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数学的な美しさに実用が宿る。【メンバー紹介:創業者・取締役】

本記事では、チトセロボティクスメンバーのインタビューをご紹介します!


ALGoZa を発明したロボット科学者であり、経営者。

私の専門はロボット制御工学です。数学と物理学を使って、ロボットが自動的に巧みな動きを生成できるようなアルゴリズムを開発しています。同時に、チトセロボティクス創業者として経営も行なっています。

私はアルゴリズムが大好きです。アルゴリズムとは、シンプルだけど革新的な、美しい数式のことだと考えています。顧客の環境で安定して連続稼働するロボットシステムを制御するには、できるだけシンプルで、バグやエラーの余地がない理論が必要です。ロボットというと複雑な多様体のイメージを持つ人が多いと思いますが、その複雑さを解きほぐして実用に耐えうるシステムを実現する理論を生み出すのが仕事です。

「ロボットを初めて見た」クライアントと向き合う。


私たちがロボットを提供するのは、飲食店舗や倉庫といった、今までロボットが存在すらしなかった現場ばかりです。チトセロボティクスの顧客の中には、当社ロボットセンターで初めてロボットを見た、という方もいらっしゃいます。

お客様にはまず、「ロボットでできること、ロボットではできないこと」をご理解いただくことから始めます。ロボットの押し付けではなく、どうすれば顧客企業の現場工程を自動化できるのか、人手不足を補い、生産性を向上させられるのかを一緒に考えていただくためです。

ロボットを万能の機械のように考えておられる状態から、徐々に、ロボットはただの道具で、道具は使い様だ、と考えていただくことを心がけています。

顧客を幸せにする秘訣は、まずエンジニアチームが幸せなこと。


私が一緒に働くエンジニアチームは、チトセロボティクスの主役です。顧客企業の現場のユーザーや経営層の方々を満足させ、幸せにできるかはエンジニアチームの奮闘にかかっていると思います。
しかし、ただただ長時間残業したり、無理難題を押し通すのは違う、と考えています。

ロボットはただの道具で、生産性を向上させる道具です。その道具を開発するためにチームの生産性が落ちる様なことは絶対にしたくない。
顧客を幸せにする秘訣は、まずエンジニアチームが幸せであることで、その余裕の中から革新的なアイデアを生み出せるのだと信じています。


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