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Catallxyに自主性に秀でたエンジニアが集まる理由

「未来の製造業をつくる」をミッションに、無人工場を作って人類の生活水準を向上させることを目指すCatallaxyでのエンジニア文化について紹介します。

今回は、Catallaxy 代表取締役の大石さんにお話を伺ってみました。

ミッションができた背景は何なのか? また、エンジニア出身の大石さんだからこそできるCatallaxyのエンジニア文化とは?大石さんにお話を伺ってみました。

学生時代から感じていた製造業の重要性

ーー 大石さんは2015年に創業され、2018年からは金属加工取引のプラットフォームMitsuriを立ち上げられましたが、どの様な思いで事業を展開されたのでしょうか?

まず、「未来の製造業をつくる」をミッションとして事業を開始しました。シンプルに「もっとみんなの生活水準を高めたい」と考えたからです。

いま、ディスプレイの中の世界はソフトウェアの力でどんどん豊かになっていますが、既存産業などアナログの世界にソフトウェアの力はまだまだ活かしきれていない。まだまだテコ入れできる余地があって、自分たちがそれを実現できると考え、このミッションにしました。

ーー 大石さんは、学生時代から製造業のビジネスに着目されていたのでしょうか?

そうですね。まず、私の(母方の)実家が建築業なんです。なので、小学生の頃は資材置き場が遊び場で大工とか金物屋のおっちゃんとかに囲まれてました。建機とか工作機械も普通に遊び場にあったので、製造業は幼い頃から非常に関わりが深かったんですね。祖父は「どんなお偉いさんの家だろうがオレたち大工が作るんだ」と誇りを持っていて、そんな尊い製造業に関わりたいと当時から薄っすら考えてはいました。たぶん、大学に行くことがなければ、今ごろ製造業で職人とかしてたかもしれません。

そんな感じで、最初は「ビジネスとして」というか、実体験からくる憧れから入ったのです。そこから学生として歴史や経済を学ぶうちに、日本が世界の工場として一線級で活躍している事実を知って。自分もビジネスマンとしての知識や技術がついてきて。「あ、この業界を変えられるな」気持ちが強くなって。ビジネスとして参入したいとどんどん考えるようになっていきました。

「社内受託になるな」と言い続ける理由とは?

ーー 現在大石さんは、「自ら仕様を考えて実装できるエンジニア」を求めているとのことですが、その真意はどのようなものでしょうか?

弊社では言われたとおり作るのではなく、自ら仕様を定義する姿勢のエンジニアが必要です。なぜかというと、「デジタルトランスフォーメーション(DX)とはそういう姿勢から始まるものだから」です。

DX以前の考え方は、「営業の要件(ニーズ)を観察し、その中から効率が悪いオペレーションの一部をプログラムに置き換えて効率化する」というレベルのものでした。しかし、いまはコンピューティング技術がどんどん進化して、理想的なオペレーション・フローを定義しちゃえる時代になっています。要は、10-20%改善の「効率化」レベルのアクションじゃなくて、1000-2000%改善みたいな「革新」レベルのアクションが簡単にできちゃうんですよ。そのソリューションを持ち合わせているエンジニアこそが理想の製造業のオペレーション・フローを率先して定義するべきだと思うんですよね。

ーー つまり、エンジニアファーストの現場を作り出すことに取り組んでいるのですか?

プログラマーに大きな裁量を持たせたり、他のロールの人にもITリテラシーを高めてもらうことは意識しています。

私自身も経験したことがあるんですが、昔の開発現場は「プログラマー側 vs ビジネス側」という構図になっているところがほとんどだったんです。特にプログラマーは顧客から遠い位置にいるから、ビジネス側の言いなりになる傾向がありました。プログラマーが負荷が大きくて病みそうなタイミングになったら、「仕様に書いてあることしかやらない」と意固地になったり、納期遅延で反抗したり、最悪蒸発したりみたいな誰も得しない構図になりがちだったんです。

ビジネス側を「スーツ族の奴ら」、プログラマー側を「社内受託の奴ら」っていう揶揄を込めた呼ばれ方をしていたりしましたね。そういう不毛な関係は嫌なんですよね。「お互い困ってるんだから普通に助け合えばいいのに」って。なので、できるだけ対立しやすい区切りはなくして「お互いの足りないところを補って正のフィードバックループを回したい」という気持ちでチームビルディングに臨んでいます。

自主性のあるエンジニアの思考だからこそ実現した事例

ーー 現在Catallaxyでは自主性のあるエンジニアが必要とのことですが、エンジニア発信でなにか実現した事例はありますか?

弊社のプラットフォームの管理コンソールやバックオフィスなどはほとんどエンジニア発信じゃないでしょうか。例えば、弊社のマルチサイドプラットフォームなので消込み作業が多いんですよ。それを自動化するシステムとかは完全にその流れで実現してましたね。

ーー そのプロダクトに関しては、経理メンバーではなくエンジニア発信で実現したということですね?

そうですね、困ってそうなのを察して、エンジニア中心となって実装しました。
「期待に応えるためにどうすれば良いのか」、「今すべきことは何か」などは、ポジションに関わらず発信したい人が発信をする。それがCatallaxyの社風として今後も醸成させていきたいです。

自発的なエンジニアチームが将来のCatallaxyをリードする

ーー 現在自主性がありアイディアを発信するエンジニアを求めていらっしゃいますが、応募を検討しているエンジニアに向けてメッセージはありますか?

弊社のエンジニアは開発をするだけが仕事ではありません。先程も言ったとおり、仕事のフローそのものを自ら考え定義していく必要があります。DXって要はそういうことなんです。なので、いろいろな非効率なフローに疑いを持って、自ら「書き換えてやる」という考えを持ってほしいです。

確かにセールスメンバーがユーザーの要望を聞き出す機会が多いと思います。ただ、そこでエンジニアがセールスの言われたとおりに動くだけではなく、自分の意見も持ち合わせてプロジェクトを進行してくれたらなと思います。

Catallaxyでは、それぐらい裁量を持ってインパクトをもたらしたいと思う野心のあるエンジニアをお待ちしております。もしも自分でビジネスを俯瞰的にみて、上流工程から関わりを持ちたい人がいれば、ぜひCatallaxyに来てもらえたら嬉しいですね。

興味を持った方は、ぜひ以下のURLからお気軽にエントリーして下さい。

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