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天才ではないと突きつけられ、逃げ回って逃げるのをやめた日々について

ありがたいことに最近は応募が増え、活躍してくれるインターンメンバーが増えてきた。

大人なインターンが多くなってきて嬉しいと同時に、「動物園のようなカオスさが減る」という違和感をもっています。

前職DeNA時代でも、「良質な非常識」の重要性は説かれたきたし、感じている。

今回のインタビューは「良識」なのか?こう、求人で出して良いのか?と思う話も思いつつ、隠さずに書いています。

もちろん、社内のメンバーが今井のような学歴志向の感性ばかりではないです。

当然ですが、学歴至上主義でもないです。

実際、インターンで働いてもらってる人は色々な経歴の方がいます。代表の私は一般的な大学卒ですし、文中に出てくるミカさん(社員)は大学進学をしていませんがエース社員として活躍してくれています。

このインタビューを読んで、学歴志向を中心とした内容や弊社に、もしかしたら嫌悪感を感じてしまう人もいるかもしれません。

インタビューをしてくれた本田も「実際、わたしは今井さんのような感性は持たないし、同期のインターンとかだったら、ちょっとなあって思ったかもしれない」と感想をもうしています

「自分の思い描いた人生にならなかった過去を抱えた人が、人生を取り戻す場所になる」を実現する会社で、我々ポップコーンはありたいと思っています

本当にストイックに熱中することができるし、自分の殻を破るのを高い水準で実現できる環境があるのも事実だと自負しています。

取り戻し方、成長の仕方は人それぞれと思っています。

学歴に自我を乗せすがり、失い逃げ回った一人の男、今井の振返りとして、ご覧いただけますと幸いです。

興味をもっていたたいた方がいましたら、ぜひお話できるとありがたいです。

役員の今井との過去の話を、私大澤と、採用責任者の本田が聞きました。


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ポップコーン株式会社は、コンテンツマーケティング事業をメインに手がける、2018年設立のベンチャー企業です。 「ユーザーと徹底的に向き合いたい」という想いから、webマーケティング事業を基盤として様々な事業展開や新規事業に挑戦しています。 ◆コンテンツマーケティング事業 ・毎月100万PVを超える「占い・恋愛部門」 ・開始1ヶ月で売上をだし、毎月200%以上の成長を遂げる「金融メディア部門」 ・上場企業と連携をして動かす「マッチングアプリ部門」 ◆多面的な事業展開、新規事業への挑戦 ・”新しく事業を始めたい人や事業を動かしたい人と必要なコトやモノをつなぐ場所”を作る「BtoBメディア部門」 ・占いのメディアから始まった”相談できる場所”を作るための「電話占い事業」 ・弁護士や社労士と協力しながら、”売上を作る場所”を作る「web顧問事業」 など、メディアを起点にさまざまな事業をポップコーン内外のさまざまな人と連携をして行っています。
ポップコーン株式会社



大澤・今井・本田:本日はよろしくお願いします。

本田:では早速。そもそもポップコーンとの巡り合わせは?

今井:インターン媒体からの応募でした。

大澤:すごいピリピリした雰囲気で、事務所に入って来たよね。

それを横目で見ていた社員が「すみません、怖いので採用しないで欲しいです」ってSlack送られて来てたんだよなあ。

会話してたら地頭力高いし、ストレートな会話できる男子校らしい経歴の人物だなあって思って、無視して採用しました笑

女性受けの悪さで、いろいろ問題が起きたのは、今となっては良い思い出だよね

他にも応募してたんでしょ?

今井:はい、他に3社くらい面接にいってました。

それで一番、面白そうだと思ってポップコーンにしました。面接からストレートに思ったこと言ってもOKだったのと、業務や会社が成長途中だから権限を多くもらえると感じたのが理由です。

本田:入ってからどうだったんですか?

大澤実際、優秀だったよ

当時、大きめの某スタートアップのオウンドメディア運用をしてたんだけど...

お客さんから進行状況の解像度が足りないことや、施策の社内への落とし込みができてないっていうのがクレームになりかけた。

今井くんは最初、社員のアシスタントとして対応してたんだけど、お客さんからは途中から今井くんに指名で対応が入ってたね

あと、女性受けがすこぶる悪かった!一周回って面白かったよね

男子校がすぎる...というか...笑

女性メンバーとのコミュニケーションがおかしいから、「午前中の会話振り返りランチ」とかやってたよ

本田:えええ、どういうエピソードですか...笑

大澤:午前中の業務での会話から、NGな会話・やりとりについて、要因とネクストアクションをランチで話してたんだよね。

今井:ああ、ありましたね。

あとは、Slackのやりとり全部レビューされてた件も。

大澤:懐かしすぎる笑 Slack遡ったら出てくるんじゃない?

