介護から、人と組織が抱える葛藤を可能性に変える。Blanketの挑戦の一年。

■「全ての人が希望を語れる社会」を目指して。社会の大きな転換期に何ができるのか。

介護・福祉領域で様々な挑戦をする人や組織を応援し、来るべき超高齢社会を「全ての人が希望を語れる社会」へとしていくために、自分たち自身がよりスピーディに、ますますの成長をしていく必要がある。そんな想いで、社のMISSION、VALUE、VISIONを新たに制定し、株式会社Join for Kaigoから、株式会社Blanketへ社名変更をして、一年と少しが経ちました。

▼当時のリリース記事

「全ての人が希望を語れる社会」をめざして。株式会社Join for Kaigo、「株式会社Blanket」へ社名変更のお知らせ

▼BlanketのMISSION、VALUE、VISION

奇しくも、社名変更をリリースした2020年5月は、新型コロナウイルスの感染拡大が広がり、一回目の緊急事態宣言が発令される真っ最中。社会全体が大きな不安と閉塞感に包まれている時期でした。

KAIGO LEADERSで大切にしてきた介護や福祉、高齢社会に関心のある人が共に学び、つながるための場づくり。

KAIGO HRが進めてきた介護・福祉事業者の採用実践力向上プログラム。

その他にも、ご依頼を頂いていた研修や講演、ワークショップなどの開催が難しくなったり、感染防止のために採用・人事支援をしているクライアントの皆さまとも直接お会いが難しくなったりと、私たちの事業を取り巻く環境も大きく変化していきました。

今は非常時だから仕方ない…。
コロナが落ち着くまでは、我慢しよう…。

そんな気持ちも世の中に広がっていたように思います。

しかし、パンデミックの状況下でも、介護・福祉のサービスは、人々の暮らしと向き合い、支えていくことが求められます。私たちのところにも、エッセンシャルワーカーとして、ひと時も緊張感を抜けない日々を過ごし、心身共に疲弊している方々の声、感染リスクを防止しながら事業運営を続ける事業者の声がたくさん届いていました。

様々な人や組織のパートナーとして、挑戦や成長に寄り添う存在でありたい。

介護から、人と組織が抱える葛藤を可能性に変える。

「全ての人が希望を語れる社会」の実現を目指す。

そんな想いを掲げ、新たなスタートを切った私たちBlanketが、この大きな社会の変革期に何ができるのか。新型コロナウイルスによるパンデミックを言い訳にせず、自分たちのできることを模索し、よりよい社会の実現のために挑戦する日々。

この一年を振り返ると、そんな一年だったように思います。この一年の私たち自身の「葛藤」が、新たなものを産み出す「可能性」へと昇華していくことを信じ、少しだけこの一年を振り返ってみようと思います。

■ つながることで超えてゆく。活動の場をオンラインへ。

Blanketの一年目は、自分たちの中に無意識にあった「当たり前」を疑い、活動をアップデートしていく一年でした。その一つがオンラインでの様々な挑戦です。

▼KAIGO LEADERSのオンラインイベントの様子

これまで東京・大阪などでのリアル開催を中心に行っていたKAIGO LEADERSのプログラムをすべてオンライン化。様々な形で学びの機会や、つながりの場を提供しています。

オンラインプログラムを行うことで、これまで地方にお住まいだったり、ご家庭での育児・介護などで、リアルのイベントではなかなか参加できなかった方も参加できるようになり、様々なご縁を紡ぐことができたように思います。

コロナ禍で、職場と家庭以外の関わりが大きく減り、閉塞感を抱えてしまう人も多い中、KAIGO LEADERSでのつながりを大切に思ってくれる人も多く、プロボノとして運営に携わるメンバーも、オンラインプログラムの知見を高めながら、よいプログラムを日々実践してくれています。

KAIGO LEADERSのオンラインコミュニティSPACEは、メンバーも200人を超え、日々様々な対話や自主的な学びの場などが開催されています。

▼KAIGO HR Recruiting LABO.

