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【こまちょログVol.2】研修サービスを提供するのに講師がいない!?その理由とは

こんにちは!

ビヨンドのちょいマッチョ担当のこまちょです。

ビヨンドでは「一皮むける研修」というキーワードのもと、これまでに様々な企業様へ人材育成にまつわる研修サービスを提供してきました。

ところで皆さんは、研修と聞くとどのような情景を思い浮かべますか?

一人の講師が前に立ち、受講者に対して「新入社員の心得」「ロジカルシンキングの身につけ方」といったテーマの話をしている様子を想像されるのではないでしょうか。ビヨンドの研修もこの点は同じですが、実はそこに講師はいません。

「ん?どういうことだ??」となりますよね(笑)

ビヨンドでは「サポーター」が研修を進めていきます。

「研修を進行する」という観点では講師もサポーターも同じですが、我々は講師という言葉を使いません。

一般的に講師と聞くと、講師・受講者との間で「教える-教わる」の関係で捉える人が多いのではないでしょうか。

「教えるー教わる」で行う研修は、多くの場合、講師にスポットライトが当たり、受講者からは講師が主役に見えてしまいます。

一方でビヨンドでは、サポーターは研修でプログラムの進行役として携わるものの、受講者と「共に学ぶ」関係の構築をベースにしています。

そのため、サポーターは研修内容を受講者に伝えていくだけでなく、伝えた内容に対する受講者の考えを聞きながら「本当にそれは間に受けてよい内容なのか?」「実際に職場でこの学びは使えるのか?」を共に探求する姿勢を大切にしています。

もちろん、講師という言い方であっても何かすぐに支障が出るわけではありません。しかし、私たちは「無意識に刷り込まれる上下関係」は実践的な学びを阻害する可能性があると考えています。

話は少し変わりますが、入社して間もない私の業務のひとつに、研修のオブザーブ(実際の研修を見て、サービス理解を深めること)があります。

先日オブザーブをした際に、サポーターの長瀬さんに研修をする上で大事にされていることを質問させてもらいました。

「受講者を信じることを念頭に置いています。ちょっと態度が気になる人がいたとしても、その人にも必ず良いところがあると信じ、一人ひとりと向き合っています」

態度が気になった人に対して必要な改善点をフィードバックすることは大切ですが、それを伝えるタイミングはもっと重要です。

相手に改善点のフィードバックを受け止めてもらいたい場合、まずは相手の良さを引き出し、それによって相手が「もっと成長したい」という欲を抱いた時にフィードバックをすると、その相手は自分の課題点とも素直に向き合いやすくなりますよね。

私は前職で社会人向け教育サービスの講師を4年弱やっていましたが、その時は「受講者を信じる」という視点をもっていませんでした。

「教えたい気持ちの強さ」で登壇してしまい、人によっては「なんかこの人偉そう」と思われていました。

今振り返ると、ベクトルが受講者ではなく自分に向いていましたね…

改めてですが、ビヨンドには講師ではなく素敵な「サポーター」がたくさんいます。

私もビヨンドのメンバーである以上、誰のためのサービスなのか、その人たちが喜ぶにはどうしたら良いのかを考えることを念頭に置いていきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

HPはこちらから

ビヨンドと長いお付き合いをさせていただいてるヴァリューズ様が、移転祝いでビヨンドオフィスにきてくれました!

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