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新卒で起業、そして廃業…。挫折を経て、辿り着いたベルフェイス

こんにちは。ベルフェイスで人事の責任者をしている西島です。

今回は、新卒で就職しないという選択肢をし、起業!しかし廃業という大変さを乗り越えて、カスタマーサクセスで活躍している深谷に話を聞きました。

約6年間で社員10倍となった会社を、事業の将来性から閉じた深谷。当時のことは記憶がないくらい辛かったと話ながら、その挫折を経験したからこそ成長があったと振り返ります。

今回のベルフェイスへの転職は実はカスタマーサクセスの鈴木と同じ場所で働いていたことがきっかけ。

物語を語ろう。これは、『ヒト・モノ・カネ・情報』を渡り歩いた男が行きついたベルフェイスという次の物語 | ベルフェイス株式会社
こんにちは。ベルフェイスで人事の責任者をしている西島です。突然ですが、転職はストーリーだと思います。その人がその時に何を感じてどう動いたか。転職活動は面白い話にもなり得ます。今回はベルフェイス歴...
https://www.wantedly.com/companies/bell-face2/post_articles/137314

そんな深谷が話すリファラル採用の良さやキャリアコンサルタントの経験から、転職での注意すべき点や会社の選び方についても語ってもらいました。


――これまでのご経歴を教えてください。

起業、人材系の会社、ベルフェイスで3社目です。元々高校生の時から起業を考えていました。祖父の代から自営だったことと、終身雇用の終了が叫ばれていた時代でした。「今後、自分の力で世界を作らなきゃいけない」そう思い、大学卒業後に知人に誘われてEC通販やイベントの会社を立ち上げました。

元々好奇心旺盛なタイプなので、法人登記をしたり、融資を受けたり、様々なことを全て自分たちで行ったのは良い経験でしたね。また6年間、続ける中で2人で始めた会社が結局20人くらいになりました。大学では心理学を学んでいたこともあり、組織を巻き込んでものごとを進めていくことが得意だなと感じていました。

しかし、起業は大変なことの方が多かったですね。一番の思い出は、やはり清算処理。6年の中でマーケットが飽和し、会社を閉じることになりました。当時のことは実はあまり記憶にありません。支払いの催促を受けながら、気が付けばふらふらと川を見に行っていたり。大変なことがあっても、あの時を思い返せばなんてことないと思えるので、今では良い経験です。

キャリアコンサルタントだったから自分の市場価値が分かる。だからこそ「今」動いた。

――その歳で起業と廃業を経験される方って中々いないですよね。その後はどうしたんですか?

当時28歳でしたが、また起業しようという気力は正直ありませんでした(笑)前職もそうでしたが、この事業じゃなきゃ嫌だというのが良くも悪くもなかったんです。そのため、社会の課題解決をしているBtoB関係の企業を受ける中で、ご縁があったのが転職エージェントでした。そこでほぼ同期としてキャリアコンサルタントをしていたのが、今もベルフェイスで一緒の鈴木です。

キャリアコンサルタントは面白かったですよ。多業種に触れられるので好奇心も満たされましたし、1対1での対話は心理学も活かせます。しかし他業界と同様に、人材業界もHRTechと呼ばれるテクノロジーを使った新しいサービスが次々に生まれる時代です。マーケットの鈍化で会社を閉めざるを得なかったので、事業としての将来性は強く意識していたんですよね。また、キャリアコンサルタントをしていたので自分の市場価値も分かります。33歳、異業種への転職は年齢的にもそろそろ厳しくなる。そう思い、転職を決意しました。

「ベルフェイスどうなの?」と鈴木にも聞きました。鈴木がベンチャー企業を選ぶようなタイプじゃなかったため、「彼が選んだベンチャーってどんな会社だろう」と気になったんですよね。興味の入り口に彼がいた感じです。生の声を聞いて判断できたので、選考の意欲は高まりました。スタートアップは組織が小さいので、人間関係1つとっても逃げ場がないと思ったんです。入社前に、社内の人と話す機会は出来るだけあった方がいいと思いましたね。

――会社選びのポイントやベルフェイスに決めた理由を教えてください。

結局ベルフェイスを含め7~8社受けました。僕の転職の軸はこの3つです。

① 上場前のスタートアップベンチャーであること
② 成長曲線が上向いているBtoBであること
③ 面接を通して、社長の価値観やビジョンに共感できること

ベルフェイスを選んだのは、特に社長の人柄に惹かれました。他の社長は良い大学や会社を出て、エリートコースを歩まれてる方が多かったんです。そういう方って頭の回転も速いしスマートでカッコいい。しかし、中島にはそんな方とは違うしぶとさとか泥臭さを感じました。それはぶっとんだ経歴にも表れていますよね(笑)実は元々一緒に起業した社長も、その人柄に惹かれました。「どんなに失敗しても命までは取られないから」が口ぐせの社長でした。そういう人に惹かれる傾向があるみたいです。

ベルフェイスに入社後は、社長の「顧客の成功が自社の成功に繋がる」というビジョンをみんなが追っているのが印象的でした。前職で、担当する方のキャリアを考えながらも、売上を意識したご提案をしていたので「本当にお客様のためになっているのかな」と感じたことがありました。ベルフェイスでは綺麗ごとではなく、ビジョンを実現しているんだなと思いましたね。また、会社の雰囲気やイメージは、鈴木から聞いたこともあってギャップはありませんでした。

元キャリアアドバイザーが考える幸せな転職方法

――最後に、ベンチャー企業やベルフェイスに向いている人を教えてください。

キャリアコンサルタントの経験からも言えますが、幸せな転職をしたい方はまず、

①転職という手段を使って何を成し遂げたいか(プライベートのあり方も含めて)
②なぜそれを希望するのか

を考え抜いてみて下さい。そしてその成し遂げたいことの優先順位を考えた方が良いです。間違っても、「ベンチャーってカッコいい」みたいなノリで選ぶと痛い目を見るかもしれません(笑)

実は、僕は新規事業の立ち上げで採用をされていたんです。一見かっこいいけど上手くいかないことの方が多い新規事業。結局、事業は辞め、カスタマーサクセスにキャリアチェンジをしました。しかし、カスタマーサクセスでも自分の強みは活かせます。ベルフェイスを導入されたお客様が「どう営業のマネジメントをするか」は経営課題の1つだと思います。そのため経営をしていた経験は活きますし、またお客様の業界が幅広いため、多業種のお客様と付き合ってきた前職での経験も活きます。自分自身もまだまだこれからですが、実績を出していきたいですね。

終身雇用がなくなってきた世の中で、挫折や失敗も自分の経験にして、チャンスを最大限に活かしたいという人にはスタートアップは良いと思います。そんな方にぜひ来て頂きたいなと思います。

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