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なにをやっているのか

セクターを越えたコレクティブチームの育成を支援し、「あのヒトだからできた、あの地域だからできた」を超える
地域社会の課題解決学習に取り組む高校生と、伴走する地域の大人
【意志ある若者に溢れる地域・日本づくりのために】 高校教育現場の改革 ✕ 持続可能な地域づくりを全国で展開。高校生たちの「夢」や「やりたいこと」の実現に向けて、地域ぐるみで関わる仕組みを日本全国に広げています。 私たち一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームは、高校生や教職員、民間企業や行政など多様な関係者と連携しつつ、「自分たちの未来は変えられると信じ、自ら挑戦できる意志ある若者に溢れる地域・日本づくり」を目指しています。 【主な事業・活動】 ・都道府県の枠を越えて地域の学校に進学する「地域みらい留学」の運営 ・高校魅力化コーディネーターの育成・研修 ・県単位での人づくり(教育)・人の流れづくりのモデルを創る「都道府県伴走事業」の運営 ・学校・地域同士が繋がりあい、多様な学びの機会を創る「みらいハイスクール」の開発 ・当団体のファンドレイズ(寄付活動)の推進 ▼「人」でつくる持続可能な社会~学校魅力化による地域創生~ビジョンムービー~ https://www.youtube.com/watch?v=yoUotXrzeaA ▼2022年3月「地域みらい留学」をはじめとする、地域・社会との協働による魅力ある高校づくりの成果に関する調査レポートを公開しました! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000035136.html

なぜやるのか

「魅力ある教育をつくり、人の還流を目指したい」各地域にイノベーションの種が生まれつつあります。
大人の本気の学ぶ姿勢を、高校生たちも感じている。(課題解決型プログラム合宿)
▼わたしたちが目指す社会 教育を学校だけに閉ざすのではなく、社会や世界と接続した魅力ある教育を実現することで、地域に意志ある若者が育ち「過疎化」した地域の「魅力化」が始まり、地方への新たな人の還流が生まれる。そんな社会を目指しています。 地域みらい留学事業を軸に、「自分たちの未来は変えられると信じ、自ら挑戦できる意志ある若者に溢れる地域づくり」に向けて、日本中の課題先進地域で起きた様々なイノベーションを拡散・伝播し、日本社会全体を変えていきます。 ▼法人立ち上げの背景 ことの発端は、島根県海士町です。人口流出や財政難などの問題を抱え、一時は高校が島からなくなる寸前にまでいたりました。学校がなくなることは、地域にとっても計り知れない損失です。島外の高校に通うと仕送りなどにより家計は圧迫され、家族での島外流出も進みます。子どもを持つ若年世帯層の島へのUターンやIターンは激減していました。   こうした学校と地域の危機を前に、2008年に「島前高校魅力化プロジェクト」が発足しました。 http://miryokuka.dozen.ed.jp/about/ こうした動きの起点となったのが、代表理事の岩本悠。「島前高校魅力化コーディネーター」として海士町で8年間プロジェクトに取り組んだ後、2016年に島根県教育魅力化特命官として「教育による持続可能な地域づくり」をミッションに県単位のシステムチェンジを目指しました。 2016年に日本財団のソーシャルイノベーター最優秀賞を受賞し、リクルートキャリア初代社長の水谷智之、NPOカタリバ代表の今村久美とともに2017年に法人化。学校を核とした地方創生のイノベーションを目指しています。 ※日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2016での発表動画 https://www.youtube.com/watch?v=KG5q4Wh2-N8

どうやっているのか

事務所内の様子。
全国各地にいるメンバーも集まり、新年度の目標や指針などを共有、団結力を高めました。
「教育」から地域と社会にイノベーションを起こすため、異色の5名の理事(下記)が事業をリードしています。現在は島根県で働く職員だけでなく、全国各地にいる兼業・副業・インターンのメンバーと事業を運営しています! ▼代表理事:岩本悠 幼小中高の教員免許を取得し、大学卒業後はソニー(株)に入社。2007年より海士町で隠岐島前高校を中心とする人づくりによるまちづくりを実践、2015年から島根県教育庁と島根県地域振興部を兼任、教育による地方創生に従事。2016年に日本財団ソーシャルイノベーター最優秀賞を受賞。2020年より代表理事を務める。 ▼専務理事:尾田洋平 2011年(株)リクルート入社。観光情報「じゃらん」の中国エリアの責任者、業務支援領域の立ち上げなどを歴任し、2018年6月末退社。2018年7月より地域・教育魅力化プラットフォームに入職。専務理事・地域みらい留学事業責任者。 ▼理事・会長:水谷智之 大学卒業後、(株)リクルートに入社。「Tech-Bing」「週刊ビーイング」編集長、「リクナビNEXT」の立ち上げを編集長として担当(編集者を歴任→編集長として担当)。2012年(株)リクルートキャリア初代代表取締役社長に就任。2016年3月末に退任後、地域・教育魅力化プラットフォームの設立に参画。 ▼理事:今村久美 大学卒業と同時の2001年にNPOカタリバを設立し、10代のための対話型キャリア学習プログラム「カタリ場」を開始。現在は130名の職員とともに、全国7拠点で思春期世代の創造性を引き出す取り組みを行う社会起業家。 ▼理事:高槻大輔 ソーシャル・インベストメント・パートナーズ(SIP)代表理事。SIPの立上げ、支援先団体の経営サポートに従事。2023年5月よりSIPによる地域・教育魅力化プラットフォームの経営支援のため理事として参画。