーした結果を検証・改善)というサイクルを回しているのですが、私はこの②を担当しています。なお、先ほど、濵田さんがお話しされていた2つ目の業務はこのサイクルの④にあたるものです。そして、私はこの他にサンセット案件の責任者も担っています。
(※1) Classiチャレンジ:各種テストの事前学習として使えるWebテスト
(※2) ソクラテス:Classiのデータ分析基盤
(※3) 生徒のラーニング × 先生のコーチングの円環(以下図)
ー プロダクトサイドとビジネスサイドをつなぎながら、顧客課題を解決していくとのことでしたが、働くうえで大切にしていることは何ですか?
濵田:私は、定量・定性両方のデータを根拠に考えや意見を伝えるように心がけています。1年目の時にOJTの一環で、学校訪問させていただいたのですが、似たようなログなのに学校によって抱えている課題が異なるという場面を目の当たりにしました。このことが、ログだけでは学校の背景にある状況は分からない、だからこそ、定量・定性両方のデータをちゃんと見なければいけないと思うきっかけになりました。
小橋:濵田さんは、本当に数字から物事を語るということに長けていて、プロダクトマーケティング部の仕事としてとても大切なスキルを持っているなと感じます。
私は、2つのことを大切にしています。1つは、「心理的安全性の確保」です。前提として、色々な方の意見があることでプロダクトの価値を上げられると考えています。ただ、色々な意見が出せる状態にするには話の大小問わず言い合える関係性が重要です。そのため、心理的安全性がある状態を作れるよう心がけています。もう1つは、「コミュニケーションを諦めるな」ということです。実はこの言葉、プロダクトマネジメント部に在籍されている高野さんから頂いた言葉なんです。Classiには様々な職種の方や外部パートナーの方がいて、背景が違うことですれ違いやぶつかり合いが生まれやすいが、そこから逃げたら良いものは作れないと言われました。その時から、この言葉を大切にして実践するようにしています。
濵田:小橋さんは普通は諦めたくなるような状況でも粘り強くコミュニケーションをとって、皆が意見を言い合いながらアウトプットを練り上げていくところを引っ張っていっていてすごいんですよ!
ー ありがとうございます!最後に、メンバーに向けて一言お願いします。
濵田:プロダクトサイドとビジネスサイドのハブとして、Classiの良さを届けつつ、届けた先で得られた課題をプロダクトサイドに還元してより高い価値を持つClassiにできるよう精進いたします!
小橋:やっとお客様にプロダクトの価値を感じてもらえるようになってきたフェーズだと思っています。これから大きくサービスを変えようとしている中ですので、より多くのお客様に、より高い価値を感じていただくために、役割等関係なく、Classiメンバー全員で価値を伝える気持ちで頑張っていけたらと思います!
今後も社員インタビューを発信していきますので、ぜひチェックしてみてください!