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こだわり抜いたお菓子のサブスクリプション・ボックス

こんにちは、Bokksu(ボックス)です。ニューヨークと東京に拠点を持ち、日本のお菓子を箱に詰めて毎月海外顧客に販売するサブスクリプションボックス(定期購入)事業などを行っています。


過去の記事にも少し記載していますが、私たちは単に海外のお客様にお菓子を届けるのではなく、お菓子を通じて「本物」の日本文化をお届けすることをミッションとしています。そこで本日は、私たちがサブスクリプションボックスに入れるお菓子をキュレーションする上で大事にしていることをお伝えしたいと思います。

Bokksu Subscriptionについて

本題に入る前に、当社Bokksuのコア事業であるお菓子のサブスクリプションボックス(Bokksu Subscription)についてご紹介します。

Bokksu(ボックス)という当社の社名は、Box(箱)という単語を日本語アクセントで読んだときの音から来ています。創業当初から、日本のお菓子を「箱」に詰めて毎月お届けするサブスクリプション・ボックスという形態をとっていました。

現在では、毎月14〜16種類、個数にして20〜24個のお菓子とお茶を1つの箱に詰めてお届けしています。14〜16種類の中には、甘いお菓子としょっぱい(savory)お菓子の両方が入っており、ケーキ系やゼリー系、もち系などバラエティに富んだラインナップとしています。

サブスクリプション・ボックスには毎月テーマがあって、その月のテーマに合わせたお菓子を詰め合わせていることもBokksuの大きな特徴の一つです。

<余談>創業当初、CEOのDannyに「会社名、BokksuかBokkusuかすぐ分からなくなっちゃう」とぼやいたことがありました。その時のDannyの返事は、「え、だって日本人はBoxのことBokksuって発音してるでしょ。Bokkusuとは発音していないでしょ」。その時はじめて私は、日本語で「ボックス」というとき、「ク」の部分は「ku」ではなく子音(k)しか発音していないという事実に気づきました。どの言語でも、音と文字の関係は面白いです。

こだわり①「Authentic」な日本のお菓子

Bokksuのウェブサイトを見ていただくと、「authentic」という単語がよく出てくることに気が付かれるかもしれません。

Cambridge English-Japanese Dictionaryauthentic /ɔˈθen·t̬ɪk/訳)本物の、正真正銘の

Bokksuでは、authentic(本物)なお菓子、つまり日本の文化や歴史、デザイン、高い技術力などを伝えてくれる、高品質で美味しいお菓子をご紹介することにこだわっています。

Bokksuのサブスクリプション・ボックスには毎月テーマが決められていて、そのテーマに合わせてまずは日本法人のバイヤーがお菓子を探します。バイヤーがある程度候補を絞り込んだ後、サンプルをニューヨークにある米国本社に送り、CEOのDannyを始めとする米国法人のスタッフが試食して、採用するお菓子を最終決定します。候補のお菓子はどれも素晴らしいので、その中から絞るのはとてもむずかしいのですが、海外の人にとって本当に「美味しい」と思えるお菓子であること「日本」を感じられるお菓子であること、そして単に美味しいだけではなく「驚きや感動がある」お菓子であることなどをポイントに考えています。

こだわり②海外では手に入らないユニークなお菓子

このように、「美味しさ」は私たちがお菓子を選ぶ上での絶対条件ですが、美味しくても候補に入らないお菓子があります。それは、海外でも簡単に入手することができるお菓子。Bokksuは、海外在住でなかなか日本のお菓子を手に入れられない方のために、日本でしか手に入らない特別なお菓子をキュレーションすることにこだわっています。これは、日本からお客様の自宅に直接届ける「越境EC」という形態だからこそできるこだわりです。

そのために大切にしているのは、日本全国にあるお菓子メーカーさんとのつながり。Bokksuのサービス開始から6年。初めは何のツテもない状況でしたが、今ではBokksuの企業理念に共感してお取引してくださるメーカーさんが250社近くにのぼります

<余談>競合他社の中には「Bokksuはニューヨークの会社だから、時差や距離があり日本のお菓子メーカーと関係性を築くことが難しい」といった文章を発表している会社もありますが、これは事実ではありません。Bokksuにはニューヨークを拠点とする米国法人(Bokksu Inc,)と東京を拠点とする日本法人(Bokksu株式会社)があり、後者に勤める私たち日本人スタッフが、1社ずつお取引条件などをお打合せさせていただきながらソーシング(仕入れ)を行っています。

お取引先(仕入元)の中には独自の海外販路を持たないメーカーさんが多いのですが、「Bokksuを通じ、海外のお客様に自社のお菓子を食べてもらえてうれしい」と喜んでいただくことが多く、私たちにとってもそれが励みになっています。また、地道にお菓子を探し、1社ずつ丁寧に関係をつくっていくことで、日本に住む私たちでさえ簡単には入手できない各地域の銘菓や、知る人ぞ知る特別なお菓子を売っていただけるようになってきました。今後、そのような「隠れた名品」を海外のお客様にお届けしつつ、このnoteを通じて日本の皆さまにもご紹介していけたらなと思っています。

日本のお菓子メーカーと海外のお客様を直接つなぐことを通じ、その美味しいお菓子を生み出してきた日本の文化や技術をよりサステナブルにするお手伝いがしたい!

これは、海外のお客様に美味しいお菓子をお届けしたい!と対をなす、創業時からとても大事にしているBokksuのこだわりです。

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