今井:たぶんありますね。 あ、あったこれとか。

本田:ほんとだ!!

大澤:テキストでの表現が「強い」「怖い」。まだ関係性が出来てない相手に対する業務依頼が「高圧的に感じる」とかって話からはじまったよね。

本田:今じゃ全然、想像つかないですね

大澤:けっこうインターン時代にボコボコに指導されてるからね。

とはいえ実際、天才と言われたタイプでしょ?

今井:あー、いや、そんなことはないですが、勉強はずっとできた方ですね

大澤:小学生とかから?そういえば幼少期の話は聞いたことないかも。

学歴コンプレックスの話は何度もきいてたけどなあ。今井くんの掘り下げるインタビューの会なので、気にせず喋っちゃってください!

今井:うーん、そうですね。まあ、気にせず喋りますが...。

小学校時代から、公文に通っていて。

その後、小学校3年から早稲田アカデミーに行くことに。小5には塾内で3位になりました。

今井:そして、筑駒受験を決めたのがその小5の時期です。理由は単純に1番上以外行きたくなかったから。

受験も開成、筑駒とかだけ受けました。塾からは抑え受験も勧められたけど断ってました。滑り止めを受けても、行く学校じゃないと思っていたので。

大澤:幼少期からずっとその世界で戦っていると私立はありえないの?ど田舎育ちだから知らない世界なんだよね。

今井:ありえないです。ドッジボールで、両手投げをしている人を見た時に理解できないみたいな、そんな感覚。

当時の価値観、感覚は勉強ができる人が偉いというものでした。

大澤:やばい、知ってたけど、びっくりするくらい感じ悪いぞ

本田:私、両手投げしてそう

大澤:だとしたら僕はもっと確実に、両手投げしてるよ

今井:でも結局、中学受験は上手くいかなくて。受験の帰り道に間違えた問題に気づいて辛かった。みんなが出席してる塾のお疲れ様会には顔を出したなくなくて、行かなかったです。

結果的に地元の公立中学に進学することになります。

大澤:じゃあ高校受験したってことだよね、そっちはどうだったの?

今井:勉強がスムーズに進んでいたこともあって、高校受験は自分が1番でしょと思っていたら、全然そんなこともなくて…。

11月の受験終盤に2人、どう頑張っても勝てないなって思う人に出会うんですよね。

一人目は11月から受験勉強をスタートして、授業中も寝てたけど全国1位の頭切れるタイプの天才。もう一人は、ふわふわしていて未だによく分からない鬼才。

どんなに調子が良くても2人には勝てないことが分かって、そこからは2人に負けないようにすることを常に言い聞かせてた。自分は負けを認めたら何もしなくなるってことがわかっていたから。

悔しかったけど、2人は優しいからいつも話しかけてくれた。でも休憩時間はクラスにいるのが辛いから、お手洗いにこもってたのがこの時期。

本田:え、塾での人間関係も成績の優劣で左右されちゃうんですか?

今井:そういうわけじゃない。振り返ってもそうじゃないと思える。

単純に自分の気持ちとして辛いんだよね。「惨めになる」が一番的確な表現かな?

大澤:あー、逃げ回ってた初期の話ね

今井:です。でも、結果受かり筑駒に行くことに

ここまでで自分の人生はひと段落、あとは余生くらいの感覚でした。

僕は「筑駒」というゴールを達成した。でも同時に、塾で自分は勉強ではトップになれないっていうのを理解してしまったのもこの時期。

大澤ある意味で最初の挫折ということか。

本田:高校はどうだったんですか?

今井:筑駒をゴールとして見ていたから、高校時代はポケモン、パズドラ、パワプロくんばっかりやってた。高校を途中で抜けて渋谷のカフェに行くこともよくあった。

本田:友達と授業抜け出していたんですか?

