【社員インタビュー#3】家庭と会社を支えるバックオフィス担当者

こんにちは！広報担当の中村です。少しでも皆様にブランコの魅力をお届けすべく、社内インタビューを実施いたしました。「ブランコについて知りたい」という方に、ぜひ読んでいただきたい記事となっております。第3回目のインタビューは、2017年にブランコに入社をし、現在はバックオフィスとして総務・人事・経理・法務の業務を行っている山下さんです。

周りから「お母さん」とも呼ばれる山下さんは、働きやすい環境づくりのために、いつもスタッフへの心配りやサポートに力を注いでくれています。

ーではまず、前職はどのようなお仕事をされていたのでしょうか。

山下さん：携帯ショップの店舗で販売の仕事に就き、11年間経験を積みました。マネージャーに昇格した後は、お客様の窓口対応だけでなく、新入社員の育成や業務の管理などにも携わっていました。

ー携帯ショップでの販売から、なぜバックオフィスの仕事を選んだのでしょうか。

山下さん：携帯ショップで窓口対応やスタッフの育成・業務の管理を行っていましたが、将来を考えた際に出産や育児との両立が難しいと思い、別の職種を探すようになりました。スタッフの育成や業務の管理の経験と、マネジメントに興味があったことから、バックオフィスの仕事に就きたいと考え、転職活動を行いました。その後ハローワークの方からブランコを紹介していただき、現在はブランコで働いています。

ーバックオフィスの具体的な業務内容はなんでしょうか。

山下さん：人事や経理といった業務毎に担当がいるわけではないので、ブランコのバックオフィス業務は幅広いです。事務所の備品管理や整理整頓、電話対応や来客対応はもちろんですが、求人票の作成から面接対応、入社時の労務手続きなども行っています。また、お客さまから仕事を発注いただいた際に必要な、契約書や注文書の作成ややり取りもバックオフィスの仕事の1つです。

さまざまな業務の中で最も大切にしていることは、スタッフの皆さんにとって働きやすい環境を整えることです。環境といっても物理的なことだけではなく、スタッフの相談に乗ったり、病気や産休・育休などでお休みをされているスタッフと定期的に連絡を取り、復帰しやすい環境を整えられるよう、周りに声かけをしフォロー体制を整えています。また、新しいスタッフの方が入社した際にはスムーズに業務に入れるよう、入社時のパソコンの設定やツールの説明をするなど、皆さんが少しでも気持ちよく仕事ができるように努めています。

ー経験のないバックオフィスのお仕事で苦労した点や、やりがいを感じる点を教えて下さい。

山下さん：入社した際は、ブランコにバックオフィスという部署は無く、担当もいなかったため、バックオフィスも業界も未経験の私には何もわからず、社内の業務や使用するシステムについても理解ができていませんでした。

そこで、自分で調べられることは調べ、それでもわからなければ周りの方に質問をするということを繰り返しながら、少しずつ知識を増やしていきました。周りの方々にはご迷惑をおかけしたかもしれませんが、常に前向きな姿勢で、積極的に学ぼうと心がけていました。そのおかげで、現在はスムーズに業務をこなせるようになりましたし、自分のスキルを活かしながらマネジメントや育成・経営など、さまざまな業務に取り組めています。

やりがいを感じる点は、ブランコスタッフの成長です。クリエイティブな業務に携わる方は実績を残したり、お客さまに満足いただけたりなどとあると思います。ですがバックオフィスでは、お客さま＝「ブランコのスタッフ」と捉え、スタッフにいかに働きやすいと思ってもらえるか、成長に繋げてもらえるかを大切にしています。

例えば、契約書のやり取りをスピーディーに行うことで皆さんが実業務にスムーズに入れたり、労務的な処理を滞り無く行うことで、スタッフが安心して仕事に取り組めるよう貢献できていると感じると、とても嬉しく思います。スタッフの皆さんが嬉しいと自分も嬉しいですし、悩んでいると自分も一緒に悩んで解決したいと思います。そう考えると「お母さん」のような気持ちなのかもしれません。なのでブランコの皆さんの成長が自分のやりがいになっていると感じます。

ー実際に働いていて感じる、ブランコが自慢できる風土・文化はなんでしょうか。

山下さん：クリエイティブにこだわりを持ち、お互いにサポートし合い、成長できる環境が整っているところです。また、ブランコのスタッフの人柄の良さも自慢の1つです。皆さんの仕事に対しての姿勢や情熱がすごく尊敬でき、魅力的なスタッフが集まっていると思います。

ブランコには様々な制度がありますが、その中でも特に素晴らしいと思うのは、2年前から導入された「1on1」という制度です。この制度によって、代表や上長との相談やキャリア設計について話すことができるため、スタッフにとって大きな心の支えになっています。

ー他のスタッフとコミュニケーションを取る際に、心がけていることはありますか。

山下さん：リモートワークでの勤務の際には、相手の動きが見えない分、出社時よりも周りが何をしているかを気にかけています。確認事項がある場合には、急いでなければ連絡ツールを使って相手に確認し、急ぎの場合は相手のスケジュールを確認してから声をかけ、できるだけ短時間で解決できるようにしています。相手の立場に立って考え、配慮を心がけることは常に意識していることです。

出社した際には、ランチの時間に趣味や最近のことなどの話題を共有し、些細なことでもコミュニケーションを取るようにしています。勤務中はスタッフの動きが見えるため、手伝うことができる業務があれば、率先して声をかけるようにしています。

ースタッフと広く関わりがある山下さんから見た、他のスタッフの働き方を教えて下さい。

山下さん：皆さん、ブランコが推奨しているメリハリのある働き方を実現している印象があります。勤務中は時間管理を行いながら集中して業務に取り組み、勤怠後や休日は趣味や旅行を楽しむなど、プライベートの時間も大切にしています。

業務では、それぞれの担当する分野で責任感を持って取り組み、真剣に向き合い、時間内に高いクオリティーの制作をしています。そのために、お客さまのニーズを理解し、常に高い意識で仕事に取り組んでいると感じます。スタッフ一人一人が、進んで勉強をしてスキルアップしてくれているおかげで、会社も成長をしていると感じています。

ー3児の母ということですが、仕事と家庭の両立はできているのでしょうか。

山下さん：ブランコは、「ファミリーファースト」という制度を導入しており、家庭と仕事のバランスを取りやすい環境が整っているため、両立できていると感じます。実際、約3分の1のスタッフが子育てをしていますが、ブランコの働きやすい環境のおかげで、自分だけでなく他のスタッフも家事や育児を両立することができています。

また、子供の体調不良などで急な休みが必要になった場合でも、柔軟に対応してくれるため、ストレスなく働くことができています。このような制度の導入により、プライベートの状況に関わらず、すべてのスタッフが働きやすい環境を実現することができ、結果として仕事への効率化に繋がっています。

ー山下さんの今後の目標を教えて下さい。

山下さん：スタッフの人数を増やし、より大きな会社にしていくことが目標です。そのために、スタッフが快適に働ける環境をつくることを心がけています。自分にできることを積極的に行い、いずれはバックオフィスの部署も充実させ、より貢献度を高めていきたいです。ブランコは、お互いに切磋琢磨し、共に成長していくことを大切にしているので、自分もその一員として、これからも全力で貢献していきたいと思っています。