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こんにちは。広報アシスタントの安田です。
CAMPFIREの「この人気になる」シリーズ#7は10月から部長に就任した仁科留理さん。女性部長としてキャリアアップし、”matsukiyoFIRE”や”ビックFIRE”など大手企業との共同企画を担当。大きなプロジェクトを展開していく仁科さんの姿勢や人柄がとても魅力的でしたので、社員インタビューでお話を伺いました。
目次
- 入社までの経緯
- ブランドソリューション部の役割とは
- 部長として心がけていること
- 今後の展望
入社までの経緯
ーこれまでの経緯を教えてください。
料理やアクセサリーづくりなどものをつくることが大好きで、仕事もものづくりをしている企業に惹かれ、自分が信頼できるプロダクトの価値を広めたいという思いから、メーカーの営業・企画業務に従事してきました。
前職の家電メーカーではパーソナルケアカテゴリーの立ち上げメンバーとしてジョインし、百貨店内店舗の立ち上げ・販促企画業務、美容室向けのBtoBtoC営業を経験しました。
ーCAMPFIREへ入社を決めた理由を教えてください。
私の夢は自分のランジェリーブランドを立ち上げることです。大学で服飾美術学科を専攻していたこともあり、仕事の傍らキャリアカレッジに通いランジェリーデザインコースを修了しました。アパレルの中でも参入障壁の高いランジェリーの製造に興味を持ち、ランジェリーデザインの勉強を始めたのですが、そこでの学びが現在のCAMPFIREでの仕事へ繋がっていると思います。
ワイヤー入りのランジェリーを国内で製造するのは生産工程が多くとても大変で、実際に自分自身が多くの課題に直面したことから、ものづくりの大変さを学びました。この経験を通して、ものづくりに挑戦する方を応援できる仕組みはないか?一緒に悩み・挑戦できる場所はないか?という考えに至り、CAMPFIREのミッションと提供アセットに強く共感し、入社を志望しました。
そして何よりも面接時に対応いただいた社員達の人柄が魅力的で、この人達の仲間になりたい!と思い入社を決意しました。面接時に経歴だけでなく、私の夢についても深く聞いてくださり、応援してくださったことがとても印象的でした。
ブランドソリューション部の役割とは
ーブランドソリューション部はどのような役割を担う部署ですか?
ブランドソリューション部は、クラウドファンディング活用を検討される前の潜在層に対して、企業・ブランドが持つ課題を解決するためにCAMPFIREが持つビジネスアセットを活用してソリューションを企画・提案する部署です。
メーカーの製品開発や新規事業、マーケティング、広報、営業など、企業やその担当者が抱える課題に寄り添い、新たな製品開発フローやプロモーション手法を提案しています。
クラウドファンディングは単なる資金調達のツールと思われていたり、まだ抵抗を持っている企業がいる現状です。類似した企業のさまざまな使い方をご紹介することで、クラウドファンディングの可能性を感じていただき新たな挑戦の後押しに繋げられるように心がけています。
購入型クラウドファンディングの市場は、新型コロナウィルスの影響により需要が拡大し、ニッチ市場からスモールマス市場へ急成長を遂げた発展途上の市場であると捉えています。この需要拡大と合わせて、生活者の消費行動の変化・価値観の多様化により、クラウドファンディングの活用方法の幅も広がってきていると感じます。
資金調達はもちろん、製品企画のシーズ検証や、テストマーケティング、ブランドPRやコーポレートPR、販路開拓、販売促進、ファンマーケティングなど、企業・ブランドのフェーズや課題に合わせて、適切なソリューションを提供していきたいと考えています。
ーこれまでどのようなプロジェクトを手掛けましたか?
