社員インタビュー：通堂高広/セールス

≪ プロフィール ≫​

● 氏名：通堂 高広（つうどうたかひろ）
​● 職種：セールス（リーダー）
● 所属：神戸オフィス（人材紹介事業部）
● 入社：2022年
● 出身：広島県
※インタビュー時点の情報​

Compass以前は住宅会社や求人広告の営業を経験

自己紹介をお願いします

セールスを担当している通堂高広（つうどうたかひろ）です。出身は広島で、大学は京都の龍谷大学に進学しました。その時から関西に来ています。母方の祖父が京都だったので、少しは慣れ親しんでいました。2022年の7月にCompassへ入社し、現在は人材紹介事業部のセールスリーダーとして関西の中小企業へ営業しております。

通堂さんのキャリアを教えてください

大学卒業後に就職したのは兵庫県の住宅会社でした。当時は西明石に住んでいましたね。新築の一戸建ての部署と分譲マンションの部署があったんですが、私は後者の方に配属され、同期の営業12名と一緒に新規開拓の営業をスタートさせました。

飛び込みと電話営業で展示場へ案内する。ビジネスモデルがひたすらシンプルで給与は良かったです！ただ、1年くらい続けたときに「もっと社会に影響のあることをしたい」と思い、転職を決意しました。

2社目はどんな企業だったんでしょうか？

次の会社が人材系のキャリアになるんですが、求人広告会社（リクルートの代理店）になります。2004年～昨年までトータル16年くらいいました。タウンワークができて1〜2年くらいで拡大を一気にしていた時代です。当時はタウンワークも白黒で印刷されてましたね。ほかにも、フロムAやとらばーゆといった有名媒体を販売していました。

求人広告の仕事をしていて記憶に残っているエピソードはありますか？

とある会社でスタッフ写真を撮りたいから社員さんを集めてほしいと依頼したんです。そしたら、花火大会の仕事があるから、そこに来てくれと言われました。てっきり働いている方々の写真を撮れるかと思ったんですが、当日訪問したら有料席の案内係をナチュラルにさせられました（笑）。バイト代なかったです。ただ、そのおかげで働き手の大変さがリアルに分かって、今では良い経験として糧になってます(*^^*)。

もう一つは、とある飲食店の仕事。離職が多かったせいか、リピート掲載の受注が多かったです。私たちとしては嬉しかったんですが、しばらくした頃、その会社が倒産しました…。理由を聞いたところ、人員不足で店舗展開もできずに倒産したとのことでした。人が足りなくて会社がなくなることがあるということを身に染みて実感した体験です。自分の仕事は人の人生も、会社の人生も背負っているんだと！

Compassで働き、仕事に困っている人がたくさんいると実感

Compassに入社したきっかけを教えてください

それまでの仕事が、現場から離れてきたのがきっかけです。社内でのポジションは上がっていきましたが、「予算を100万～1000万もらって500人集めます！」というような規模が大きく、デスク上で数字とにらめっこする仕事の期間が5年くらい続きました。どんどん広告、人材って感じがしなくなってきたんです。

社長が代替わりのタイミングというのもあり転職活動を始めたんですが、いろいろ受けた結果、ほかもやることが変わる気がしませんでした。

Compassに決めたきっかけとしては、自分のキャリアを活かしながらも、戦うフィールドも目的も違った環境だったのと、求職者側の目線にたったことをやったことがなかったので、挑戦してみたいという気持ちが出たからです。

実際にCompassで働いてみての感想は？

前職が400～500人規模の会社だったので、組織としてはたくさんの人数がいたんですが、スタートアップとしての環境はかなりの新鮮さがあります。特に経営陣との距離がものすごく近いです。分業された一端を担う感覚ではなく、自分の仕事が事業そのものに大きく影響しているので、いい意味でやりがいがありますね！ 反対にプレッシャーも大きく味わう日々になっています。

あと、世の中が採用できない、、人手不足と言われている一方で、仕事に困っている方がこんなにもたくさんいるんだと目の当たりにしたのが、一番の衝撃です。Compassのように低所得者層の支援をしている人材会社はほとんどありませんので、そのあたりがソーシャルスタートアップならではのポイントだと思います。

現在の仕事内容を教えてください

プロジェクトをいくつも横断してはいるのですが、現在のメインは有料職業紹介部門の拡大です。現在は神戸市以外にも大阪、京都の自治体案件が動いているので、神戸以外の場所にも行くことが多いです。日々アクティブに動いています。

＜通堂さんの1日＞
10:00　出社（直行の時もあり）
　　　 メール、新規登録者の確認、　　　
11:00　チームMTG
　　　（新規の求人、新規登録者についての共有）
12:00　ランチ（神戸の街中で食べます）

13:00　問い合わせのあった企業へ訪問
　　　（訪問 or オンラインを使い分けています）
15:30　取材が終わって戻る
16:00　求人票の作成
　　　 別途自治体プロジェクトの企画を進める
17:00　全体MTG
　　　（月曜と金曜は定例であります）
18:30　終了
※プロジェクトの重なり具合によって残業

Compassは裁量権の大きさや寄り添う気持ちをもったメンバーが多いことが魅力

Compassの仕事に向いている人や、Compassの魅力などを教えてください

スタートアップなので裁量権大きく動きたい人には、おすすめめです。通常のHR企業が踏み込まない社会課題領域だからこそ、まだまだ課題がたくさんあります。目の前にいる方の雇用をどうやって生み出そうと頭を働かせながら体も動かす！スタートアップの醍醐味です。もちろんハードワークするときもあります（笑）。

ほかに向いていると思うのは、青い炎をもっている方。Compassのメンバーはみんなバリバリ働いていますが、圧がある性格の人はまったくいません。どちらかというと日本のHR市場に課題を感じたり、困った人たちを助けたいという寄り添いの気持ちを強くもったメンバーが多く、そういった意味では優しいメンバーが多いかもしれませんね。

Compassに興味をもった求職者の方へメッセージをお願いします

ほとんどのプロジェクトがまだまだ兼任が多いので、若手の方でもいきなりリーダークラスで事業を引っ張ることになると思います。

新しいメンバーが入社してくれるのを楽しみにしています！

【取材・記事作成】
　笹原 宇修

【撮影】
　淺野 陽介​

＜Compass5周年記念の写真＞