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【社内部活動】非エンジニアでもツールで効率化!「オートメーション部」をご紹介

皆様こんにちは!ビットバンク採用担当です。

数多くの社内部活動があるビットバンク。フルリモートの就業環境ながらも、各部が熱心に活動しています。

今回は部活動紹介の第3弾をお届け!

第1弾の「ビクロイ部」、第2弾の「ヨガ部」に続き、実務に直結する活動が社内でも話題の「オートメーション部」です!

オートメーション部とは?

一言で言うと、『ツールを駆使して業務の自動化や効率化を目指していく』という、仕事に直結する部活です。

週1回の定例MTGやSlack上でコミュニケーションを取りながら、Google Apps Script(※1)やAUTORO(※2)等のツールを利用して、業務を効率化するプログラムを作成しています。

そもそもオートメーション部の前身が発足したのは、2020年末。

2名の社内メンバーが、「GASとかPythonとかやりたいね」というカジュアルな理由から、「GASの会」というグループをひっそり立ち上げたことに端を発します。

初期はGASの書籍を読み進めながら、Redash(※3)やAPIの連携方法を模索していましたが、翌年4月にGASに詳しいメンバーがジョインしたことでレベルが急上昇!

その噂を聞きつけたメンバーが次々と入会するとともに、7月にクラウド型RPAのRobotic Crowd(現:AUTORO)が導入されたことで、自動化・効率化が加速していきます。

そして、9月には晴れて社内の正式な部活として登録され、現在は主に非エンジニアの18名のメンバーが活動を行なっています。

※1:Google Apps Script(GAS)
Googleが提供しているプログラミング言語で、GmailやGoogleカレンダー、Googleドライブ、Google翻訳など、Googleのサービスを扱うための機能を提供しており、それらのGoogleサービスを連携、自動化させて活用することが可能です。

※2:AUTORO
ノーコードで利用できるクラウド型のRPAツールで、大量のデータ転記・スクレイピング・指定Webサイトに更新があった際のSlack通知等、マニュアル化できる作業をプログラミングし、効率化・自動化が可能となります。

※3:Redash
オープンソースで提供されているダッシュボード作成ツールで、MySQLやGoogle Spreadsheetsなどからデータを取得してダッシュボードの生成を行います。
連携できるデータソースが50種類以上もあるため、幅広く連携できるメリットがあります。

どんな理由で入部した?

オートメンション部に入部したメンバーへ、どのような理由で入部したのかを聞いてみました!

・手動で行っている業務の効率化・自動化、業務改善をしたい
・ITリテラシーの向上のため
・毎回エンジニアの方に頼るのではなく、自身でもできるようになりたい
・スキルを伸ばしてできることを増やしたい

業務で困っていることを改善するためという理由が主な入部理由のようです。

手作業でのスプレッドシート作成業務や簡単なルーチン作業・マニュアル作業が多いことを通常の業務で課題と感じている方も多く、課題解決とスキル向上のために成長したい非エンジニアメンバーがほとんどです。

入部をして特に良かった点としては、「分からないことを気軽に聞ける」という意見が多く寄せられました。
やはり、一人で勉強をしていてもわからないことや詰まってしまう点を気軽に相談して一緒に成長できる環境は必要ですね。

3営業日かけていた業務が30分に!

実際にオートメーション部の活動で成果が出た事例を見ていきましょう。

①営業資料を自動でRedash抽出
アクティブに取引していただいているお客様の比率をRedashで自動抽出することに成功したという内容です。
元々は複数のRedashからデータを抽出し、手動でグラフを作ってランキングにし、さらにスライドへ落とし込むまでに他の業務と並行しつつ3営業日ほどかけて対応していました。
しかし、現在はGASを使用して今まで手作業で行っていたことを自動化したため、確認作業だけの30分程度まで減らすことができています。

これはすごいですね!
3営業日の内容を全て自動化したことにより効率も上がり、その分の時間も有効活用できるとは・・!

②AUTORO事例
弊社サービスと接続しているネット銀行のメンテナンス情報確認のため、定期的に目視でメンテナンスページを見に行っていました。
目視だと1日に何度も確認するのは非効率で、確認する時間以外にアップデートがあるとすぐに情報をキャッチアップできなかったり、見逃してしまう可能性があり、すぐにお客様に周知出来ない等の悩みがありました。

そこで、アップデートがあるごとにSlack通知が来るような仕組みをAUTOROを使って実行することにしました。
この自動化により、見逃してしまうリスクもなくリアルタイムにアップデートを検知でき、確認作業の時間削減とスピーディーな情報発信が可能になりました!

いちいち情報を取りに行かなくても、自動で通知が届いてくれるなんて便利ですね。
お客様にリアルタイムで情報を正確に届けられるようになったのも、オートメーション部があったおかげです!

③暗号資産の分別管理
ウォレットからウォレットに送金する際に、手数料がいくらかかっているかを複数のスプレッドシートで管理をしていました。
Redashから抽出した13銘柄×30日間分のデータを全て手作業で行っていたため、時間も手間もかかり他のことができなくなってしまうという悩みに頭を抱えていました。

しかし、この先さらに銘柄が増えていくことを思うと、なんとかして効率的に進めていきたいと思いGASを活用して自動化することに決めました。

現在はGASを使って、自動で抽出したデータをそれぞれ必要なシートに転記してくれるため、大幅な時間削減になりました!

手作業で行っていたことの自動化で効率的になったことと、その時間で他の作業ができるようになったのは大きなメリットですね!
それにしても、今までは13銘柄×30日間分を全部手作業だったとのこと・・本当にお疲れ様でした・・!

今後の部活の目標

最後に、オートメーション部の部長である水野さんに今後の目標を聞いてみました!

「今まで行なってきたGASやAUTOROのみならず、他にも新たな技術や方法を調べて取り入れながら業務に活かしていきたいです。

AUTOROについてはオートメーション部内のみで活用していたものが全社展開されて、部員以外もAUTOROを使って効率化や自動化を取り組んでいるようです。
その際、希望される方にはAUTOROの使い方をお伝えすることもあります。

最近ではプログラミング等で困っている部員に対して、社内エンジニアの方々からアドバイスをいただくシーンも多く見かけるようになりました。
エンジニアの方々は非エンジニアの私たちにもわかりやすいように、できるだけ噛み砕いて教えてくれるおかげもあって、徐々にできることが増えてきていると感じています。

これからもサポートしていただきながら、より活発に活動をしていきたいと考えています。
日々切磋琢磨しながら個人ではもちろん、社内全体で盛り上がって成長をしていくことが今後の目標です!」

今回は社内でも話題となっている部活、オートメーション部の活動についてお届けいたしました。
ビットバンクにはまだまだ魅力的な部活がたくさんあるので、今後もリポートしてまいります!


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