いわゆる自分の『推し』に対して、自分は貢献できているのかな?…と考えてみたことはありますか?
ぼくはしょっちゅうあります。
そこでTwitter上でアンケートを取ったところ、半数以上の方が
推しに貢献できているか不安…という回答でした。
ぼくはファンマーケティングという仕事がら、
『ファンを創ることの重要性』
『ファンが増えていく先に見えてくる未来』
『ファンの創り方、育て方、増やし方』
…のようなテーマでセミナー登壇したり、営業活動を行ったりしています。
ファンマーケティングを導入しようかどうか迷っている企業から言われることの1つが、
『ファンを創ることの費用対効果』
ファンが推しにできる貢献ってどんなものがあるのか?
まず、ふわっとした定性的なファンという言葉を紐解いていきましょう。
(定量的に測れる指標がないと費用対効果が不明確)
BOKURAで『ファン定義4種』と呼んでいるものです。
売上という分かりやすいものは勿論(売上)
愛してくれているのか?(愛)
正しい知識を持ってくれているのか?(知識)
推奨してくれているのか?(推奨)
…という4つの定義でファンの総合的な熱量や貢献度合いを測定します
ネットプロモータースコア(NPS)という調査方法をご存じでしょうか?
そのブランドのことをどれだけ好きか?
そのブランドのことをどれくらい推奨したいか?
…アンケートでそのファンの顧客ロイヤリティや継続利用意向を測れたりします
僕はファンマーケティングにおいて不十分かな、と感じています
想像してみてください。
ファンでもなんでもない潜在層
↓
にわかファン
↓
ファン
↓
コアファン
↓
沼(人生の一部)
…といった具合に人は何かに強烈にのめり込んでいったりします。
その過程の中で、間違いなく『知識』という観点が重要で、
最初の内は、推しの外見やぱっと見、競技成績…などの分かりやすい部分から興味や好奇心を持ち、徐々に推しの内面や交友関係、歴史…などを知っていくことで自分との共通点を見つけたり、自分に無いものを持っていることをしって憧れになったり…
(あ、ダメだ。この話ずっと続いちゃう)
つまり、各フェーズごとに徐々に推しについての知識を持っていく、知識を持っている『状態』になっていくことで、
・推しへの愛情表現
・推しへの売上貢献
・推しの推奨
…という『行動』につながっていくのではないかと考えています。
(ぼく自身が完全にそう)
これだけは間違いなく言えると思うのは、
『売上だけでファンを測ってはダメ』
ということです。
人は自分の身近な誰かの口コミに大きな影響を受けます。
(良くも悪くも)
つまり、正しい知識を持って愛情を深め、良い口コミを広げてくれる(推奨してくれる)ファンはめちゃくちゃ貴重だということです。