なにをやっているのか
学習教材、マンガ、イラスト、チラシ、カタログ、商品パッケージ、動画まで、あらゆるコンテンツ制作現場のためのコミュニケーションプラットフォーム『Brushup』を開発・運営。
コメントやファイルのやりとり、校正、進捗管理などの機能を一元化し、制作に関わるすべての人が本来の業務に専念できる環境を提供しています。
オンライン上で単に校正するサービスはありますが、Brushupはそれにとどまらず、コンテンツごとのコメントやファイル送付などのコミュニケーションを通じ、作業プロセスが可視化される設計です。また動画など、多様なメディアに対応しているのも特徴です。
2015年のリリース以降、デザイン業界を始め出版業界、教育機関、行政でも高い評価を獲得。日本を代表する大手企業に導入されるまでに成長しました。ある企業では制作工数が1/5、作業期間が1/3に削減、約1,000人の制作・校正スタッフが関わるオンライン作業の効率化などに貢献。
コミュニケーションの在り方を追求する姿勢、機能性やデザイン性が評価され、2017年にグッドデザイン賞を受賞。また、2024年にはビジネスの拡大が期待される革新的なプロジェクトとして『大阪トップランナー育成事業』に認定されました。
ビジネスの生産性やコンテンツの品質向上に貢献するリーディングカンパニーとして、上場やグローバル展開も見据えています。
<サービスサイト>
https://www.brushup.net/
<導入実績>
・伊藤忠商事(株)
・(株)GREE
・(株)講談社
・神戸市
・(株)サイバーエージェント
・千寿製薬(株)
・阪急交通社
・(株)ベネッセコーポレーション
・(株)マイナビ
・三井住友海上火災保険(株)
・(株)LIXIL
・ロート製薬(株)
ほか多数(50音順)
なぜやるのか
【Brushup誕生のきっかけ】
2013年、ゲームイラストの進行管理業務を改善するシステム開発の依頼を受けたこと。ソーシャルゲームの世界におけるイラスト制作は、一つのタイトルにつき数百枚という膨大な量が必要です。
しかし効率的に進行管理できるツールはまだ世の中になく、制作現場のイラスト進行管理業務に特化したツールを開発したのが、Brushupのベースとなりました。
【ミッション・ビジョン・バリュー】
なぜBrushupが存在するのか。私たちの核となる想いを紹介します。
◆Misson
『コミュニケーションを探求し、人と社会に成長を』
メールやチャット、SNSなど、コミュニケーションツールは世の中に数多く存在しますが、私たちがつくるのはレビューとブラッシュアップに特化したツール。コミュニケーションを容易にすることで、業務の効率化だけでなくチームのエンゲージメント向上や成果物の品質向上、ひいては自己成長や社会の成長にも繋がります。
Brushupは単なるツールを超え、五感や感情までも伝わるコミュニケーションをオンライン上でも実現し、人と社会の成⻑につながるコミュニケーションの在り方を探求し続けます。
◆Vision
『レビュー文化をつくる』
私たちが目指すのは、レビューをひとつの文化として創り上げること。サービスの向こう側にいる人々の成長や幸せを想像し、一人でも多くの人にポジティブな影響を与えたいのです。
文化を築くのは簡単なことではありません。だからこそ、一人ひとりの自立・自発が不可欠。待ちの姿勢では壮大なビジョンは成し遂げられません。
◆VALUE
『レビュー文化のパイオニアであれ』
他の誰かではなく、自分たちこそがレビュー文化のパイオニアとして、社会の進歩と発展に貢献したいと考えます。プロダクトは人々に使われることで磨かれ成長するもの。失敗を恐れず何度でも挑戦し、膨大な行動と試行錯誤の積み重ねを重要視しています。
どうやっているのか
ミッションとビジョンを達成するための行動指針であるバリューを指標に、個々のメンバーが主体的に行動し、チーム全体で成果を追求しています。
【5つのVALUE】
◆目標を高く、自分の枠を超えよう
現状に甘んじず高い視座を持ち、自分の可能性を広げるチャレンジ精神を大切にしています。自分の枠を決めてしまえば成長は止まります。求められる役割を客観的に見つめ直し、自ら高い目標を設定し、今の自分を超える努力をすることが求められます。
また、開発では複数のチームごとにできたこと・改善すべきことなどを常時振り返り、自走しながら稼働。個人とチーム全体の成長を促しています。
◆失敗を恐れず、楽しもう
課題や失敗は成長の一部だからこそ、前向きに捉える文化。できない理由を探すのではなく「どうすればできるか」を考えるメンバーばかりです。
問題が発生した際はルールやプロセスの見直しを行い、チーム全体で解決策を模索。年次関係なく誰でもフラットに意見を発信でき、チャレンジを楽しめる風土です。
◆チームワークを最大化しよう
個々の力を掛け合わせることで、チームとしての成果を最大化できます。仲間を信頼し、互いの成長を目指して積極的に関わる姿勢が必要不可欠。自分だけがよければいいという考えはミスマッチです。
エンジニア、デザイナー、営業、コーポレートが密に連携し、互いの役割を超えてサポートし合える関係性を築いています。
また、リモート環境下でもチームの一体感を保つためバーチャルオフィスを導入し、リアルタイムでチームの様子を共有。常にディスカッションが繰り広げられ、コミュニケーションが活発です。
◆お客さま、仲間、支えてくれる人たちをリスペクトしよう
私たちはお客さま、仲間、支えてくれるすべての人へ尊敬と感謝を忘れません。相手の立場を理解し思いやりを持って接することで、信頼関係を築くことができるからです。
毎週の朝礼では全社員がミッション・ビジョンに基づくリスペクトな事例を共有。日報では新たに得た学びや他者への感謝などポジティブな発信を通じて、日常的に相手の良いところを見つけ、称え合う文化が浸透しています。
◆世界を見据えよう
国内に留まらず、グローバル視点でのサービス展開を目指しています。国境を超えてレビュー文化を広めるには、日々の業務で「世界で通用する専門性」を追い続けなければなりません。最新のテクノロジーやデザイン、マーケティングのトレンドを理解する努力を惜しまず、広い視野で挑戦し続けることが自分の可能性を広げ、より大きなチャンスをつかむことができます。
【バリューを体現するメンバーが報われる評価制度】
バリュー(行動や姿勢)とパフォーマンス(スキルや成果)の2軸で評価します。目標設定シートを通じて身につけるべきスキルや求められるパフォーマンスを具体化。上期・下期ごとに振り返りを行い、達成状況や目指すべき役割を明確にしています。
成果だけを追い求めるのではなく、組織の価値観を体現する行動が正しく報われる環境で、自身の成長にとことん向き合えます。