今井:いや、一人で行ってました。あんまり友達と遊びに行くことはなかったかな。話が合わないことも多くて。単純に向こうが頭いいっていうのもあるし、それ以上にみんな「将来何したい」っていう明確な目標がある部分が自分と違った。

中学受験で入ってくる人が多い学校で(高校から40人のみ。学年は200人)もうコミュニティができあがってたのもある。学校生活はただバスケの部活、体育祭の応援団、文化祭のメインであるステージ班とかは楽しかった。

大澤:筑駒だと、大学受験の目標も高いよね。どうだったの?

今井:そうですね... 1年目は東大しか受けず。勉強をちゃんとしていなかったので、センター試験は650点(校内2番目に低いぐらい)で結局落ちました

それで浪人生活をスタートすることに。勉強は嫌いだけど点数を取ることは好きだったから、浪人中はそこそこ勉強してました。東大模試それぞれ河合と駿台でA判定、B判定取るぐらいには。

高校で勉強を真面目にやらなかったせいで、たとえば数学の加法定理とか三角関数すらもわからなかったんですけど、浪人時代はそこを1から教えてくれたのでありがたかったです。

大澤:高校で全く勉強しなかったのにA判定取るのは結構大変だったんじゃない?

今井:大変でした。人生を通して、勉強をいちばん頑張ったのは高校受験。次は浪人時代かな。

でも、結果東大には落ちました。慶應経済に入ることに。数学をミスったのと、得意教科だったはずの国語は記述式が自分でも驚くくらい本当に分からなくて、社会英語の暗記系は無理だったし。センター自体は830で、合格には届かなかった。

本田:いい点数だと思うんですけど...厳しい世界ですね。

今井:この辺から自分の頭のよさの限界は確証をもって感じていた。当初は何でもできると思っていたけど、得意の国語もできなくなって。

このころが一番、精神的にきつかったです。中学・高校の受験では早慶に目を向けたことも無かったのに、そこに自分がいることになったから。

大澤:慶應は一般的には高学歴だけど、満足はしなかったってことだよね?

今井:満足しているしてないではなく、ああ終わったなという感じ。

本田:私の前で失礼じゃないですか?笑

今井:あ、当時の感覚なのでご容赦を。今思ってるわけじゃなくて、若気の至りと思ってもらえると...。

大澤:ほら。だから社員によく詰められてたんだよ。笑

今井:自分にとって、例えば就活失敗して「どこに行ったの?」って同級生から言われるくらいの絶望感。

病んでて、ツイートで”東大落ちました”ってだけツイートした記憶が。

本田:相当メンタルやられてるってのは伝わります

今井:本当にしんどかったです。

でも、ツイートを見た高校の同級生から早稲アカでバイトしない?って誘われて。

他にやることもないし「まあいいよ」って返事して早稲アカ生活のスタート。そこから塾講師にどっぷりハマって、扶養余裕を超えるくらいに働きました。朝

8時から塾に行って、23時まで丸つけして帰ることも多々。同じ校舎の人がガンで倒れてしまって人手が減ってからは週6早稲アカ生活でした。

大学はどうでもよくて、クラス飲み会も不参加。1年生から週3しか学校に行ってなかった。

大澤:週6塾講師ってすごいね。仕事じゃん。

本田:大学の成績は大丈夫だったんですか?

今井:大丈夫ではなかったですね。当然のように大学2年時に留年しました。笑

中3の受験生を教えてたから、塾にさらに通い漬けに。2回目の大学2年が終わるタイミングに塾も中1〜中3まで3年間教えてたので、ちょうど1周した時だった。彼女と何しようって話をしていて、長期インターンをすることに決めました。

本田:新しいことにチャレンジすることにしたんですね。

今井:そうです。塾講師生活でメンタルを立て直したと言っても過言では無いかなと。

大澤さんに後で言われた表現を使うなら「最低限の自己肯定感を取り戻した」ってタイミングでもあるんだと思ってます。

それが、冒頭のポップコーンに面接しに行った流れです。

本田:就活したんでしたっけ?なんで、ポップコーンに入ろうと思ったんですか?

