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バンダイナムコネクサスに入社して5カ月が経ちました【データサイエンティスト】

Photo by Stephen Dawson on Unsplash

初めまして 照沼です。私は2023年7月よりバンダイナムコネクサスにてデータサイエンティストとして業務に当たっております。ここでは私の入社までの経緯や現在の職務内容・働き方をお伝えします。

私は大学院を修了し大手通信会社で1年ほどネットワーク運用業務に従事した後、バンダイナムコネクサスに入社しました。社会人歴は浅く前職とも業務内容が異なる、社内では少し珍しいタイプです。近い境遇の方をはじめとして、現在弊社に関心を持ってくださっている方々の参考となれば幸いです。

1. 現在の職務

私はデータ戦略部データサイエンスオフィスに所属しており、アニメ作品の配信プラットフォーム上での視聴者数を予測するプロジェクトを担当しています。

予測モデルの開発を見据え、予測するうえで必要なデータは何なのかという根本的な問いから出発し、現在はIP・アニメ関連データの収集・加工などを行っています。

2. 経歴

冒頭にも記載しましたが、私は新卒で大手通信会社に入社し1年ほど働いた後、バンダイナムコネクサスに入社しました。新卒に近い状態の私は様々な企業で経験を積んで来たメンバーが多い弊社の中では少し珍しいタイプです。

大学では制御理論を専攻し、幅広く応用数理分野に触れながら、データ駆動型制御を中心とした制御アルゴリズムの理論・応用研究をしていました。また企業共同研究として実務的なデータ分析・機械学習モデルの開発を経験する機会にも恵まれました。

このような背景もあり新卒採用の段階でデータサイエンティストとしてのキャリアには関心を持っていましたが、インターンシップ中のご縁や様々な経験を積みながらキャリアを考えていきたいという思いもあって、最初の就職では大手通信会社の一般的な理系総合職として働き始めました。

3. 転職の動機

前職では国際ネットワークの運用業務に従事していました。海外志向があったことと、ネットワーク運用の中で得られるデータの分析などへの関心からの配属でした。国内外のお客様とエンジニアの間に入り、連携支援をしながら障害対応を行っていくことが主な業務です。

お客様との対外的なコミュニケーションをとりつつ、緊急性の高い障害対応業務に従事したことは非常に貴重な経験でした。一方で業務を続けている中で、今後のキャリアを考える上での気づきが大きく2つありました。

1つ目は、実業務の中では有用なデータもまだまだ活用されていないということ。データ領域の可能性と必要性を肌で感じ、自分自身もデータ領域にチャレンジしてみたいと思いました。

2つ目は自身の強みを生かせる働き方がしたいということ。どんな仕事も役割分担あってこそではありますが、大学での研究と前職での経験から、私の場合は日々新しいことを学び、自ら手を動かし考えるような働き方でこそ強みを発揮できるのではないかと考えました。

一度社会人として働いたことで自身の志向が明確になり、新卒時には漠然としていたキャリア像を具体化することができました。そして改めてデータサイエンティストとしてのポジションを探すため、転職活動をスタートさせました。

4. バンダイナムコネクサスの魅力

データサイエンティストとしてキャリアを考えたとき、新卒時には候補としていなかった業界・会社もたくさん視野に入ってきました。その中の一つがエンタメ業界、そしてバンダイナムコネクサスでした。

入社の決め手にもなったバンダイナムコネクサスの魅力を3点紹介したいと思います。

1. エンタメ×データ分析

転職するうえで、小さいころからエンタメが好きだったということは大きな後押しとなりました。やはり分析対象がエンタメであることは、エンタメ好きにとってはこの上ない魅力だと思います。

普段の分析過程でエンタメに関連した知見も増えますし、仮説を考える中でエンタメへの嗅覚も試されます…(笑)。また日々エンタメと触れる中で、「このゲームの難易度調整って…」「このアニメの視聴者層って…」といったデータ分析につながる視点が豊かになったようにも思います。業務とプライベートがエンタメという軸で好循環しており、純粋にとても楽しいです。

また私はアニメ関連のプロジェクトを担当していますが、一口にエンタメと言ってもアニメやゲーム、トイなど対象は様々、そして分析の切り口も様々です。他のデータサイエンティストが担当しているプロジェクトはどれも違った面白さと課題があり、私自身の学びにもなります。こういった分析の幅の広さも魅力に感じています。

2. 魅力的なメンバー

転職の決め手の一つには面接の中でお話しした方々が魅力的だったことがあります。理路整然とした話しぶりや、私の過去の分析経験への鋭い質問の数々、エンタメへの熱量は今でも覚えています。

実際に働きはじめてみても、その印象は変わりませんでした。高い専門性やエンタメへの熱量を持っている人たちから日々刺激を受けており、成長したいという意欲にもつながっています。

3. 裁量のある自由な働き方

働き方は非常に自由度が高く、裁量も大きいと感じます。テレワークをメインに一日の大半は集中してデータに向き合い作業に当たることができます。決まりきった方法論のあるタスクはほとんどなく、一つひとつに頭を使ってアイデアを出し試行錯誤していく毎日です。日々こういった働き方ができることは、大変充実感があり、成長にもつながるものと感じられています。

5. 終わりに

社会人経験も浅いなかでの転職ということもあり、様々な不安もありましたが今は転職して良かったと心から思っています。

エンタメが好きな人、自ら手を動かし考えることが好きな人には特におすすめできる環境です。ぜひ一緒にデータ分析を通してエンタメを盛り上げましょう!


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