KAIGO HRで行うプログラムも完全オンライン化。2019年度は全国4都市で、約40法人で行ったCHANT 採用実践力向上プログラムをオンライン用にブラッシュアップ、KAIGO HR Recruting Labo.として、リニューアルし、オンラインの利点を生かし、北海道から沖縄まで、全国約40法人にご参加いただきました。

ご参加いただいた法人の皆様からも、採用でプラスの成果が出ているとの声も多くいただいています。

介護の採用成功のコツとは？のべ100社が参加した厚労省補助事業の結果。(KAIGO HR)

■ コロナ禍で自分たちにできることを、一つずつ。

新型コロナウイルスで、大きな変化が起きる中、全てが手探りな状況が続きます。でも、その中で、懸命に努力を続ける介護・福祉現場の最前線の皆さんに、私たちが何ができるか、それを考えながら新しいアクションにも様々チャレンジしました。

就活中の学生と介護・福祉事業者が出会う機会が失われた突然の緊急事態宣言。少しでも、全国の介護・福祉事業者の皆さんと、学生のマッチングの機会を設けようと、介護・福祉事業者の皆さんが無料で法人紹介を行えるWEBサイト「介護・福祉のオンライン合同説明会2021」を昨年3月に緊急オープン。全国約50の法人の皆様に参加いただきました。(公開終了しました。)

介護・福祉事業所で働くケアワーカーに支援品を届けるプロジェクト「#ケアワーカーをケアしよう」では、全国津々浦々のケアワーカーへ応援の品と共に、様々な企業・団体・個人の皆様の応援の声を届けています。

一つひとつのアクションは小さくとも、介護・福祉業界で、人の暮らしや人生を支える人や組織のために、できることを形にしていく。それがBlanketらしさなのではないかと思っています。

■ 新たな仲間を迎え、"Blanketらしさ"を築いていく。

Blanketという会社組織にとっても、この一年は大きな変化の年でした。昨年は、採用コンサルタント・KAIGO LEADERSの事務局メンバーと、2名の正社員メンバーを新たに迎えました。コロナ前は正社員1名、非常勤スタッフ2名という規模だった私たちにとっても大きな挑戦であり、コロナ禍で社会全体が不安定な中、新加入の2人にとっても不安のある中での新たな一歩ではなかったかと思います。

まだまだ若い組織・未成熟な組織だからこそ、メンバー一人ひとりの個性や価値観も大切に、「Blanketらしさ」を築いている中で、もう何年も一緒に仕事をしているような感覚になることがあります。今このタイミングで重ねる対話が、5年後・10年後に、会社が大切にする価値観として育まれていくのではないかなとも感じています。

■成長を加速させるために、新たな採用もスタート！

こうして振り返ると、本当に様々なことがあった一年でした。直面する大きな課題に悩んだり、想定が大きく覆る場面に何度も出くわしたりと、悩みや迷いも抱きながらも、私たちに期待くださるお客様やパートナーの皆様、超高齢社会をよりよい社会にしていきたいと考える様々な方々のお力もお借りし、着実に成長の歩みを進められたと感じています。

そして、だからこそ、より多くの期待の声に応えるため、私たちは成長を加速していきたいと考え、今年も新たな仲間をお迎えすることを決意しました。

今回募集する職種は、「人事・採用コンサルタント」と「営業・マーケティング部門立ち上げ担当」の2つのポスト。これからのBlanektの成長になくてはならないポジションです。

世界一高齢化が進展する日本社会の課題解決に、これまでもこれからも挑戦し続け、介護から人と組織の葛藤を可能性に変えていく。そんな私たちの挑戦をご一緒してくれる新しい仲間とのご縁を楽しみにしています。

※7月22日、30日にミートアップを開催予定！Blanketに興味のある方はぜひご参加ください！

▼7月22日(祝)14時～

▼7月30日(金) 19時30分～