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【社長インタビュー】創業ストーリー


前回の投稿では「CAMPANELAの年末年始」と題し
弊社の仕事納めの日と翌年の仕事始めの日の様子についてカジュアルにお届けいたしました。


そして、今回は皆様にCAMPANELAの創業のきっかけや社長の想い、
CAMPANELAの今後の展望をご紹介させていただきたく、
弊社代表取締役の平岡社長にインタビューを行いました。
※最後に一部動画もアップしております。

Q)「アウトドア」の会社を起業しようと思ったきっかけを教えてください。

そうですね。「アウトドア」をビズネスにしようと思った点では、遡ると、登山好きの父親の影響で幼少期から山登りや釣りがとにかく好きでよく連れて行ってもらっていたことが始まりですね。おのずとアウトドアは自分にとって、身近な存在でした


高校や大学時代はスキーやスノーボードが好きになり、社会人になってからもアウトドアそのものがライフスタイルの一部になっていました。またファッションが好きになったのも高校時代からで、バイトで稼いだお金はほとんどファッションにつぎ込んでいました。


「アウトドア好き」「ファッション好き」という背景がある上で、オンラインで物を購入するときに、福井というローカルエリアならではの問題点を目の当たりにしました。


福井は都市部に比べて小売店が少ないため、オンラインストアで商品を購入することが多かったんですが、当時は「商品の詳細な説明」や「情報」がオンラインストアでは伝えきれていない現状がありました。買い手への情報が本当に少なかったんです。


この情報の少なさの中で、オンラインで商品を探すことに対して不満や不安を持っている人が多いのではないか?と思ったんですよね。


だったら、自分がやって情報を届けることができたらその問題は解決できるのではないか、そう思いました。

そのツールとして、自分の好きなアウトドアの商品で表現すること、親切丁寧な説明と画像、
そしてお客様対応のサービスで納得して使っていただけたらと思ったことが起業のきっかけです。


Q)最初は小さいアパートの1室からスタートしたと聞いています。会社をスタートするときのお気持ちはどうでしたか?

正直、会社をスタートするときは不安でしたね。
実際に自分で始めるという希望や楽しみもありましたが、やっぱり不安の方がはるかに大きかったです。

実際にお金を借りたり、売上が伸びなかったり、取引や仕入れができなかったりという課題が最初たくさんあったので、1つずつクリアしていきました。

不安の中でも、とにかく、がむしゃらに働いてました。

特に家族の支えも大きかったです。特に妻は起業することにすごく応援してくれ、家庭の面でも仕事の面でも一番の理解者でした。立ち上げの時の一番の功労者は妻だと思っています。
今でも家族は大きな存在です。


Q)初めて売れた商品はどんな商品でしたか?

会社を始めた当時がバックパックを中心に販売しました。

最初に売れたのは「karrimor(カリマー)」というブランドの「ridge25」でしたね。

”売れる”って信じていたので、もちろん嬉しかったですが、驚きとかはなかったんです。たまたま売れたとかではなく、売れるべくして売れたと思っています。

やはり自分自身で細かく写真を撮って、説明をして、この商品の良さをさまざまな工夫で伝えれば、絶対売れるだろうと思っていたので。自信がありましたね。



Q)2023年で創業15年目を迎えますが、一番心に残っている出来事はなんですか?


節目節目で印象的なことがたくさんあって順番はつけられないですが、3つあげますね。


1つ目は、会社でお金を借りたときは結構記憶に残っています。
ドキドキしましたね本当に。しっかりとこのお金を返していかないといけないなと覚悟が芽生えたというか、強い気持ちになりましたね。

2つ目は、初めて従業員を雇ったとき。
この会社に入社してくれた人だからこそ、この人の生活を守っていかなければと思いましたし、ある意味一緒に人生を歩んでいくわけなので、責任というものを強く感じたのを覚えています。

そして、3つ目はオンラインストアも含め、実店舗を作ったときです。
実店舗を出すというのは大きな目標の1つでしたので、やっと夢が叶った瞬間で。本当に嬉しかったです。鮮明に記憶しています。



Q)EC店舗の「SUNDAYMOUNTAIN」と実店舗の「THE GATE」はどんな想いで名前を付けられましたか?


