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演劇・飲食業界を経て、今Cajonでやりたい事は、やっぱり関わる人に喜んでもらうこと。

Cajonに入る前について教えて下さい

高校を卒業して最初に就職したのは、百貨店の子供服売場です。そこで洋服販売の仕事をしていました。実は今まで話したことがなかったのですが、その後、19歳の頃に演劇がやりたくて会社を退職しました。 私が『演劇』って言ったら、多分社内の全員が驚くんじゃないかと思います笑。

演劇に興味を持ったのは、舞台を観に行ったのがきっかけでした。 何度か舞台を観に行っている中で、たまたま『稽古に来てみる?』と声をかけてもらい、入団。といっても、本当に狭い場所で数人でやっている小さいな劇団でした。初心者の私でも稽古に出させてもらえたので、最初は、受付の手伝いをすることから始まり、その後年に2回ほど舞台にも出ることができました。

ただやってみたい!という思いだけで入団した劇団でしたが、そのために会社を辞めて収入もなかったので、稽古を続けるために飲食店でアルバイトをしていました。本当に小さい劇団で、舞台に必要な道具や衣装などの費用も自分たちで負担しないといけないし、演劇は好きだったけど、本格的に役者として食べていくといったことは考えていなかったので、だんだんと現実を見るようになりました。 劇団を通して知り合った脚本家さんに40代くらいのおじちゃんがいました。その人の書く脚本がドストライクで大好きだったんですが、現実は脚本の仕事を続けるために、アルバイトをしたり・・・といった姿を目の当たりにし、自分はこの先ずっと、そこまでして演劇を続けたいか?この世界しか見ないで生きていていいのか?と思うようになりました。

そんな折、ある人から、『今やっている飲食の世界で面白みを見つけてみたら?』と言われたんです。演劇を続けるかどうかを考え直していたタイミングだったので、その言葉を受けて飲食で頑張ってみるのもいいのかもしれない!と思いました。 確かに、飲食で人と接することや、飲食店の、みんなが楽しそうで盛り上がっている空間がすごく好きでした。忙しいランチの時間に入る前は、なぜか気持ちが上がったりしてました笑。改めて、演劇と同じように飲食でお客様を喜ばせることができればと思いました。

演劇を辞める決断をし、新しく入ったのが、小さいワイン居酒屋です。それまでも飲食店でアルバイトをしていたんですが、19、20歳の頃だったので、テイスティングもできないしお酒の事が全然わからなかったんです。特にワイン。ですが、ワインこそお客様から味や種類について聞かれる事が多く、それに応えられるように、ワインに詳しくなりたいと思ったのがお店を選んだ理由でした。 小さいお店でしたが、オーナーがレストランで働いた経験を持っていて、シェフの他に、バリスタやパティシエもいる、プロの料理人が集まるお店でした。ちゃんとした料理が食べれて、でも気軽な雰囲気なところがとても好きで、自然と長く働き、濃い時間を過ごしました。 アルバイトも社員も関係なく仕事を任せてもらえたので、忙しいし厳しかったですが充実していました。 それから、長くお店にいると、私に会いに来てくれる常連さんもできて、自分が必要とされている事が嬉しかったし、やりがいを感じながら仕事をしていたと思います。

そんな状況の中、飲食を辞めて再度就職をしようと思った理由は、今後のライフスタイルを考えた時でした。お店がすごく人気で、いわゆる繁盛店だったので、次第に店舗が複数展開するようになりました。 その影響でスタッフが分散されて、今まで以上に勤務時間が長くなり、お昼に出勤して終電まで仕事をする。という働き方を休み無しでしていました。慣れている仕事といっても当然身体にはこたえます。

何かを変えないといけない。と思いながら、仕事を続けていましたが、24歳になった頃に、改めて今後のことを真剣に考えました。10代から20代の前半までは、やりたいことがたくさんで、何も考えないでとにかくやりたいことをしてきました。 だけど、これからは働き方や、将来のことを考えないといけないと思ったんです。 実際に、今の働き方を続けるのには限界があるとも思いました。 飲食をずっとやってきたし、とても好きな仕事だったのですごく悩みましたが、 就職をするなら今しかない!と辞めることを決意し、就職活動を始めました。

Cajonの事は何で知りましたか?

ジェイックという、就職を支援する会社を通してCajonを知りました。 就職活動をスタートしてすぐ、エージェントに登録をしたんですが、企業で働いた経験が少なかったこともあり、そんなに簡単に会社に入れない。という事を実感しました。そこで新たに見つけたのがジェイックのサービスでした。ジェイックは、今まで働いた経験が少なかったり、フリーターだった人の就職をサポートする会社だったからです。

ジェイックでは、まず初めに2週間の営業研修を受けます。その中で、ビジネスマナーの基礎、メンタル面などを鍛えられました笑。最終的には2日間の飛込み営業研修もありました。そもそも営業自体初めての経験だったので、研修中はすごく大変でしたが、自分と同じ状況で頑張っている周りのメンバーと励まし合いながら、 なんとか研修を終えることができました。

