なにをやっているのか
ブランド価値を毀損しない再販によって、廃棄を減らすことのできるしくみ「Rename」
ブランド・メーカー様、消費者に新しい価値を提供します
アパレルブランドやメーカー様がお持ちのキャリー品(滞留在庫)を、ブランド価値に配慮した適切な方法で再販しています。
中でも、私たちの特徴は「Rename」です。
Renameは、元は違うブランドの服。元のブランド名を表示しない「服の新しい売り方」です。
Renameとして販売する商品は、アパレル加工工場でブランドネームやブランドタグの付替えをしてブランド名を変えた新品の服。ブランド名を表示しないことで、元のブランドイメージを傷つけずに再販することが可能になります。
そして、消費者にはブランドイメージに影響されない服との新しい出会いを提供しています。
「廃棄」でもない「ブランド価値を毀損する再販」でもないアパレルの新しい再販スタイル。新しいエシカルファッションの形として、サスティナブル(持続可能)なファッションの未来に貢献します。
Renameについて
https://c-fine.jp/rename/
なぜやるのか
現代のアパレル業界は大量生産・大量消費の時代
FINEは、持続可能なアパレル業界の未来を目指します
「エシカル(ethical)= 倫理的」な消費を実現し、サスティナブルな未来を目指すため。
現在ではファストファッションの繁栄により価格競争が激化。企業は大量生産によってそれに対応するようになりました。結果、消費者は大量消費をするようになり、ワンシーズンしか着ていない服を廃棄することも珍しくありません。
そして、大量生産により在庫抱えたブランドは大量廃棄するという経済構造が定着してきています。
廃棄される背景としては「ブランド価値の毀損」という問題があります。
例えば、いつもは百貨店で販売しているブランドがスーパーのワゴンセールで激安販売されていると、ブランドのファンはがっかりするのではないでしょうか。
適切に再販されないことによるブランドイメージへの悪影響が、ブランド価値の毀損へつながります。
この経済構造を変えなければ、環境・ブランド・消費者にとっての不利益を解消することができません。不利益を消さなければサスティナブル(持続可能)な未来の実現は難しくなります。
ブランド価値をしっかりと守りながら、製品を有効活用する。そうした「Rename」のようなこれまでとは違う新しい取り組みが今の世の中に必要だと考えています。
そして、「Rename」の服を着ることは、消費者が「エシカル」を実践できる行動の1つにもなると思っています。
どうやっているのか
ブランド様やメーカー様の在庫を、FINEが適切に再販。
Renameは元はさまざまなブランドの服です。
ブランドやメーカー様に、Renameについて理解していただき賛同していただく。そして、消費者に価値ある商品を提供していくことです。
そんな私たちは、6名の少数精鋭メンバーと、4つの物流拠点と連携しながら事業を展開しています。
2016年6月からスタートしたRenameは、既にECや小売店への卸売によって累計販売数25万着(※2018年9月時点実績)という実績があります。2018年12月にはロコンドとの共同事業「ロコンドリ ネーム」を開始し、2018年10月には公式オンラインストア「Rename.jp - 服の新しい売り方」をオープンしました。
これからもRenameを中心にした新しいサービスを計画中です。
Rename.jp
https://www.rename.jp/