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【実数公開】2万通以上のスカウトを送信した結果

Attack(株)代表取締役の村上篤志です。弊社は【TARGET】というサービスを通じて、主にスタートアップ/ベンチャー企業に対してWantedlyやビズリーチ、Green、キャリトレなどダイレクトリクルーティングメディアでの採用業務を支援しております。Wantedly Partners 認定企業にも選ばれており、Wantedlyでの企業情報や求人情報の作成、ダイレクトスカウト、フィード投稿などもサポートしております。今回は弊社が手掛けてきた各社様の採用プロジェクトにおいて送信してきた2万通以上のスカウトのリアルな数値を公開します。

【TARGET】でのダイレクトリクルーティングの進め方

【TARGET】では多くのスタートアップ/ベンチャー企業様のダイレクトリクルーティングをご支援させていただいております。特にスタートアップ/ベンチャー企業様が希望される優秀な人材は、人材紹介会社から出てこなくなってきているため、ダイレクトリクルーティングでの採用が急速に活発化しております。この傾向は優秀な方ほど人材紹介会社からの無理な求人の押し付けに嫌気が差しており、人材紹介ではなくWantedlyやビズリーチ、Greenなどの転職メディアでのスカウトを活用する傾向が強まっているためと思われます。

ただ、優秀な方は大量のスカウトメールをもらっているので、いくらスカウトメールを送っても「テンプレ感」が出てしまうと、開封すらされません。また採用ターゲットの対象外の方にスカウトを送ってしまうと、無駄な工数が掛かってしまいます。

そこで【TARGET】では「スカウト候補者のピックアップ」⇒「スカウト送信可否の判断」⇒「スカウト文面の作成&送信」というステップで丁寧にスカウト業務を進めています。

【図】ダイレクトリクルーティングの進め方

特にスカウトメールは1通1通、最低でもその方の所属会社や経歴に触れた文面を作り込んで送信しています。もちろんテンプレメールを一斉送信した方が圧倒的に楽ですが、やはりスカウト返信率は低くなってしまいます。下手をすればスカウト返信率0%ということもありえます。

リアルなスカウト返信率(2万通以上スカウトを送った結果)

結論から先に申し上げますと、直近、半年ほどで【TARGET】が手掛けたすべてのスカウトメールの総計としては送信数20076通返信数955通返信率4.76%となっています。【TARGET】ではスカウト返信率5%を目標値に置いているため、全体としてはこれを割る数字となっており、まだまだサービスクオリティの向上が必要と感じております。

【TARGET】で手掛けるプロジェクトではビズリーチGreenWantedlyキャリトレの利用が多く、それぞれ直近、半年程度での送信数、返信数、返信率は以下の通りです。

各メディアの送信数/返信数/返信率
ビズリーチ:6705通/409通/6.10%
Green:6526通/162通/2.48%
Wantedly:3406通/261通/7.66%
キャリトレ: 1186通/31通/2.61%

様々な企業様の様々なポジションにおけるスカウトの総計なので、あくまでも参考値ですが、ビズリーチ&Wantedlyのスカウト返信率が高く、Green&キャリトレのスカウト返信率が低いという傾向になっています。

これらの結果は、当然ながら企業様の事業領域や求人ポジションの魅力、スカウトターゲットの選定などの影響があるかと思いますが、ビズリーチやキャリトレは会員属性(年齢層)の傾向WantedlyとGreenはスカウト流通数や料金体系など、メディア側の特性による影響もあるかと思います。

主なダイレクトリクルーティングメディアの特徴

ここでまとめるまでもないですが、やはりダイレクトリクルーティングメディアは、それぞれ特徴があります。やはりビズリーチのスカウト返信率が高いのは、転職に対して前向き(本気)ではあるものの、企業の採用意向度は高くないミドル層(30代中盤~50代)が多いからかと思います。一方でキャリトレはそこまで転職に対して前向きではない割に、企業の採用意向度が高い若手層(20代~30代前半)が多いため、多くの企業からスカウトが送られるものの、返信率が高くない状況にあると思われます。

一方でWantedlyはキャリトレと同じように若手の登録者層が多いですが、採用広報としての利用がメインのメディアで、そもそもスカウトの流通数が少ないため、スカウト返信率が高い傾向にあると思われます。(ただ、Wantedlyでもスカウト利用企業様が増えているため、今後はわかりません。)

Greenはキャリトレと同じように若手の登録者層が多い上に、通常スカウトが毎月200通送信でき、面談確約スカウトであれば、送信数に限度がないため、スカウト流通数が多く、結果として返信率が低くなっていると思われます。

【図】ダイレクトリクルーティングメディアの比較表

※上記の表の「採用コスト」は1年間で年収500万円の人材を3名採用した場合の、初期費用/月額費用/成功報酬を含んだトータルコストの参考数値になります。

採用プロジェクトにおいて料金やスカウト返信率はもちろん重要ですが、それ以上に「自社のポジションにあったメディアを選定」することがとても大事になってきます。Wantedlyはスカウト返信率が高いですが、尖ったメディアのため、やはり効果が出る企業は限定されます。同じくビズリーチもスカウト返信率は高いですが、第二新卒クラスを採用するのには適しません。

一方でGreenのスカウト返信率は低いですが、弊社が手掛けたプロジェクトでは8ヶ月で6人ほどのエンジニア採用に成功した企業様もあります。エンジニアの方は代表やCTOのスキルや経験を重視する傾向があるため、それらをしっかりと打ち出していけば、Greenでもしっかりと採用成功に導くことができます。

【TARGET】では多くのスタートアップ/ベンチャー企業様の採用をお手伝いしております。もし【TARGET】にご興味をお持ちのスタートアップ/ベンチャー企業の代表の方、採用責任者の方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽に以下のLPからお問い合わせください。

【TARGET】LP
https://www.attack-inc.co.jp/target-lp/

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