Adventure by Atmoph
「日々を、冒険にする」アトモフのブログ。Atmoph Windowのストーリーや、旅行、ライフスタイルなどを、Atmophのテイストで取り上げていきます。
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こんにちは。
メディアコンテンツエディターの加藤です。
以前のブログ でも宣言していたフルマラソンですが、3月13日に無事完走してきました!今、全身の筋肉痛に悩まされながらこの記事を書いています。色々と初めてのことだらけだったので、今日は当日の体験記をお伝えできればと思います。走っている時は、写真を撮る余力がなかったので文章のみにはなってしまうのですが、少しでも臨場感を味わっていただけたら嬉しいです。
名古屋ウィメンズマラソンって?
東海地方に在住の方なら、ご存知の方も多いかもしれません。例年、参加者2万人を超えるかなり大規模な大会です(今回は、一部がオンライン参加への移行などもあり参加者は普段より少なめでした)。女性限定ということ、さらに完走賞がティファニーのペンダントとかなり豪華なことで有名です。前日、名古屋駅の名物「ナナちゃん人形」もマラソン仕様でした。
大会当日
目標は、「とりあえず完走」すること。会場の名古屋ドームに到着したら、受付と荷物預けと慌ただしく時間が過ぎて、あっという間にスタート時間に。参加者が多いので、実際にスタートの号砲が鳴ってから実際にスタートラインに立つまでは、15分くらいかかりました。スタート地点では、ゲストの吉田沙保里選手が手を振ってくれていたので、全力で手を振ってきました。
25km地点くらいまでは順調
不安すぎて色々と事前に「フルマラソン 初心者」で調べたところ、「初心者は最初にペースを上げすぎ」とよく書かれていたので、序盤は気持ちゆっくりすぎるくらいのペースで臨みました。そのせいか、ここでかなりのランナーの方に追い抜かれましたが、「ここで焦ったら終盤キツくなる」と思い、ペースを守ることだけに集中しました。そのおかげか、25km地点に到達するまでは「あ、名古屋城だ!」「ここは以前によく電車通勤したな」など、コースの周辺を見る余裕もありました。
25km -35kmが一番辛い
この10kmが一番苦しかったです。足も重く、途中で少し歩いたりもしてしまいました。25kmの地点で「あと15km以上もあるのか。」と少し心が折れそうになりましたが、「半分以上はクリアしてる!」と言い聞かせて自分を奮い立たせました。マラソン中はずっと自分で自分を褒め続けて鼓舞していたのですが、これほどまでに自分を褒め続けた時間は人生初だったと思います。
嬉しいサプライズも
この精神的にも体力的にも辛い中、いくつかの嬉しいサプライズもありました。まず、30kmあたりで給食コーナーがあり、名古屋名物の「ういろう」に、フジパンのメロンパンとあんパンが設置されていました。「固形物食べたらお腹痛くなるかな」と思いスルーしようかと思ったのですが、ボランティアの方が「ポケットあるでしょ。入れて行きなさい」と差し出してくれたので、ありがたくいただくことに。優しさにほっこりしました。
また、今回は感染症対策のため大声での沿道からの声援は禁止されているため、プラカードやうちわで応援をしてくれる方が。「頑張れ」というメッセージのほか、「ティファニー持って帰らないと、参加費もったいないよ!」などクスッと笑えるものもあり、元気をもらえました。
残り5kmはとりあえず気力
なんとか這うような思いで35kmを通過し、残りも必死で前に進んでいると給水所のボランティアの方が「あとたったの5kmだよ」と声をかけてくれました。この一言で、最後の力を振り絞って走り切ることができました。ゴールの名古屋ドームの屋根が途中で見えた時は、安心で泣きそうになりました。
憧れのティファニーゾーンに!
完走後は、念願の完走賞のティファニーのペンダントです。ゴール後は「タキシードおもてなし隊」の方達が、ティファニーブルーの箱を手渡ししてくれます。ついに・・・!ペンダントのデザインは花をモチーフにしていて、毎年デザインが違います。今年はカーネーションでした。
大会が終わって
昨年の11月に勢いでエントリーしてから約4ヶ月。とりあえず、「制限時間内に完走」の目標は達成できたので、今は満足感でいっぱいです。フルマラソン、また次回も挑戦したいか?と言われると即答はできないのですが、またもし機会あればその時は最後まで歩かずに完走したいです。
今回は名古屋の土地を走りましたが、いつか海外の港町をジョギングでもしたいなとAtmoph Window 2からの風景を見ながら思っています。