チャレナジーと第一生命が協力し、都市部でも設置可能な風力発電機の開発を開始
2021年6月30日 都市部等の人口密集地でも設置可能な小型の『垂直軸型マグナス式風力発電機(以下、「マグナス風車」)』の開発に着手。2022年初頭の本格稼働を目指す。 強風や風向の変化に弱いという従来のプロペラ式風力発電機の
https://challenergy.com/2021/06/30/4304ms-2/
皆さんこんにちは🙋♀️チャレナジーの採用担当です。
これまでに、代表取締役CEO・取締役CTO/開発統括マネージャー・取締役/コーポレートマネージャーの2023年の抱負を掲載しました。
改めて、2022年を振り返りたいと思います!!
当社は常に挑戦し続けてきましたが、2022年を振り返ってみると、これまでの挑戦が実り、さまざまな領域へと”拡”がった1年となりました。
2018年には石垣島に、2021年にはフィリピンに 10kW マグナス風車を設置し、稼働開始しましたが、実は、島嶼部だけでなく、都市部などでも防災と脱炭素を両立する小型風車を求める声が寄せられていました。
そこで2021年6月に発表の通り、第一生命保険株式会社と協力し、都市部等の人口密集地でも設置可能なマイクロ風車の開発に着手し、2022年から実証機を稼働することができました。
その実証成果を受けて、2023年4月より、災害に強いマイクロ風車として販売を開始します。
なお、マイクロ風車は、東京都主導による「東京ベイeSGプロジェクト」の「先行プロジェクト」に採択され、2023年夏の東京ベイエリアへの設置に向けて取り組んでいます。
さらには、青森県において、寒冷地向けの実証も始まっており、設置可能な領域を”拡”げる仕掛けをしてきました。
これまでも風車の大型化は検討してきましたが、2022年9月発表の前澤ファンドからの資金調達により、本格的にマグナス風車の大型化に着手しています。
2025年に100kWクラスのマグナス風車を稼働させる予定です。
なお、当社の垂直軸型マグナス式風車を知らない方に向けて、特徴を2点ご紹介します。
【特徴1】「マグナス力」の利用により発電できる風速域が広く、強風や台風時にも発電可能
当社のマグナス風車は、回転する円筒翼に風が当たることで生じる「マグナス力」を利用して、風車部を回転させ発電します。
円筒翼のマグナス力の大きさはリアルタイムに調整することが可能なため、従来のプロペラ風車の多くが最大風速25m/秒で発電停止するのに対し、マグナス風車は最大風速40m/秒まで耐えられる設計としており、プロペラ風車では対応できない環境下でも稼働できます。
【特徴2】垂直軸型により風向に依存せず発電可能
垂直軸型により風向にかかわらず発電できるため、プロペラ風車のように風向きに合わせる必要がなく、激しく風向が変化しても一定の稼働率を維持できます。これらの特徴があるため、大型化することで台風などが頻発する日本の風力発電の強化や島嶼部などを中心とした世界各国の非電化地域に、安定した電力普及の実現を加速させることが出来ます。
マイクロ風車・10kW機・100kW機の開発に挑戦しているため、組織体制が”拡”がり、かつ機能的な運用ができるような工夫をしています。今後もその進捗に合わせて機動的な組織体制を目指します。採用担当としては、開発や組織体制の”拡”がりにあわせ、採用方法も”拡”がりがありました。
ミスマッチがなく、入社後もワクワク働ける姿を目指し、出来るだけ情報が伝わりやすくなるように情報発信の機会を増やしました。
皆様が大事にされている考えと当社の大事にしている考えが合うかどうか、お時間がありましたら一度ご覧下さい。
ご興味のある方は、一緒に風力発電にイノベーションを起こし、全人類に安心安全なエネルギーを供給を目指しましょう!!