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なにをやっているのか

「ソフトウェアエンジニアはIDEのおかげで効率的にコーディングができる。IDEのようなエディタが非エンジニア向けにもあれば、非エンジニアももっと効率的に文書作成ができるのではないか?」 こうした問題意識から、株式会社BoostDraftは、ソフトウェアエンジニアが効率性向上のために利用するIDEのコンセプトを、非エンジニアの文書作成に適用するプロダクトを展開しています。弊社は2021年にマサチューセッツ工科大学とスタンフォード大学の大学院生によって創業されました。2021年にリリース以降、有料ユーザ7,000名以上、前期比売上成長率300%、黒字、出資受けずで、技術的に優れたプロダクトの開発と普及をエンジニアファーストなチームで進めています。

なぜやるのか

最終的なゴールはパーソナライズした知識獲得プロセスを作ることにあります。人ごとに同じように知識を伝えるのではなく、各人の既存知識をベースにパーソナライズすることで、最も効率的な知識獲得の実現をめざしております。 我々が特に目をつけているのは、文書校閲の履歴です。文書校閲は、知識がある人から知識のない人への知識伝達が行われます。この校閲履歴を使って機械学習を行うことで、受け手に合わせた効率的な学習方法をめざしています。 ファーストステップとしては、法的文書の効率化ツールである、ドキュメントエディターを作っています。文書校閲は特に法的文書で行われています。我々が研究開発で培った校閲履歴の分析・文書構造の解析等を活用し、ビジネス化しております。 また、同時に、研究開発を積極的に進め、そこで出てきた研究の種をビジネス化していくことで、最終的なゴールをめざします。

どうやっているのか

Microsoft Wordをアップグレードすることで、文書作成を簡単にする文書エディターを作成しています。 幅広く利用されているMS Word のプラットフォームを変更せず、そこにアドインという形で導入することで、非エンジニア向けの方が簡単に使えるようなエディターを提供します。 C#およびRustを活用し、文書を自動的に解析することで、文書構造に応じたフォーマットの自動調整、予測変換等を提供しております。 詳細は、https://boostdraft.com をご覧ください。