クラウドファンディングに挑戦されるプロジェクトオーナーの方々は、クラウドファンディングのプロジェクトが終了したら終わりではなく、事業を継続・発展させていく必要があります。そこで私たちは、クラウドファンディング挑戦時のサポートだけでなく、挑戦後の販路開拓・販売促進をスムーズにサポートできるようなソリューションを提供してきました。
前担当者から引き継ぎ、ビックカメラとの共同企画”ビックFIRE”の運営・拡大を行いました。”ビックFIRE”の企画は、クラウドファンディング挑戦中にプロジェクトオーナーとビックカメラのバイヤーをお繋ぎして商談を実施いただき、採用された製品はクラウドファンディング終了後にビックカメラ店舗内のビックFIRE特設コーナーで販売ができるという座組みです。
バイヤーからは、これまでの製品とは違う視点や手法で、世の中の困りごとを解決できる製品をバイイングできる点で魅力を感じていただけました。
CAMPFIREでクラウドファンディングに挑戦するプロジェクトオーナーにとっては、クラウドファンディングの挑戦と同時にスムーズに販路開拓を進められるメリットがあります。また一般販売前にバイヤーからのフィードバックを受け、一般販売に備えた準備ができるのでとても喜ばれます。
第一弾の企画はビックカメラ有楽町店1店舗で展開し、反応が良かったことから第二弾では全国13店舗での取り扱いに繋がる企画となりました。
またこの企画をガジェット以外のカテゴリへも展開し、2023年9月末には全国にマツモトキヨシを展開している株式会社MCCマネジメントとの共同企画”matukiyoFIRE”の特設コーナーが渋谷旗艦店SHIBUYA DOGENZAKA FLAGに誕生しました。
部長として心がけていること
ーこれからどのようなチーム作りや、部署としての目標を掲げていますか?
”ビックFIRE”や”matsukiyoFIRE”等のクラウドファンディング後の販路開拓の拡大だけでなく、今後はクラウドファンディング挑戦前の製品企画の検証サイクルにおいて、クラウドファンディングを使ったソリューションを提供していきたいと考えています。
CAMPFIREの魅力は、単にモノを購入する場所ではなく、アイドルの推し活に近い感覚で、プロジェクトオーナーの人柄やブランドにかける熱い想いに対して応援したいと思う気持ちが集まる場所であり、ブランドの理念や価値観に共感した人たちが集まる場所であると理解しています。
生活者の価値観が多様化する中で、企業・ブランドも製品開発のプロセス、開発にかける思いや価値観を伝え、価値観に共感した方々が参画し、そのブランドを育てていく、そんな場所を目指していきたいです。
ー部長として心がけていきたいことを教えてください。
ブランドソリューション部はCAMPFIREのさまざまな部署の中でも、中長期の視点でCAMPFIREをどんなプラットフォームにしていきたいのかを考えていく必要があります。
部長となって自分自身の意識にも少し変化が生まれ、これまでよりも一段視座を高め、より会社全体の将来像を考えた上で戦略とアクションを考えようと思っています。
また、CAMPFIREで働くメンバーはCAMPFIREで成し遂げたいこと、誰の役に立ちたいのか、どんな価値観を大切にしたいのかなど、CAMPFIREと自身の成長に対して明確な目的意識を持って入社している方が多く、それぞれの考えを尊重する文化が醸成されています。
一人一人の目的意識や価値観を大切にしながら部のミッション、ひいては会社のミッションへ繋がる取り組みができるよう、意識しています。自走力が高く多彩なメンバーに恵まれ支えられていることもあり、メンバーが主体となってリードし、必要な場面で自身がサポートできる体制を作っていけるよう意識して動いています。
今後の展望
ー仁科さんがCAMPFIREで大切にしていることを教えてください。
メーカー時代の有形プロダクトの営業とCAMPFIREでのプラットフォーム運営を通じて言えることとしては、ユーザー視点を持つことが最善のソリューションを生み出す鍵になることです。そのため、企画を設計する際も、机上で考えすぎずユーザーの方々に向き合うこと、また彼らがどんな課題を抱えているのかを常に意識しています。
設計途中の企画についても、積極的にサウンディングし、フィードバックをいただくようにしています。ご指摘から学ぶことが非常に多く、良い反応をいただくと素直に嬉しくてわくわくし、それが働く原動力となっています。
部長になってからは主担当として動くことが減り、部の活動をまとめたりサポートする業務の比率が上がりましたが、ユーザーの声から遠ざかってしまわぬよう、企画の設計段階ではメンバーに依頼して商談に同席させてもらっています。
ー今後CAMPFIREで挑戦してみたいことや目指すことを教えてください。
CAMPFIREの強みは取り扱いプロジェクトのカテゴリが幅広いことだと捉えています。オールジャンルのプロジェクトを扱うCAMPFIREだからこそ実現し得る、カテゴリの枠を超えたコラボプロジェクトを生み出し、CAMPFIREらしい新しい価値を提供していきたいと考えています!
CAMPFIREでは共に挑戦する仲間を募集しています。「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。」というCAMPFIREの想いに共感し、楽しみながら働きたい方はぜひ、ジョインいただければ幸いです。