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若いときにしかない伸びしろを活かすには?

大企業のほうが成長できるとか完全にウソ

Chikirinの日記より 2013年11月

10年前の記事であるが、最近でも就活している人に響かないことが多い。また、コロナの影響で倒産する企業が出ている中、さらに安定志向が増えていると感じる。寄らば大樹のような考え方では、他責に陥りがちで成長できない。コロナの時代を経験したからこそ、自分自身の成長に磨きをかけていこうと考えていかなければならない。

20代終わりまでの成長度曲線を伸張させるには、20代のうちにどれだけの場数を踏んだかが大きく影響するといわれている。なぜなら、30代、40代を迎えると周囲の評価も年相応のことが求められるため、場数よりも世間体を気にした働き方になりがちだ。例えば、役職が無いと格好がつかないと考えて、実務よりもマネジメントをやろうとする。しかし、場数を踏んでいないことが影響すると、経験値の引き出しが少なくなっていることから、想像力が働かずに仕事を創ることができない。そのため、チームを組んで仕事を割り振るマネジメントは間違いなくできない。

Chikirinの日記にもあるように、

人を成長させるのは「研修制度」なんかじゃなくて、「いかにストレッチさせるか」(いかに高い目標と裁量権が与えられるか)であり、「いかにぐちゃぐちゃな環境で成果を求められるか」なんだよ。

若いときにしかない伸びしろを活かすことができるかが肝心である。もちろん、始めるのに遅すぎることはない。けれども、30代、40代になれば体力も落ちるし、若いときのようには働けない。また、前述したように周囲の目を気にした働き方になりがちなため、よほどの覚悟が強いられる。だから、始めるには早ければ早いほどよいのだ。

伸びしろでいえば、年齢に関係なく人それぞれ持ち合わせているものかもしれない。ただ、若いときのほうが、若さという20代でしか持ち合わせないポテンシャルを感じてチャンスをくれる人も多くいるだろうし、若さという一生に一度しかない最大の武器を活かす大いなるチャンスである。

僕自身は、本当に若いときにチャレンジさせてくれた環境があったからこそ、今があると思っているし後悔もしていない。修羅場も乗り越えてきたことで、アラフィフになった今でもどんな環境でもプライドを捨てでも、覚悟を持って挑んでいける自信がある。

だからこそ、若い人にはその環境を創ってあげることが僕の仕事であるし、また共に成長できるように自分自身を鼓舞していきたい。

ぜひ、まずはオンラインでも多くの人とディスカッションしたい。

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