はじめまして、Carry Onの広報担当です。
今年度から初の試みとして社員全体で救命講習を受講してきました!
今回は、そこで得た知識や、実際の講習内容等をみなさんにお伝えいたします。
どうして救命講習を行うことになったの?
YouTuber所属事務所のCarry Onは、所属クリエイターのイベントを開催したり、イベントにお呼ばれすることが多くあり、日頃から応援してくださっている視聴者様がイベントにご参加してくださります。
しかしながら、楽しいイベントの裏には、常に緊急事態が発生するリスクが伴います。そこで、イベント中に万が一の事態が発生した場合に即座に対応できるよう、社員全員が救命講習を受講することになりました。
救命講習において目指すところ
今回の救命講習の目的は二つあります。
①緊急時の対応力向上
イベント中にお客様や同僚が緊急事態に遭遇した場合、迅速かつ適切な処置を行うためのスキルを社員全員が身につけること。
②福利厚生としての価値
社員にとって貴重な知識を提供し、イベントだけでなく、日常生活でも役立つ知識を習得する機会を与えること。
この目的を持って、いざ講習へ!
わたしたちが受講した講習内容
救命講習では、実際に発生したことを想定して体を動かしながら学びました。
応急処置の重要性
緊急時に迅速かつ適切に応急処置を行うことで、命を救う可能性が大幅に向上するそうです。
以下の画像のように、心臓が止まってから2分以内に応急処置を行った場合、命が助かる可能性は50%以上。応急処置を行わなかった場合は約25%と生存率が50%も異なります。
それほど応急処置は”大切な”行動ということを理解したうえで、少しでも蘇生の可能性があれば、その可能性に懸けた積極的な応急手当がとても重要であることの共通認識を受講者全員で揃えました。
早速、当社社員が受講している様子を踏まえ応急処置の流れをご紹介!
①病人の意識の有無、周囲へ通報の指示
\聞こえますかー!/
病人へ意識の有無を確認中。ここの意識の確認中に少しでも反応があれば、傷病者の訴えを聞き必要な応急処置を行います。
\誰か~!誰か来てください!あなたは119番を!/
周囲の方を呼ぶことでAEDを取りに行ってもらえたり、救急車を呼んでもらえたりと、心肺蘇生などの応急処置を止めることなく行えるのでこの行動もとても大事!
②心肺蘇生(CPR)
気道の確保 ⇒ 胸骨圧迫30回 ⇒ 人工呼吸2回
胸骨圧迫は胸が約5cm沈むまでしっかりと圧迫し、30回を目安に行います。意外と体力を使いました。
③AEDの使用
電極パッドを貼るためにシールを取り外しています。粘着力があるのでとるのに少し力が必要でした…!
貼り付ける位置は向かって左側の鎖骨下と右側の腰付近の位置に!
④止血
最後に出血が止まらない場合の対処法として、圧迫止血の方法や止血帯の使用方法についても学びました。「適切な止血ができると、救急車が到着するまでの時間を稼ぐことができる」との説明がありました。
他の応急処置と比較すると普段から止血については使用する機会が多いため、特に注意深く傾聴していました。
受講してどうだった?
学びと感想
わたし自身、今回この講習に参加してみて、自動車学校ぶりだったので、覚えているか半信半疑ではあったものの、実際に行ってみるとなんとなく知っているけれど「どうするんだっけ…」となっているアクションが多くありました。
また、自分の行動一つで分単位で救命の割合が変わってくるなんて改めて驚きました。心配蘇生を行うことにより、生存率が50%も変わってくることを知っているか、知らないかでその先の行動も変わってくると考えるのでこの機会に救命講習を受講できて良かったです。
講習で得た知識はあまり実践をしたくないですが(みんなが健康でいてほしいので)もしも、何かイレギュラーな事態が発生したときには迷わずに、率先して応急処置を行いたいです。
他にも様々な感想がありました。
社員A「実際に行うととても大変でした。心肺蘇生の胸骨圧迫は、繰り返し行うことでとても体力を使ったので周囲の人に呼びかけることは大切だと感じました。」
社員B「AEDを実際に使用することにより、現実で起きたときと同じような想定で実技ができたためとても良かったです。」
社員C 「応急処置や止血の方法を学ぶことで、職場だけでなく家庭でも役立つ知識が増えました。家族や友人にもシェアしたいと思います。」
救命技能認定証の授与
本講習を受講したことにより、救命技能認定証をいただきました。
この認定証は、心肺蘇生、AEDの使用方法等の講習(普通救命講習・普通救命講習(自動体外式除細動器業務従事者)・上級救命講習)を修了したことを証明するものです。有効期限は3年間です。
当社員はみんなこの救命技能認定証を授与したので、今後会社でイベントを開催したときや、日常生活で応急処置が必要な場面に遭遇しても、みんなが救命をすることができる強い会社です。
まとめ
今回の救命講習を通じて、社員全員が万が一の事態に備えた適切な処置を行えるスキルを身につけることができました。
この取り組みは、会社全体の安全意識を高めるだけでなく、社員同士の信頼関係を深める一助ともなりました。また、新たな福利厚生として社員の健康と安全を確保することができ、非常に有益な福利厚生の一環となりました。
今後も当社では、社会全体の将来を意識し、福利厚生から社会的意義のあるような取り組みに挑戦し、日常生活でも周囲の方に役立つ知識を提供します。
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