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BitStarの社員に今までの経歴や現在のお仕事を掘り下げて聞く【Starインタビュー】
今回は、コーポレート部門を管掌している、執行役員の伊藤孝倫さんにインタビューしました!
ー まずはこれまでのご経歴を教えてください。
基本的にコーポレート部門での経験がメインですね。まず、大学卒業後はKDDIに入社しました。当時は営業と経理で悩んでいたのですが、選考途中にあったSPI診断で数字が強いという結果が出たことから、財務経理部に配属。その中でも税務を担当する部署だったのですが、所属した部署の若手は私だけだったこともあり、全社から来る問い合わせの一次窓口を担当することになりました。税務という括りではありましたが、全ての事業部から問い合わせがくるので、最初はキャッチアップするのが大変だったことを覚えています。トラブルも多く発生しましたが、回数をこなしていくうちに柔軟に対応できるようになりました。事業や取引の理解が深まったこともあり、良い経験ができたと思っています。
その後ミャンマーにある子会社に出向し、会計・税務領域にとどまらず、法律関連のことを学びました。そこでも大小かかわらず様々なトラブルを経験しましたが、忙しさに追われながらもとても充実した日々を送っていたことを覚えています。当時ビジネスパートナーとして総合商社の方と一緒に仕事をしていたのですが、自分と同世代にも関わらず、全員がオーナーシップを持って働いている姿を見て衝撃を覚えました。その時、このままで良いのだろうかと危機感を感じ、自分のキャリアを見つめ直すようになりました。
出向が終わって、KDDIの日本本社に帰る選択肢もあったのですが、もっと挑戦的な環境で経験を積みたいと思い転職を決意。当時IPO前で成長意欲が高い人が多いイメージがあったメルカリに入社しました。そこでは主に、IPO、単体および連結決算、開示、グループ管理を担当。ここでの経験も今のキャリアの軸となっています。その後入社したスタートアップ企業2社でもコーポレート全般を担当。そこで色々な経験をさせていただいたのちに、2023年3月にBitStarへ入社したという経歴になります。
ー 伊藤さんはリファラルでBitStarへ入社されましたが、どのような経緯だったのでしょうか?
きっかけはメルカリ時代で一緒に働いていた同僚から紹介を受けたことです。お酒を飲むのが好きなので、メルカリ退職後も飲みに行ったりしていたんですよね。前提として、メルカリ時代は「通常一年でやることを三ヶ月で終わらせる」という考えがありました。あらゆる業務に対して、とにかくスピード感を意識しながら確実に業務をこなしていく必要がありました。そんな環境下で一緒に働いたこともあり、一種の戦友のような関係だと思っています。その戦友がお勧めする会社ということで、実際に話を聞いてみることにしました。面接ではBitStarのビジョンや事業内容、会社の規模感、チーム編成含め色々な話を聞きましたね。正直ベースでお話しいただいたことで入社後の具体的なイメージが沸きましたし、自分が今まで経験してこなかった領域まで携われることに魅力を感じ、入社を決意しました。その同僚も含めて、これまで出会った皆様とのつながりで私の今があるので本当に感謝しかありません。
ー BitStarで担当している業務について教えてください
現在はコーポレート全般の責任者をやっています。入社時は経理財務マネージャーでしたが、4ヶ月後に経理財務部長に昇進した後、コーポレート本部長に就任。その後は組織の体制が変わり、経理だけでなく法務や人事にも管掌範囲が広がりました。直近の2社で法務と人事は少しかじっていましたが、実務経験はまだまだなので、個人的にはチャレンジングな環境だと思っています。基本的な業務としては、各部署の部長やマネージャーから上がってくる進捗の確認がメインですね。経理に関してはもう少し踏み込んでいて、メンバーから上がってきた決算のチェック、イレギュラー案件の対応、重要論点の整理、監査法人との対応等も担当しています。
ー 業務をする上で意識していることはありますか?
