わたしは現在、当社山崎文栄堂とSocioForward株式会社が共同で運営するCOHSA SHIBUYAのコミュニティマネージャーとしてお仕事をさせていただいています。
COHSA SHIBUYAは、渋谷駅から少し離れた青山学院さんの裏にある小さなビルをリノベーションして生まれたCo-innovationスペース。
(ビル一棟が丸々COHSAで、1階はコワーキングスペース、2~3階はシェアオフィスです)
そんなCOHSA SHIBUYAが、今年の6月でオープンから1年を迎えます。
1年間、メンバーになってくださった方、コワーキングスペースの常連さん、イベントに参加してくださった方、また開催してくださった方、とたくさんの出会いがありました。
そして1年間、いちばん聞いていただくことが多かったのが『Co-innovationってどういう意味?』でした。
「Co-innovation」の再定義
では、COHSAの考えるCo-innovationとは何か。
ものすごいスピード感でご縁が繋がり、プロジェクトが進んできた約2年間。
最初は「イノベーションって、なんだかかっこいいけどどういうこと?」というのが本音でした。
「Co-innovation」なんて言葉、聞いたこともなかったのです。
イメージだけで言ったら
・なんだか凄くて派手なものが発明される!
・みんなが注目している超画期的なサービス!
という感じだけど、でも、それってなんだかCOHSAらしくない。
ピンと来ないわたしたちは、オープン後まもなく、プロジェクトに関わっていた山崎文栄堂のコアメンバーでCOHSAのコンセプトや、価値観を考え直す時間を取りました。
そんな中で出てきたキーワードが「信頼・共感・安心」です。
「それいいね」「やってみよう」のハードルを低くする
社内でも社外でも、信頼できる人がそばにいるだけで、発言のしやすさは大きく変わります。
アイデアや意見なら尚更。自分の意見を言えるって、結局安心できる場があるからですよね。
わたしたちは、そんな居心地の良い場をつくりたいと思ったのです。
信頼しているひとたちとアイデアを出し合い、共感を広げて、チャレンジの回数を増やす。
大きな注目を浴びなくても、派手な舞台で表彰されなくても、その人がワクワクしながら一歩を踏み出すきっかけになれば、それって一緒にイノベーションを起こす第一歩になるのではないか。
COHSAは「それいいね」「やってみよう」という声を上げることのハードルを低くし、みなさんのチャレンジに寄り添える場でありたい、そう思っています。
小さなイノベーションが起こり続ける場所を目指して
大きな成功って、きっとみんなコツコツとしたトライアンドエラーの繰り返しのもとに生まれていると思います。
そして大事なのは、失敗したときに立ち止まらず、ゆっくりでも良いから前に進むことなのではないでしょうか。
COHSA SHIBUYAはこれからも立ち止まることなく、関わってくださるみなさんと一緒に、小さなイノベーションが起こり続ける場所を目指していきます。