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エンタメ業界未経験でバンダイナムコネクサスに入社しました【IPエンハンスプロデューサー】

こんにちは!中村です。

私は2024年1月にバンダイナムコネクサスのIPエンハンス部に加入しました。

現在の職務や転職の理由、実際に働いてみて感じたことをざっくばらんにお伝えします。

福利厚生や事業概要といったコーポレートサイトに掲載されている情報ではなく、個人の視点で感じたこと、やりがいなどをお伝えします。

この記事を読んでくださっている皆さんにとって、有意義かつワクワクする内容になっていれば幸いです!

1. 現在の職務

『IPエンハンスプロデューサー』という職種は、ファンがIPを最大限楽しんでくれる仕組みを構築し、ファンへ喜びを届けます。
ゲームや玩具、ライブといった価値を届ける手段を制限しない立場として、バンダイナムコグループのIP軸戦略を推進しており、グループ全体の利益を向上させるミッションを持っています。

別の記事で田中さんが言っていたように「ファンと一緒にIPを盛り上げる」という役割だと解釈していただいて構いません。

IPの状況やチーム体制によって具体的な活動は変わります。
実際に働いているメンバーは、IPの公式サイトやSNSの運営、コミュニティの運営、商材の創出に繋がるイベントの企画から、IPの今後の展開や戦略の検討まで、本当に多種多様な活動を行っています。

そんな中、私は世界的に人気のある少年漫画を原作としたIPを担当しています。

原作の連載が終了している作品でありながらIPの持つポテンシャルはとても高く、公式サイトやSNSの運営、企画推進を通じて今後どのようにIPを盛り上げるかについて版権元と検討しています。

版権元や原作者の意向、ファンの動向、バンダイナムコが保持しているデータや商材の販売状況などを考慮しつつ、様々なステークホルダーの利益とファンの幸せに繋がる活動をしています。

ここでは書ききれない大変なことも多いですが、とてもやりがいのある、エキサイティングな仕事だと実感しています。

2. 経歴

1社目に入社した会社は総合コンサルティングファームでした。

学生時代もエンタメ作品を楽しんでいたのですが、ITを活用して社会をよりよくできる人材になりたいという想いが強かったため、エンタメ業界は志望せずにSEやコンサルタントを志望していました。

入社後には基幹システム刷新のプロジェクトを通じてシステム開発の一通りを経験し、その後は事業開発やSaaS事業の運営、人材教育など幅広く活動していました。

キャリア後半は大手企業のクライアントと共に、アジャイル開発でSaaSプロダクトの開発や運営を担い、様々なステークホルダーがいる中でプロジェクトリーダーやPMOといった役割で働いていました。

当時は仕事に没頭していたためエンタメ作品に触れる時間が減っていましたが、つらい時には好きなキャラのグッズ、漫画などから活力や勇気を貰っていました。

3. 転職の動機

やりたいことって何だろう

社会人5年目になり一定の能力が培われた手ごたえを得たのですが、人生を通じて達成したいことが決まっておらず、今後のキャリアを考える時間を設けました。

総合コンサルという職種は多様な業界、専門性の道が広がっており、キャリアを検討する際にとても迷いました。

そして、下記2点の人生において達成したいことを設定しました。

①「多くの人々が活力をもって生きられる、元気とユーモアのある世界を実現したい。そのために自身のスキルを活かしたい」

②「自分が年老いたときに好きなIPが衰退していたり無くなっていたら悲しすぎる。自分が死に物狂いでIPを繁栄させてやる」

自己分析をしてみると想像以上にIPに対する熱い想いを持っており、どんな時でも自分を支えてくれて私の人格に良い影響を与えてくれたIPのために、何か貢献したがっていることを自覚しました。

加えて、先進技術や業務効率化の領域においては自分以外の優秀なビジネスマンが世界を劇的に変えていく、いわゆるレッドオーシャンのようなイメージで捉えていましたが、人々の心の糧となるエンターテイメントはどんな未来にも存在しているはずですし、まだまだビジネス領域を拡大する可能性に満ちていると考えました。

そんな考えを経て、自分の野望を達成するためにキャリアのフィールドを変える決心をしました。

人生初の転職活動

人生の野望は設定できたのですがゲームや玩具やライブは正直なところ「人よりはちょっと好き」くらいで特定の領域に特化した人材ではなく「IPの世界観やキャラクターといった広い範囲でエンタメが大好き」という属性であったため、転職先を探す際に迷いました。

大体の企業はIPの価値を提供する特定の手段に特化しているか、マーケティングや戦略といった職能に特化しているかであり、どこも興味深かったのですがしっくりくる会社がなかなか見つからなかったのです。

「ゲームや漫画が好きだけど価値提供の手段の選択肢を絞りたくない…コミュニティやプラットフォーム運営などの業務が理想と近いのかな…?」など色々考えていたところ、IP軸戦略を推進するバンダイナムコネクサスと出会いました。

様々な会社と面接をする中でも弊社はIPに向き合っているという点で際立っており、具体的な業務内容も理想に近く、経営陣の語るビジョンが一番ワクワクするものだったので入社を決意しました。

4. バンダイナムコネクサスの魅力

多様な顧客接点を持つグループのデータを扱える

ゲームや玩具、ライブといったエンタメを提供する手段に特化した会社はたくさんあります。

そんな中、バンダイナムコグループは多様なエンタメ領域の会社を抱えており、バンダイナムコネクサスはグループ会社のハブ的役割を担ってデータ分析やグループ横断のプロジェクトを推進することができます。

ワールドワイドでのスマホアプリやカプセルトイ、アミューズメントといった商材の情報、世界中のファンに関する調査結果などを扱うことも可能です。

もちろんデータを扱う際にはハードルがあったり、戦略や施策に活かす際の難易度は高いですが、それらの情報を活用して戦略を検討したり、社会に大きなインパクトを与えることが可能です。

想像するとワクワクしませんか?

専門性と志の高い仲間

社内には様々なバックグラウンドを持った仲間がいます。

高度なスキルを持ったデータサイエンティストや、ゲームディレクター、マーケター経験のあるメンバーなどが在籍し、彼らと力を合わせて物事を進めることが可能です。

また、前提として社員はみなIPが好きなので、志高く前向きにIPのためになる活動に向き合っています。

プロジェクトで関わるグループ会社のメンバーも魅力的な方が多く、様々な人と出会い、協業できる環境だと思います。

IP軸で未来を切り開く役目を担っていること

IPを保持している会社やゲームのコンサルティングファーム、広告に特化した会社などは多くありますが、IP軸に価値を創出する会社は殆どないと思います。

それも、自社IPだけでなく版権元と一緒にIPの未来を考えることも可能な会社となると、もっと少ないはずです。

現場で何をすべきかは試行錯誤しながら見極めていく必要がありますが、未開の領域に進むべき道を切り開く勇気を持つことができる方にはとてもやりがいのある環境だと感じます。

5. 終わりに

いかがでしたか。

きっとこれを読んでくださっているあなたにも、好きなIPがあるかと思います。

ビジネスとして可能性のある領域だと思いますし、熱い想いをもってIPの未来を考え、ロジカルに戦略を練れる方ならきっと楽しく働けるはずです。

興味が沸いた方はぜひエントリーしてみてください。

ここまでお付き合いいただいたあなたとIPを盛り上げて、笑顔と幸せが溢れる未来を作れれば幸いです!


このストーリーが気になったら、遊びに来てみませんか?
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