今井正直、最初はなあなあで、とりあえず入社しようと思った。

スタートアップとして伸びていくだろうし、まあこのまま就職してもいいかなと思っていた。

大澤:ぼくも内心は「優秀だし良し」だったんだけど、コトに向かいきれてないスタンスは直すべきだなと思ってはいた。

受験や学歴が全てと思って生きてきて、受験という競争で負けて、

塾で回復した自己肯定感を守るために就活の新しい競争に参加せず逃げるのってよくないなあと。

社員からも「正直入社はプラスと感じるけど、いまのマインドで入るのは社会人として舐めてる」って意見が挙がった。

社員達からもその声が強く出たのが、ポップコーンとして成熟してきたと思ったときでもあるね。

今井:実際社員さには詰められましたからね

大澤:あー、ミカさんにランチで詰められた話ね

今井:「『慶應に通えてるのに、慶應にいる自分が許せない』ってのダサすぎる。

今すぐ大学やめてこいよ?授業料も親が払ってるんでしょ?無駄じゃん」って言われたんですよね

本田:きつ..。

大澤:それくらい当時の今井くんは酷かった。

だいたい、早慶レベルが人じゃないとかアホなこと言ってたんだから、それくらい言われた方がいい。笑

本田:今井さんも今井さんできつ笑

大澤:みかさんは、デザイナーになりたくて大学いかないで、自分で学費稼いで、デザイナーの弟子入りしながら、うちの仕事してたからね。

今井:学歴とかじゃなくて「自分がどうありたいか?」に振り切って生きてるから、ミカさんの言葉は、なにも言い返せず響きましたね...

大澤:僕もいろいろ考えた上で、今井くんを呼び出して「能力や成果は出して、少なくとも俺とカルチャーフィットしてるから内定でもいい。

ただ、競争から逃げてばかりなのはダサいから、とりあえず外資とかの内定くらい取れる能力あるんだからとってこい。受験で逃げて、就活もしないで逃げるとか死ぬとき後悔するぞ」って話をした。

今井:「まあ確かに」ってなったのもあって就活しはじめました。

とはいえ、もうだいぶ外資の募集は終わってしまって、二次募集しかなかったです。

募集してくれてたコンサルに応募して、無事内定でましたー!

大澤:で、「内定出たしとりあえず行こう」ってなってましたね、今井くん。

本田:でも結局行かなかったですよね。どうしてでしょうか?

今井結局コンサルにいかなかった理由は3つです

影響の強い順に、

1つは、自分にとって指針となる、高校同期たちとの会話

2つは、外資コンサルの内定者研修にいって、ポップコーンとの差を感じたこと

3つは、ポップコーンの仕事関係の人からの説得

です

本田:高校の友人からは助言されたんですか?

今井:いや、そういうコミュニケーションはない笑

この頃には、社内で揉まれたこともあり、受験は前ほど引きずらなくなって、バスケ飲み会に参加できるようになりました。

本田:飲み会に行くのもつらかったってことですか?

大澤:ほらコンプレックスの処理が進んでないと、同期に会うたびに惨めさを感じちゃうから....。いけなかったんだろうね。

今井:です。

飲みに行って「今井くん内定出たんだってね〜」からスタート。外資コンサルの名を言ったら「そこで何がしたいの?」って詰められました。

この時、自分は「高校同期に認められるか否か」という指標から抜けきれてないのを感じました。やっぱり「認めさせたい」気持ちと、同時に「指摘が正しい」と思った気持ちですね。

大澤:過度に神格化してた高校同期が、地に着いた感じあるね。

絶対的に正しいってより、指摘の正しさを冷静に考えられるようになったのは、この時期からって思うな。

今井:そうなんですかね。あんまり自分では分かってないかもです

「どこで自分は満足するの?」「人生を通して自分は何者であるの?」っていう指標がまだ自分の中になく探している感覚。

だから当時の外資コンサルって選択肢は「行って何するの?」が固まっていないから何も言えなかった。それに気付かされた日でした。

自分の世界線において「何者かになれる or 何者かになれない」の2択しかないと思ってる。

でも、何者に自分がなりたいのかは、ぼんやりしてる。探してる。そうなったら、なんとなく外資コンサルにいっても、なんとなくでしかないなと。

その後いった外資コンサルの研修体験も少なからずあります。月並みだけど、ポップコーンでのスピード・裁量・責任、社内のレベルの高さに慣れてるので、物足りなさを感じてしまった。

取引先の役員からも「いまさらコンサル入社してどうするの?私そのコンサル出身だけど、ポップコーンで全部できるから、もっと振り切ったら?」って言われたり。

逆に社内からは「コンサルの内定ことわって入社するって聞いたけど、正気か?考え直せ。入社しなくても友達だから」って社員から入社を止められる意見や、大澤さんから「早く入社したら?」って言われたり。


