1年を通してもっとも成果を残した社員に贈られる広告カンパニー大賞を受賞したのは、なんと入社4年目の國吉さん!
新卒でモノクラムに入社し、MVPをとるに至った経緯から、仕事に対する向き合い方まで幅広い内容について語っていただきました。
「広告業界に挑戦したい、AI×クリエイティブに興味はあるが、一歩を踏み出すことに不安」と考えている学生も多いと思います。今回の記事は、そんな就活生の背中を後押しすることができる内容となっておりますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです!株式会社モノクラムは、“デザイナーファースト”という理念を基に、高品質なクリエイティブを提供するシーエー・アドバンスの子会社です。
國吉 沙彩
2018年10月 モノクラムで内定者アルバイト
2019年04月 モノクラム 新卒入社 LINE静止画 配属
2020年11月 AIクリエイティブ_LINE静止画 チーフ
(現在はクリエイター兼 経営メンバー)
2021年03月 経営メンバーに抜擢
2022年12月 広告カンパニー社員総会にて「広告カンパニー大賞」を受賞
株式会社モノクラムは、“デザイナーファースト”という理念を基に、高品質なクリエイティブを提供するシーエー・アドバンスの子会社です。
HP:https://www.monocram.co.jp/
助け合い、支え合う環境の中で「成長」できた4年間
――改めまして受賞おめでとうございます!
クリエイターとして第一線で活躍。若手で唯一の経営メンバーに抜擢、
極予測AIの新機能推進の中心メンバー、さらに23卒採用への参画、
あした会議優勝など新たなことに挑戦し成果を出し続ける姿勢が評価されました!
まずは感想をお聞かせください。
極予測AIとは:https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24647
とても嬉しいのと同時に身の引き締まる思いです。賞をもらった時は、私で良いのかなと不安でした。極予測AIの新しい取り組みにLINEチームが選ばれて任せてもらえたこともあり上長の方や、チャンスをくれた方々、一緒に挑んでくれた仲間、サポートしてくれた方など相対的に見て、いろんな人に支えられていました。
この1年は挑戦するタイミングが重なり、そこにしっかりコミットできたことが賞に繋がったと思っているので、自分の力だけでは取れなかったと思っています。
「この賞を貰って嬉しい!」で終わるのではなく、賞を取ったからには継続して成果を出し続けながら頑張れる人でいたい、この恩を組織に還元できるようにしたいと思っています。
――國吉さんはモノクラムで初めての新卒だと伺っています!
入社のキッカケは何だったのでしょうか?
デザインの大学に進んだので、自分のスキルを活かせる仕事がしたいと思っていました。制作会社を中心に教科書のデザイン、紙媒体、印刷系、その他ベンチャー企業など幅広く見ていました。内定をいただいた所もあったのですが、就職活動を見つめ直す時期があり悩んでいたところ、教授からの勧めでモノクラムを知りました。選考の時期がギリギリだったのですが、快く受け入れてくれて選考に進みました。そして内定をいただき、大学で学んだ事を活かせる広告業界のモノクラムにご縁を感じて入社しました。
もらった恩は「行動」で返す。
――入社してからずっとLINE静止画チームで活躍されていますが、現在までどのような業務をしてきたか教えてください。
入社当初は、活躍する為にまずは制作本数を増やすことを意識しました。どのように効果の良いバナーを作るか、売上を上げてクライアントにどう貢献するかを考えて制作していました。最初は空回りばかりでしたが、当時のチーフや仲間が温かく支えてくれたこともあり、その頃からLINEチームが大好きでした。
――たくさんの方々に支えられて、今があるんですね。
そうですね。そこからチーフや経営メンバーになったのと同時期に、極予測AIツールが導入されました。育成やAIを使ってどうチームで効果の良いバナーを作るか、チームのコンディション管理など制作以外のチームを引っ張る経験をさせていただきました。
メンバーと良い関係性にあったので、チームをまとめる難しさやチーフとしての動き方を自分なりに考えたりしながらも、1年間続けることができました。
その後、「さらにクリエイターとしてデザインを極めていきたい」と思い、チーフを引き継ぐことを決意しました。現在はAIを用いた制作と効果に向き合うことはもちろん、育成、経営メンバーをやりながら極予測AIの新機能推進に力を入れています。
――2年目で経営メンバーに抜擢…!当初はどんなお気持ちでしたか?
最初は何も分からない状態でした。経営メンバーは会社の基盤なので、参加していくうちに責任のある場所だと思い、自分ができることは何だろうと考えました。間違っていても意見を言って欲しいと優しく言ってくださり、自分のペースで意見が言えるようになりました。今はもっと頑張っていこうと自覚が出てきました。
「AI×クリエイティブ」次世代のクリエイターとして目指す先
――先ほど極予測AIツールの導入のお話しがありましたが、制作のやり方も大きく変わったと思います。大変だったことはありましたか?
導入当初は、会社の方向性も変わり現場が慌てました。今まで自分の主観で制作していたのが、極予測AIの分析結果を見ながらデザインに落としこむので、アウトプットした時にギャップを感じることもありました。
今となっては、極予測AIを使って制作することは理にかなっていると考えています。
――そう思うようになったのはなぜでしょう?
今までは効果が良いという根拠がない状態で制作をしていました。極予測AIは配信実績のビックデータを学習しており、作ったクリエイティブが効果が良いのかを評価をしてくれるので、完成したクリエイティブに根拠と価値を付け加えてくれます。
「AIを用いた次世代の作り方」×「人の感性」が合わさることで、結果的に効果の良いクリエイティブが作れるようになりました。
会社の未来や目指していることが徐々に理解でき、コミットして行こうと思えるようになりました。AIで効果検証しながら刻んで作るという制約の中でも、豊かな発想を最大限に活かして面白いバナーをこれからも作って行きたいです!
――國吉さんは「自動生成AI研究室」の取り組みにも参加していますが、どのようなプロジェクトなのでしょうか?
クリエイティブ自動生成の研究:https://developers.cyberagent.co.jp/blog/archives/34942/
この取り組みは「自動生成の画像を活用して新しいクリエイティブをどのように作っていくかを色んな角度から試して、よりベストな方法を見つける。」というものです。
しかし現時点のクリエイティブ自動生成は、まだ意図する生成をスムーズに行うことが難しい為、サイバーエージェントのシステム担当とミーティングを重ねながら研究に励もうとしています。若手でも上流から関われる機会を与えてくれるおかげで、会社の目指したいところが見れる良い機会になっています。
――AIと聞くと、一歩を踏み出すことに不安な方もいそうですね。
モノづくりの歴史を辿っても時代と共にツールや作り方は進化していきます。
我々がやっているのは、極予測AIと言う枠の中で自由に表現をしてデザインをしています。
AIと聞くとハードルが高く聞こえますが、デザインを学んできた人は制約の中で表現することが得意だと思うので、そういう人こそ楽しんでほしいなと思っています。
――それでは最後に、就活生に向けてメッセージをお願いいたします。
学生の時は社会人の経験がない分、自分に合う会社を見つけるのはすごく大変で難しいことだと思います。なので少しでも気になった会社があれば、とりあえず興味を持って「行く、見る、話を聞く」をしてほしいです。
その中で自分から見た魅力に感じる部分や、社会的な視点を持ちながら自分に合う会社を選んでほしいと思います。
色々見た中で、選択肢の一つにモノクラムがあって、少しでも良さそうだなと思ったらぜひ会社見学や選考などにチャレンジしていただけたらと思います。
しっかり評価をしてくれたり、チャレンジをさせてくれる会社なので成長はすると思います!