ホワイトカラーのルーチン業務の自動化で注目を集めるRPA(Robotic Process Automation)。
メガバンク、大手企業など様々な業種での導入が既に行われています。
最近では中小企業でも導入を検討するところが増えてきています。
様々なタイプのRPAがある中で、今注目されているのはクラウド型RPA(SaaS)。
手前みそになってしまいますが、当社の開発するRPA「Robotic Crowd(ロボティッククラウド)」もまさにクラウド型(=SaaS型)です。現在はβ版を公開していますが、既に複数の大手企業でテスト導入され、実際の業務の自動化として稼働している企業様もいます。
このクラウド型(SaaS型)は従来のRPAと何が違うのかをわかりやすく紹介しようと思います。
ソフトウェアのインストール・面倒な環境設定が不要
導入されているRPAの多くは、自動化させたい業務をしているパソコンに直接ソフトウェアをインストールして使うタイプが多く、自動化したいパソコンの数だけライセンスを購入しインストールする必要があります。また、環境設定やOSの設定も発生します。
その点クラウド型(SaaS型)は、ソフトウェアのインストール、面倒な開発環境構築、OS設定の変更は不要なので、設定の知識なく手軽にすぐ始めることができます。
パソコンを占有しない
多くのRPAは、インストールしたパソコン上で動きます。ですので、ロボットを稼働させている間はパソコンが占有されますので、ほかの作業をすることが基本的にできません。
その点クラウド型はパソコンを占有せず、RPAを稼働させていても通常業務がそのまま行えます。
ブラウザですぐ始められ、パソコンの機種が変わってもOK
上記で述べたように、RPAの多くは導入する時に、自動化したいパソコンにインストールが必要です。もしパソコンが壊れたり何らかの理由で使えなくなった場合別のパソコンに再度インストールし、環境設定を行う必要があるのに対し、クラウド型はブラウザさえあれば、サイトにアクセスして作業が可能です。
ですので、お使いのパソコンが壊れて新しいパソコンからアクセスしても、新たに設定やインストールを行うことなく、ブラウザにアクセスしそのまま使うことができます。
クラウド型(SaaS型)とそれ以外のRPA、どちらが良いというのは一概にいえませんが、それぞれの企業の業務化したい内容や状況などに最適なものを導入することをオススメします。
当社では、RPA導入をこれから検討の方、既に導入済でお困りごとがある企業様のご相談をお受けしています、お気軽にお問い合わせください。