もともと海外不動産事業からスタートした弊社。弊社への応募者の方も、ほとんどが「海外不動産の会社」と認識して面談に来てくださいます。
しかし、そんな弊社で、2019年12月に彗星の如く現れ、驚異の勢いでその規模を伸ばしているサービスをご存知でしょうか。
国内不動産業界の人材紹介サービスである、
「リアルエステートWORKS(https://realestateworks.jp)」です!
今回は、創業当初のインターンを経て、2017年にBEYOND BORDERSに新卒入社し、
27歳の若さでマネージャーとして同事業の責任者を務めている、高稲さんにお話をしてもらいました。
「かゆいところに手が届く」業界特化型人材サービス
ー早速リアルエステートWORKS(以下RA)について伺っていきたいんですが、これはどんなサービスなんでしょうか。
国内の不動産業界を対象に、人材を採用したい企業様と、転職をしたい求職者様をマッチングさせるサービスです。
2020年2月末の時点で登録求職者数は811人、求人数は373件だったのですが、2021年2月末時点ではそれぞれ9593人、1,147求人。それぞれ約11.8倍、3.1倍に伸びています。また、売り上げでいえば実に約702%の成長をしています。
ーコロナ禍にも関わらず、ものすごい成長スピードですね。人材紹介といえば、CMで流れているような、全業界を扱っている「総合型」のサービスが思い浮かぶのですが、「業界特化型」であることによる強みは何なのでしょうか。
業界に関する知識の深さですね。とにかく企業様にとっても、求職者様にとっても、「かゆいところに手が届く」サービスになっています。
例えば大手の総合型サービスを使っている企業様からは、「もっと業界やうちの会社について理解している人材、うちが求めている人材に応募してきてほしい。」といったお声を聞くことがあります。その点、RAは不動産業界やその会社に関する詳細な知識を求職者様に説明して、理解を深めた状態で応募してきてもらえる。それに、その企業様が求めている知識や経験、パーソナリティなどの微細な温度感を把握しているので、より適切な求職者様をご紹介することができます。将来的には、企業様への人事コンサル的なこともやっていきたいと思っています。
また、求職者様に対しても、表面的な求人情報には表れてこないような深いところにある情報を提供することができます。会社やその職種の詳細な事業・業務内容はもちろん、その会社の業界における立ち位置、インセンティブの額・発生時期といった細かい情報までお伝えできる。これによって、求職者様のニーズと相違のない求人をご案内でき、より納得感のある転職活動につなげられています。
ーなるほど。業界を絞っているからこそ、その業界に関する知識を他社よりも深く得られ、表面的でない本質的なサービスが提供できるわけですね。
不動産業界に関わる全ての人を幸せにする。
ーこの事業の社会的な意義はどんなところにあるのでしょうか。
弊社のMissionである「“幸せでつながる未来”を不動産の領域で。世界中で。」を実現できると考えています。
RAを使って転職された求職者様が活き活きと働ける、しっかり稼げる。それによってご本人だけでなくご家族、それからその方が担当されるお客様まで、幸せになれると考えています。時系列的にも、人材紹介はキャリアの川上から川下まで携わることができる。新卒で業界に入るのをサポートさせていただいた方に対して、今度は転職をサポートさせていただき、エグゼクティブクラスになった後の再転職をまた支援させていただくなど、その方の一生に寄り添って支援することが出来ます。このように、未来へずっと続いていく幸せをサポートするのは大きなやりがいです。
また、その方を雇用する企業様も幸せになれる。今、不動産業界は全体的に人手不足が続いています。そんな中で、マッチする求職者様をご紹介することはとても意義のある仕事だと思っています。
ーなるほど。CEOの遠藤さんも、従業員やお客様の「幸せ」という言葉はよく使っていますね。
それに対して現在、不動産業界はどのような状況なのでしょうか?