本田:社外の人に説得されるってパターンがあるんですね


今井:ありがたいことだよね。

いろんな人の助言をもらったけど、最終的に自分のありたい姿を考えて決めました。

社会人2年目とかには、すでに上場企業と事業開発したり、電博の裏側でSEO戦略や実行つくってるのは僕だったり、何億も調達してるスタートアップのSEO戦略作ったり、上場企業から本部長とか役員候補として引き抜き打診や買収の話をもらったりと。

マーケ軸ではあるけど、いわゆる外資コンサルにいったときよりレバレッジは聞いたと思います。その意味で、外資コンサルに入社したより”キャリア”としては結果論だけど正解にできたと思う。

でも、自分としては、正直圧倒的に全てが足りない

今井:価値観として、昔持っていた学歴至上主義の指標が無くなった代わりに「何者かになれるかどうか」という軸を今は持って生きていると思う。

今はまだ何者かになれるかもわからない状態で、後から振り返ってわかるようになると思います。マラソンで周りの走者、要するにライバルは誰も見えなくて、ゴールがどこにあるかもわからず、途中立ち止まりながらもとにかく走り続けているイメージ。

ポップコーンでは、SEOメディア事業を統括していて、SEOは近いものを感じてますね。

本田:えっと、どういうことですか?

今井:「トップを競い合う」という点は、かつて自分が学力で一番上の景色を見てみたいと思ったのと近いのを感じる。

SEO業界にインターンから5年くらい戦っていて、年々ポップコーンとして戦えるフィールドは強くなっていってる。

同時に、受験期に感じたような「勝てる気がしないバケモノ」たちとも接することができるようになってる。

検索面を通じて「頂点の場所取り」というゲームをSEOとしてする中で、

施策の思考回数や実施回数が違う、まだまだ自分が見えてない世界線でみてる人の多さを感じるんですよね。

受験の時に「勝てない」と思った絶望感に近いものを感じることもあるけど、しっかり戦っていく感じ

大澤:ああ、それはこの業界にいて同感だな。

しかも、競争企業の人たち、強い会社さんほど、みんな優しいんだよなあ....

今井:ですね。その意味でも近い感じがしますね。

ただ、SEOってもはや個人戦ではなく団体戦であり総合格闘技。

チームとして戦うから「自分だけの能力」に固執しなくて良いのは、今の自分にあってると感じます。

受験に囚われて、そこから逃げた自分がいて。ポップコーンに入った時に逃げないってことは決めたので。絶対に勝ち切りたいと思ってます

大澤:それがよいと思います。頑張っていこう!!

大澤:最終的に何者かになれたかは何によってわかると考えるの?

今井:それもわからないです。

同窓会に行って周りを見て、後付けでわかる感覚になるかもしれないし。

数字の書かれたカードがたくさん積み上がってて、高い点数を目指して引き続ける感じ。周りの人のカードの点数はわからないし、今現状のカードが最大数なのかもわからないけど。

ちなみに、同級生は優秀だけど何者かに成れていない人もいるし、逆に4大コンサル入ってMBAに行くとかやることが明確な人もいます。

ただ同窓会(2〜3ヶ月前)に最近行って、自分が想い描いていた高校同期が120人全員がそうではないことを知って物悲しくなった。というより、自分の小さい箱でもあったと思った。

大澤:何かなりたいものを探しているっていう感覚?

今井探しているっていう感じもあるけど、やりながら見つければいいと思っていて。

本田:自分の中でのリミットはあるんですか?

今井:わからないけど寿命と相談かな笑。

大澤さんには止められるけど、健康的な働き方をしてるとは全くもって思っていないので。

何者かになれなければ、別の生き方を探したい。これは正直、いままで関わった世界線から消えたいって感情に近いです。例えば誰も知らない土地にいって農家とかしたい。

自分やチームのストレッチの限界がきたと感じたら。

まだ、世の中には自分の知らないことがいっぱいあるしまだ大丈夫だと感じている。

本田:ほかで自分の満足って探せないんですか?

今井:いろいろ考えたことはあるけど、難しいと思ってる。

ちなみに自分の欲望値はバグってない。男子は女の子と遊びたいとかお金稼ぎたいとか物欲とかで生きている人がいっぱいいるけど、一般的なそういうので解消できていないから外れ値だというのもあるかも。

大澤:今井くんは学生時代からずっとそうだよね。

業が深いんだと思ってるよ。笑

突き抜けた先でしか、見えない景色を見るしかないんだろうなって思ってます

それは僕も一緒かな。これからも頑張っていきましょう。よろしくね。


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