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【セミナーレポート】 ITエンジニア採用担当者必見!\累計6万通以上のスカウト送信実績/ 返信率10%超を実現させるスカウトメール講座

こんにちは!Attack黒木です。4月12日(水)に開催しました、オンラインセミナー「返信率10%超を実現させるスカウトメール講座」のレポートをお届けします。

これまでのセミナーでも度々お伝えしてきたように、ITエンジニアの採用は大変厳しい状況が続いています。日々、大量のスカウトメールが届いているエンジニアに、スカウトメールを読んでもらい、返信をもらい、採用につなげるのは至難の業です。

そこで今回は、これまで6万通以上のスカウトメール送信実績がある弊社が、エンジニアダイレクトリクルーティングのスカウトメールや求人票作成のポイントをお話しました。

エンジニア採用の市況感

2023年1月のdoda(パーソルキャリア)転職求人倍率レポートによると、全業界・全職種で2.34倍、業種別では「IT・通信」「人材」「コンサル」が約6〜8倍です。

さらに、職種別では「エンジニア(IT・通信)」が最も高く、11.17倍です。また、2022年12月現在でレバテックが公表したITエンジニアの求人倍率は、15倍以上となりました。ひとりのエンジニアを11社以上で奪い合っているこの状況は、完全に需給バランスが崩壊しているといえます。

エンジニア採用に強い採用メディアはどれか

スカウトの成功要因は「メディア」「求人票」「スカウトメール」の3つの掛け合わせで決まります。この中で特に重要なのは、適切なメディア選定と魅力的な求人票作成です。

主な総合型ダイレクトリクルーティングメディアでは「BIZREACH」「Green」「Wantedly」「RECRUIT DIRECT SCOUT」「AMBI」が挙げられます。数あるメディアを比較する際、注目すべきはスカウト返信率とアクティブな候補者数です。

アクティブな候補者が圧倒的に多いのは、BIZREACHです。候補者全体で約30万人、エンジニア層に限定しても約46,000人います。その次に多いのはGreenです。ITエンジニア特化型のメディアもありますが、現状は登録者数があまり多くありません。よって、すぐにスカウト候補者が枯渇する傾向にあります。

ですので、まずはBIZREACHを運用し、予算的に2つのメディア運用が可能であれば、BIZREACHとGreenをおすすめします。そして、BIZREACHもGreenも運用した上で、さらに候補者を求める場合には、ITエンジニア特化型メディアの運用を検討するのも良いでしょう。

スカウトメール実績の分析方法

候補者がスカウトメールを受信後、返信するまでには4つのステップがあります。

①スカウトメール受信
②スカウトメール開封
③求人票・会社情報閲覧
④スカウトメール返信(求人応募)

この流れの中で、返信率は「開封率」「閲覧率」「応募率」と分解して考えます。このように分けて考えると、スカウトメールの効果はステップ2までで、その後は求人票や会社情報の充実が必要だとわかります。

閲覧率と応募率は、メディアが公開しておらず、わからない場合も多いですが、開封率はほとんどのメディアで確認可能なので、最低限チェックした方が良いでしょう。

スカウトメールの返信率向上テクニック

返信につながるまでのステップと改善策

弊社では、スカウトメール返信率の目標値を、中途採用で10%、新卒採用で30%、エンジニア採用で2%と設定しています。そして、返信率を「開封率」「閲覧率」「応募率」と分解して考えると、どの数値が悪いかによって、講じるべき改善策は異なります。

開封率が思わしくない場合、候補者の検索条件と件名を見直します。アクティブな候補者や求人に合致した候補者に送信しているか、メールを開きたくなる件名になっているかをチェックします。年収・資金調達・福利厚生、リモートワークなどといった条件である衛生要因は、件名やメール冒頭に書くと、最初に興味を引くきっかけになります。

閲覧率を上げるには、スカウトメールの文面を工夫します。経歴を見た上でのスカウト、自分に合った求人だと思ってもらうことです。また、最初はカジュアル面談などを設定し、返信のハードルを下げます。応募率を上げるには、企業情報と求人票のブラッシュアップが必要です。サービスやプロダクトの魅力、技術スタックや入社後のキャリアステップ、働き方や組織風土の特徴といった観点を盛り込みます。

ここでのポイントは、仕事内容にその会社ならではの「動機付け要因」を明記できるかです。なぜこの事業を手がけているのか、どのような価値があるのか、どのような人がどのようなやりがいをもって働いているのか。これらを求人票に盛り込めるかどうかで違いが出ます。逆に、このような内容が求人票に記載されていなければ、年収や福利厚生等の条件面だけでの勝負になってしまい、中小企業やスタートアップ企業には不利になりがちです。

スカウトメールはシンプルに

ダイレクトリクルーティングが珍しかった時代は、多くの候補者にとってスカウトメールが届くことは嬉しいことでした。ですので、候補者の経歴に触れたような、一通一通作り込んだスカウトメールが効果的でした。しかし、現在はスカウトメールが目新しいものではなくなり、スカウトメール文面作成に時間をかけても、あまり効果が得られなくなっています。むしろ、短文の方が好まれ、読まれる傾向にあります。

実際に弊社が行った返信率10%超のエンジニア向けスカウトメールでは、候補者の経験に触れることなく、大手企業からの資金調達や注目度の高い取り組みと具体的な開発スキルに言及しただけでした。スカウトメールをシンプルなものにすることで、運用の手間が軽くなります。また、文系担当者のエンジニアスキルの理解不足による文章作成ミスのリスクも減ります。

求人票は作り込む

スカウトメ―ルは候補者に対するラブレターといわれるのに対し、求人票は営業資料ともいえます。そのため、マーケティングの視点を持って、求人票にはITエンジニアの転職理由(doda2020 パーソルキャリア調べ)である「やりたい仕事」「技術習得」「給与への不満」に対する内容を盛り込むと良いでしょう。

さらに、求人票のブラッシュアップは、メディアを通さない候補者からの自己応募にもつながるメリットもあります。

エンジニア採用が成功する3つの“ハズし”

エンジニア採用はシステムやサービス、プロダクトの開発の手段だと再認識して「技術力のある日本人の正社員採用」というこだわりを無くすと、格段に採用の可能性が高まります

例えば、外国籍エンジニアやポテンシャル人材、業務委託や受託開発を視野に入れるのです。この中でも、業務委託は今すぐに始められる施策です。

正社員エンジニア採用の求人倍率が11〜12倍なのに対し、フリーランスのエンジニア採用は2〜3倍というデータ(レバテック調査)も出ています。また、優秀なエンジニアほど、フリーランスや業務委託を選ぶ傾向にあるのが現状です。実際、弊社の開発体制は、ほとんどが業務委託の人材によって成り立っています。エンジニア採用に行き詰まっているのであれば、正社員採用以外の道を一度ご検討いただく方が現実的といえます。

いかがでしたでしょうか?今回は、ダイレクトリクルーティングにおける、ITエンジニア採用のスカウトメール返信率向上の方法をご紹介しました。貴社の採用活動のお悩みに、少しでもお役に立てれば幸いです。

弊社では採用支援サービス『TARGET』を展開し、採用活動の全体から一部まで、貴社のニーズに合わせて採用成功をサポートします。2023年3月には、スカウト業務に特化した『TARGET SCOUT』もリリースいたしました。ITエンジニアのスカウト実績豊富な弊社にぜひお任せください。お問い合わせをお待ちしています。

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