まず、不動産業者の数は年々増えています。現在は35万件超の法人数であり、これはコンビニ(約6万件)の5倍以上の数です。今のトレンドでいえば、マーケット自体は拡大していくと思います。家(不動産)がある限り、少なくとも縮小していくことはないでしょう。
一方で、不動産業界は慢性的な人材難を抱えている。業界の人材数は横ばいで、企業は常に人を欲しています。僕は以前、不動産会社様向けにセカイプロパティ(弊社海外不動産メディア)の営業をやっていたのですが、その際も企業様から「良い人材いませんかねえ」というぼやきをよくいただいていました。
ーそうなんですね。人材不足にはどんな理由があるのでしょうか?
やはりイメージの悪さが一因だと思いますね。不動産業界というと、「カタい」「お客様に嘘ついてそう」という印象が強い。その他、内部構造が全体的にブラックボックス状態で、よく分からないところも多いと思います。
※参考)不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」を運営するリビン・テクノロジーズ株式会社が、30歳以上の男女全国126人を対象に行った「不動産事業者のイメージ」に関する調査では、事業者に対するイメージのTOP3は下記であった。
1位「口が達者」(50.0%)
2位「しつこい」(34.1%)
3位「強引」(29.4%)
ー業界への悪いイメージと、それに起因する人材不足。不動産で「“幸せでつながる未来”」を作っていくには、まだまだ課題がありそうですね。
はい。だから僕らはRAを「不動産業界をカッコ良くするメディア」にしていきたいです。
クリーンな情報提供や誠実な対応によって、業界へのネガティブなイメージを刷新していきたいですね。
ー壁は高そうですが、挑戦しがいのあるテーマですね!
最速で業界最大手へ。そして、さらなる価値提供を
ーRAの事業としての将来像は、どんな姿を見据えていますか?
まずは、最速で業界最大手にします。これは、やれる・やれないの次元の話ではなく、絶対にやります。
今、不動産業界の人材紹介市場では、RAのシェアは数%です。まだまだ大手の総合人材サービスがトップシェアを占める状況にあります。でも、業界特化型サービスの強みを活かして風穴をこじ開けていきたいですね。また、基本的な部分ですが、スピード感と親身・丁寧な対応は非常に重要視していて、企業様・求職者さまから高い評価をいただくことが多いです。サービスをご利用いただいた求職者様に「ご友人にRAを薦めたいと思われますか」というアンケートを1月に取ったのですが、10段階評価中、 実に92%の方から10,9,8という高評価をいただきました。ハイレベルなカスタマーサクセスと、業界への深い知識を強みとして、まだまだ伸びていけると確信しています。
そして、このサービスをきっかけに、もっともっと不動産業者様や業界従事者様に価値提供できるサービスを増やしていきたい。企業様の人事管理ツールを作ったり、人事コンサルをしたり、求職者さまへのナレッジ提供のセミナーを開いたりといったことを考えています。こうしてサービスをどんどん発展させていって、「幸せでつながる未来」をより広範囲で作り上げていきたいですね。
ーありがとうございます。最後に、高稲さんがRAの事業運営で感じている魅力について伺ってもよろしいでしょうか。
始まって1年半の活気ある環境で、今まさに伸びているサービスや組織を作り上げていけるところです。
先ほど述べたように、RAの成長スピードには目を見張るものがあります。こうしたサービスを扱う組織においては、「従業員」や「スタッフ」ではなく、「当事者」として関わることが求められます。その分やりがいや成長スピードも大きなものがありますし、それを常に肌で感じることができます。僕は新卒就活の際に「どれだけ(サービスや組織が)出来上がっていないか」で会社を選んでいました。すでに出来上がっているところに行ってしまうと、自分のやれることは限られてくるので。この観点からすれば、ビヨンドに入ったのは大正解でしたね。
それから、自分たちの力で不動産業界のイメージを変えていくという、社会に与えるインパクトも魅力ですね。そういうマクロな社会的意義からくるやりがいや喜びは大きいです。また、求職者様にとって人生の一大事である転職の意思決定に寄り添い、感謝されるという経験もまた、何物にも変えがたいものですね。
ーありがとうございました!高稲さんはお若いながら、プロフェッショナルとしての意識が非常に高く、成果を貪欲に追い求める姿勢が印象的です。今後もRAの大黒柱として、ビヨンドのミッションの実現に向けて突き進んでいただきたいと思います!
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