研修が終わったら、次はいよいよ企業との面談です。 就職フェアのように、一つの会場に複数の企業が集まり、お見合いのようにお互い10分間のアピールタイムがあります笑。そこでマッチングしたら、選考に進みます。その会場で出会ったのがCajonでした。

当然、メンバー全員が会場全ての企業に順番に回るので、面談が終わったメンバーから、その企業がどんな印象だったか?という事前情報が流れてきます笑。 Cajonはどうだったかというと、『やばいよ!』って言われていました笑。『やばい』と言っても、会社や仕事の事ではありません。大体の企業が、企業側からの説明だけで終わってしまうんですが、Cajonは学生からの質問時間がメインで、座ってすぐ『気になることがあれば遠慮なしに質問して下さい。』と反対に聞かれるとのこと。

ただ私としては、就職活動を始めたきっかけが、将来長く働けることを考えてだったり、働く環境のことを考えてだったりしたので、普通だったら聞きにくい事でも、正直に質問させてもらえるのはすごくいいなと思いました。

実際Cajonの面談では、社長の中福さんが、私の質問にしっかりと応えてくれました。女性が働きやすい環境なのか?結婚しても続けられる仕事か?など気になる事をお話ししたんですが、『僕を初め、家族がいるメンバーもいるから、女性の働き方に関しては理解があるし、プライベートと仕事は分けて考えられる環境です。』と、前向きな言葉をもらえてすごく心強かったです。素直にもうちょっと詳しく話を聞いてみたい!と思いました。

最終的に、Cajonに入る事にした決め手はなんでしたか?

実は、Cajonが何をしている会社なのか、完璧に理解していた訳ではありませんでした。ただ、印象に残っているのは、先ほどお話したように、企業説明会での対応ともう一つ、面接の日に、実際会社で働いている先輩のお話を聞けた事です。

その日は会社がお休みだったんですが、私の都合に合わせて、社長をはじめ皆さんがスケジュールを調整をしてくれました。さらに、面接だけでは実際の雰囲気が分からないだろうから。と、面接とは別に先輩との面談の時間を設けてくれたんです。

面談といっても、社外のカフェで、気軽にお話しをするという感じです。そこで、社長の中福さんの人となりが分かるエピソードを聞いたり、私からもいろんな事を質問したりお話することができました。 普通、先輩と話をするんだから仕事の固い話なのかな?と思っていたんですが、全然気取らずにたくさん話をしてもらえて、すごく会社の事を知れた気がしました。 Cajonと並行して選考が進んでいた会社もあったし、正直迷う気持ちもあったのですが、その日の面接を終えて、Cajonに行きたい率が99%になっていました。

どこの会社に行っても、絶対辛いことはあるだろうけど、その時に、この人たちとだったら乗り越えられると思いました。やっぱり会社で働いている人と出会うってすごく大事だと思いました。

今はどんな仕事をしていますか?

今は、広告運用チームに所属して、主にお客様からお任せいただいている広告の運用や管理を行っています。その他に、ITブートキャンプの生徒さんの面談・対応・スケジュールの管理と、いろいろな業務に携わっています。 以前は営業をやっていたんですが、『数字をガッツリとってきます!』というのが得意なタイプではなくて、、、。一時期、売上が立たないことにすごく悩んでいた時がありました。ですが、中福さんは、そんな私のできない所を見るのではなく、その人の適材適所と言うんですかね、それを考慮して、新しい業務に関われるポジションに私を配置をしてくれました。それがITブートキャンプの個人様向け研修の対応です。

面談を通して、生徒さんの声を直接聞けるのはとても貴重ですし、自分に合っていると思います。入隊を決める前の面談で、『峰松さんに話をしたことによって目標がクリアになった。』と言って頂けたり、『学習に対して迷いがあったけれど、入隊を決意することができた。』と言って頂けたりするのはとても嬉しいし、やりがいを感じます。

峰松にはこれが向いているんじゃない?と任せて頂けたことで、改めて自分がこういう仕事が好きなんだと気づくことができました。 考えてみれば、演劇・飲食業界・Web業界と、全く違う道を進んできましたが、私がやりたいのは、関わった人に喜んでもらう事でした。営業時代は悩んだ時もありましたが、今は自分の良い所を伸ばして、会社や生徒さんに貢献できる仕事をしたいと思っています。

今後どんなことをしていきたいですか?

一番は、ITブートキャンプの個人の受講数を伸ばす事です。ITブートキャンプは、生徒さん1人1人の人生を変えるきっかけになると思っています。それをできるだけサポートしたいです。

これまで、たくさんの面談を経験して思ったのは、その方のやりたい事を明確にし、その上で入隊まで導く事は出来るのですが、入隊してから、もしくは卒業してからその方がどのように変わっていくかまでは、まだまだサポートしきれていないと感じます。これからは、一人でも多くの方にIBCを通して実力をつけてもらい、人生が変わった!という体験をもっともっと提供できたらと思います。

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