まずは相手の話を聞く、ということですかね。その上で物事を俯瞰して捉えて、リスクがないかを常に考え、一番良い着地点を決める。経理出身なこともあり、リスクに関しては常に意識をしています。それはマネジメントをする上でも同じです。まずは部下の声を聞くことを意識する。業務を振り分ける際にも、個々のポテンシャルや経験値、性格に合わせて伝え方を変えるようにしています。その時でも困っていることはないか、業務を遂行する上でのボトルネックが発生していないかの確認は必須です。あとは事業サイドに寄り添うことですかね。コーポレート部門って数字にフォーカスしがちですが、会社の売上に貢献してくれているのは事業部のみなさんなので、相談事があった際にも、なるべく事業部が動きやすい方法を模索するようにしています。また、部下や他部署の方たちと定期的にランチや飲み会に行ったりしています。よく他部署の方からは「うちの経理は経理っぽくないね」とよく言われておりまして、コミュニケーションがとりやすいポジショニングができつつあるのはいい傾向かなとも感じます。食事の場で仕事の話をすることもよくありますし、そこから見えてくる課題感や改善策から、業務が円滑に回るようになることもあります。組織を円滑に回していくためには、コミュニケーションの機会を増やした方が良いと思っています。
ー 組織の話が出ましたが、改めて現在の管掌領域について教えてください
法務と経理は整ってきており、7月から新しいメンバーが入社したことによりさらに体制が安定しつつあります。現在募集中の経理財務部長や法務担当がジョインすれば、さらに強靭な組織になりますね。経営企画とHRは人手が足りていないところもあるため、さらに採用を強化している状況です。私が入社した当初は今ほど体制も整っておらず、オペレーションを回すので精一杯で、新たな施策やトラブル発生時の対策フロー等も考える余裕もなかったんです。モグラ叩きをイメージして欲しいんですけど、私が入社した時はモグラが出てきたことは認知できるが、叩くことはできない、といった状況でした。そこからまずは人材を確保し、体制を整えることで、出てきたモグラ(トラブル・課題)を叩く(改善・解決する)ことができるようになったということです。
ーモグラ叩きの例はわかりやすいですね!その上で今後はどんな組織にしていきたいと思っていますか?
韮(ニラ)型組織にしていきたいと思っています。韮型組織(※サイバーエージェント・メルカリ・LayerXでコーポレート責任者を歴任されている横田さんが発信されている)とは、「韮の漢字のように縦横にいくつもの強みを持った人材が多く在籍している組織のことです。例えばあるメンバーが組織上では経理財務部に在籍しており、会計領域がメインの専門領域であるが、法務や労務等の領域にも一定の知見を持ちながら業務に取り組む、といった形ですね。メンバーが複数の領域を担当することで、専任が業務過多になった際にもサポートができますし、自分の担当範囲以外の知識や経験を身につけることで、多角的な視点で物事を考えることができるようになり、抱えている課題が解決することがあります。言うなれば、モグラが一つ出てきたとしても、新たなモグラを発生させる前に先手を打つという対策ができ、さらにその先でそもそもモグラを発生させないこともできるようになります。BitStarは行動指針として『自律』『責任』『協調』を重んじていることもあり、韮型組織はBitStarが描く理想に近い体制だと思っています。
ー確かに韮型組織はメリットが多そうですね!その上でどんな方にご応募いただきたいですか?
自分のポジション以外の領域にも興味がある方ですかね。少数精鋭でやっている組織なので、レイヤーに応じて裁量も与えられているので、モチベーションの高い方には刺激的かと思います。入社時には経験がなくとも、自ら手を挙げることで挑戦できる環境がBitStarにはあります。本人のキャリアに沿って、会社としてできる最大限の環境を提供したいと思っていますし、その内容が組織の進むべき方向性と合致していたらお互いWin-Winですよね。複数の役割をもった人材が多く所属していることで、あらゆる意見が出るようになりますし、組織に良い循環を与えることができます。
結果的に今よりもっと強靭な組織へ強化できると考えています。組織に良い影響を与えることができる人材は、将来経営幹部まで上がってくると思っています。経営人材の育成は現在の課題でもあるため、韮型のキャリアを目指している方は大歓迎です。
あとは何事にも前のめりに取り組んでくれる方だと、BitStarには合っているのかなと思います。
ーこれからBitStarへ応募しようと思っている人へ一言お願いします!
幅広いジャンルをキャッチアップしながらキャリアアップしたい!という方にとって、BitStarはピッタリなのかなと思っております。個々のポテンシャルやスキルに合わせた裁量で業務をお任せするので、そういった環境を求めている方はぜひ一度応募してほしいです!
ー伊藤さん、ありがとうございました!
未経験の領域にも果敢に挑戦していく伊藤さん。
今後コーポレート部門が目指していく『韮型組織』への成長にも期待が高まります!
ここまでインタビュー記事を呼んでくださりありがとうございました!
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