「SUNDAYMOUNTAIN」は文字通り、「日曜日の山」という意味なんですが、日曜日に山に遊びに行ったり、アウトドアに遊びに行く人が集う店になってほしいという願いを込めて名付けました。


「THE GATE」は、来店される方がアウトドア商品に触れてもらえるための「入口」となりたいという想いが込められています。
雑貨やアパレル、キャンプを取り揃え、ファミリー層をターゲットとした店づくりにし、誰もが楽しめる店舗として、またアウトドアグッズをライフスタイルに取り入れてもらいたいという想いで展開しています。


Q)今後カンパネラはどのような方向性で動いていくのでしょうか?この先の展望を教えてください。

「SUNDAYMOUNTAIN」やプライベートブランドの「DVERG」では、取引先メーカーの商品を売っていきつつ、自分たちが表現したい商品をプライベートブランドでしっかり作り出していくことに注力したいと考えています。
過去の実績から、顧客データはたくさん持っているので、しっかり情報を集約・解析して商品開発に活かし、お客様に届けていきたいです。

実店舗は「THE GATE」を中核として、今ある店舗のブラッシュアップが最優先ですね。
そして将来的には、各地のフィールドに合った店を展開したいと考えています。

例えば福井でいうと、勝山や大野には”スノーショップ”や”フライフィッシング”の店、海沿いには”カヤック”を楽しめる店、山沿いには”トレッキング”の店。そういった、よりローカルなエリアにこそ気軽に寄ることができる店舗があるといいなと思っています。


私たちは「アウトドア人口を増やす」という理念の通り、アウトドアをする人を増やしていきたいと考えています。つまりこれは仲間を増やすということですね。
アウトドアをする場所というのはローカルエリアです。アウトドアをするとなると、必然と都会ではなくローカルエリアに向かうはずです。

だからこそ地方に向かって遊びにいく人を増やすことができれば、地方の魅力を感じ移住する人も増え、地方で活躍する人が増える。

そういう人が増えれば、地方はもっと活性化するのではないか。


これが弊社のビジョン「地方を変える」に繋がるものだと考えています。



Q)カンパネラのスタッフへ求めていることは何ですか?

そうですね。まずは、そりゃ「アウトドアが好き」な人が良いですよね。(笑)


また「地方を活性化したい!」とか「オンラインでお客様により多くのアウトドア商品を届けたい!」というような強い”想い”のある人がいいと思っています。

スキルというのはもちろんある程度は必要だと思っていますが、必要なスキルはあとから付いてくるものですから、まずはこの会社で成し遂げたい強い”想い”が大切だと感じています。



Q)アウトドアを提案する会社として、理想の働き方はございますか?

こうあってほしいなというのは、「しっかり遊んで、しっかり働く」。これです。

例えば今日(このインタビュー取材当日)とかは天気が良くて、昨日雪が降っていれば最高のコンディションなんですよね。※社長とても嬉しそうに窓の外の天気を見ながらこの質問に答えてくださっていました

午前中、仕事を休んでゲレンデにいるっていうのは僕は良いなって思います。
朝滑りにいって、昼から働く。
そんな人がたくさんいていいと思っていますし、アウトドアを提案するこの会社にとっても良いと思います。
もちろん仕事もしっかり本気で働く。時間内でしっかりパフォーマンスしてもらって成果を出すことが条件ですが、身体も心もリフレッシュした状態で働くことができ、仕事にも良い影響があると思っています。


Q)今後アウトドアで、「地方」また「日本」はどのようになっていってほしいと願いますか?

都市と地方は対極で話されることが多いと思うんですが、
アウトドア=遊び場所というのは、おのずと「地方」になると考えています。

だからこそ地方活性化にはアウトドアや観光は切り離せないですし、地方が抱えている課題を解決する1つの方法として「アウトドア」があると思っています。

どの地方においてもそれぞれのエリアの特色を活かしたアウトドアツールやアクティビティで訪れる人を喜ばせるような「地方」になってほしい。そう願っています。

そのためにも、まず福井でアウトドアを提供するわたしたちカンパネラが一丸となって時代に合わせあらゆる方法を思考錯誤しながらアウトドアを多くの人に提供する企業でありたいですね。


Q13 社長にとって「アウトドア」はどんな存在ですか?


これがなければ、今の自分はないですし、この年になっても「もっとアウトドアをしたい」と思っているし、「もっとうまくなりたいな」という自分を成長させてくれるものであり、仲間と楽しみ、切り離せないものになっています。


私にとってのアウトドアはやはり、「楽しみであり、人生そのもの」ですね。


当日のインタビューの一部を動画(YouTube)でも配信しています!
↓↓ ぜひ下記からご覧ください ↓↓


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