――まずは自己紹介をお願いします
AVITAの副社長、取締役COOの西口昇吾です。学生時代には、大阪大学の学部と大学院でテクノロジーとアートをかけ合わせたロボット演劇の研究や、AI対話システムの研究を行っていました。その後、イギリスのCity University of Londonでは、遠隔地にいる人にいつでもキスができるデバイス「Kissenger(キッセンジャー)」の開発、マレーシアのジャングルで先住民族にアバターで神様を作る研究、ニュージーランドのUniversity of canterburyでコミュニケーションロボットの開発などほかにも多数の海外研究機関で研究を行っていました。
2017年に新卒で日本テレビの技術局に入社し、アンドロイドアナウンサー「AOI ERICA」プロジェクトを立ち上げたり、デジタルヒューマンを使った番組制作などを行い、2018年にはM&Aや新規事業を行う社長室に異動し、バーチャルYouTuber事業を立ち上げ、共同代表に就任。VTuberのイベント・番組の制作やIPビジネスを進めていました。2021年に退職し、AVITA株式会社を現代表の石黒浩教授とビジネスデザイナーの濱口秀司さんと一緒に3人でAVITA株式会社を設立し、COOに就任しました。
――AVITAではどんな業務を担当していますか
ビジネスをゼロから作って拡げていくために、エクイティストーリーを作って資金調達、集めたリソースを有効に分配するための財務、採用と組織マネジメント、新しい価値をマーケットに伝えていくためのマーケティング戦略、事業を広げるためのパートナーアライアンス、グローバル展開のための海外での事業開発など経営に関することを幅広くやっています(CXO人材募集中です)。
優秀な顧問の方や出資者の皆様が周りにたくさんいるので、一切の不安や迷いはなく、思いっきり経営ができています!
――なぜAVITAが存在するんですか
「アバターで人類を進化させる」がビジョンです。VTuberの事業をやっているときに、アバターを使うことで、自分の夢を叶えてきた人たちをたくさん最前線で見てきました。生身で生きる以上、年齢、性別、国籍、障がいなど様々な制約や差別が生まれます。しかし、アバターを使うことで、このような制約や差別をなくしていけると考えています。アバターで自分の新しい可能性を発見したり、その可能性に挑戦できるような世界を創っていきます。
アバターというと人の居場所が奪われるのではないかと思われることもありますが、むしろ真逆でアバターは人の居場所を増やすための技術です。労働人口が減少していく中でも効率化だけではなく、こういったテクノロジーの力を活用することで、人のつながりを生み出す温かいDXを推進していきたいと考えています。
「人×テクノロジー」で労働人口を増やし、また労働生産性を上げることで、現実世界で発生している人口減少の社会課題を解決していきます。
――AVITAは伸びてますか
2024年6月でちょうど3年が経過しました。シードラウンドで事業会社から5.2億円の資金調達を行い、その後、売上は年々伸びていき、システム開発に大きな投資をしつつも、3期目は黒字化しています。シリーズAの資金調達を行い、次のフェーズに進むための新たな投資をしていきます。また、すでに73件の特許の実施権を取得しており、新たに25件の特許の出願をするなど技術アセットもどんどん積みあがっています。
――どんな組織ですか
従業員数は正社員は40名ほど、契約社員などを入れると100名くらいの組織になっています。アバターのモデルやアニメーションを作るクリエイティブのチーム、システムを開発するエンジニアチーム、サービスを拡げるセールスチーム、R&Dを行う研究チームなど、多様なカルチャーがありながらも決して衝突することがなく調和していて、各々がプロ意識をもって業務に楽しく取り組んでいます。
――仕事をする上で最も大切にしていることはなんですか
コンフォートゾーンから抜け出して挑戦をすることです。AVITAでは挑戦をして失敗をすることは、大いに評価をします。コンフォートゾーンに閉じこもっていたら、失敗はしませんが、成長もしません。生成AIなどのテクノロジーが急速に発展し、これまでの常識が通用しなくなることも多々あります。過去の成功体験に縋りつくのではなく、それを自信に新しいことに挑戦できることを大切にしています。
――どんな人と一緒に働きたいですか
素直で一生懸命で、周りを巻き込むことができるような“人間力”と“実行力”があるような人に応募して欲しいです。シードからシリーズAに向けてフェーズが変わるタイミングで、ワクワクするようなことも、大変なこともたくさんあると思います。色んなことに積極的に挑戦をして、失敗をしても失敗のまま終わらせず、周りと助け合いながら成功まで諦めない、そんな人と一緒に働けると嬉しいです。
――最後に一言お願いします
一緒に日本から世界で勝つアバタービジネスに取り組みたい人からのご応募をお待ちしてます! 少しでも気になれば、Wantedlyからぜひご応募ください!
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