――まずは自己紹介をお願いします
はじめまして。大高薫と申します。
現在、AVITA株式会社でVPoEおよびフロントエンドエンジニアとして勤務しています。
エンジニアとしての経歴は、AVITAでの勤務も含めて約9年になります。主にフロントエンド領域での開発を行ってきました。
キャリアの初めはSIerや受託制作会社での開発、その後は大手小売企業で自社開発の経験を積みました。
フリーランスとしての活動や外資系コンサルタント企業でのクライアントワーク、VTuberの会社での自社サービス開発、転職サイトの開発を経て、AVITAに入社しました。
過去に勤めていた企業ではWebサイトやシステムの開発をメインに行いつつ、開発組織の立ち上げ初期に関わることも多く、開発環境の整備や効率化、エンジニア採用にも携わっていました。
AVITAへの入社は、WantedlyでCOOの西口さんからお声がけいただき、副業としてジョインしたのがきっかけです。約1年後には社員として入社しました。副業の頃から裁量を持って技術選定ができ、新しい技術の導入に対してのハードルも低かったことが魅力でした。また、私自身VTuberやSFが好きで、AVITAの事業内容が興味関心に合致していたことも入社を決めた理由の一つです。
――AVITAではどんな業務を担当していますか
私の主な業務は大きく3つあります。
1つ目は、WEBのフロントエンド技術を中心とした開発のサポートや効率化の支援です。
フロントエンド技術は1年も経つと陳腐化することがあるため、最新の技術のアップデートを行い、CI/CDなどのインフラ改善も担当しています。
2つ目は、コードレビューを含む開発周り全般の相談や開発ルールの整備です。
私はフロントエンドエンジニアとしての経験が多いため、特にフロントエンドのコードレビューを行っています。
開発をしていくなか、CIで検知できない内容で共有しておいた方が望ましい事柄や、コードレビューで頻度の多い内容については、チームでの開発ルールとして相談することもあります。
3つ目はエンジニア採用です。
応募者の書類選考や、面談などを担当しています。
AVITAではエンジニア採用を増やしていく予定なので、今後は今以上に採用業務の割合が多くなる見込みです。
――どのような開発手法を採用していますか?
開発部署はプロダクトごとに3つに分かれています。そのうち「AVACOM」のWeb部分を担当する部署では、GitHub ProjectsとGitHub Issuesを利用してスクラム開発を行っています。優秀なスクラムマスターを迎え入れ、QAチーム(注1)と連携してイテレーションごとの成果物をプロダクトに反映しています。
チームの人数や体制は常に変わるため、アジャイル開発の方法も柔軟にアップデートしています。
(注1)QA:Quality Assuranceの略。品質保証を指す。
――オフィスワークとリモートワーク、どちらの頻度が多いですか?
今年から家族の介護のため、リモートワークの頻度を増やしています。
開発部はライフスタイルや業務のしやすさなどからリモートか出社を柔軟に選べるようになっています。他のメンバーは週2~3回程度出社しているようですが、私は月に数回程度と、他の人より出社頻度は少なめです。
また、AVITAにはコーヒー好きのメンバーが集まった「カフェ部」という部活(⁉)があります。社員は、彼らが選定したこだわりのコーヒー豆を、ハンドドリップや全自動コーヒーメーカーなど好みの淹れ方で飲むことができます。コーヒー好きには充実した環境です。
――仕事をする上で最も大切にしていることはなんですか
本当に必要な機能を、条件に合わせて最適な技術で素早く提供することを大切にしています。
開発した機能がユーザーに提供されなければ、価値を見出せないと考えています。制約の中で最善の技術を選択し、最大の効率でユーザー体験を向上させることを目指しています。
――どんな人と一緒に働きたいですか
技術に対して好奇心があり、情報感度が高い人だと嬉しいです。
AVITAで利用している技術は比較的新しいものが多いため、その技術に対して自分の意見を持っている人の方がAVITAでの業務を楽しめると思います。
また、自分の開発したコードに対してこだわりを持っている人が望ましいです。
AVITAではテストコードを書くことを積極的に推奨しています。テストコードを書くことやカバレッジを担保することも重視した環境を求める人には開発しやすい環境だと思います。
――最後に一言お願いします
AVITAはまだベンチャー企業のフェーズであり、日々良い刺激を受けています。
新しいことに挑戦したい人にとっては魅力的な会社だと思います。
最高の技術を活用したアバターサービスを社会に提供する。その楽しさをぜひ一緒に体験してほしいです!