アットファイブ第11期も約半年が経ちました
ご無沙汰してます。社長の安藤です。2016年11月から始まった株式会社アットファイブの第11期もはや半年が経とうとしています。思えば期首に行った全体会議(詳しくはこちらの記事をごらんください)から、第2の創業期として多くの取り組みを進めてきました。
半年での変化
まずは、本業である情報システム開発の周辺領域への取り組みです。デザイナーのS子さんを採用し、未経験であったweb周りの制作能力を身に着けてもらい、アットファイブの新しい切り口を切り開こうとしています。(S子さんと弊社副社長の社内劇についてはS子さんのWantedly記事をご覧ください)
次に、次世代のアットファイブの基幹人材の育成として、サブマネージャー向けの研修や各人に課題として幾つかのプロジェクト(筆頭がHoloLensを用いての開発です)を課しています。アウトプットに重きを置いた座学として、知識や思考プロセスの学びをしてもらうこと。またプロジェクトの統率役として、エンジニアとしての技量の向上と共に、今後求められるのクライアントとの折衝などを体験してもらえればと思ってます。頼もしいと思えるサブマネージャーも何人かいて将来が楽しみです。
その他、カンボジアビジネスへの投資(webサイト制作やシステム開発)や新しい国内でのクライアントの獲得など、この半年でビジネス環境および見える世界も変わってきたという実感があります。
全体会議を開催しました
そんな大きな変化と、それに伴う手応えを感じながら今回約半年ぶりに全体会議を開催しました。開催理由としては、社内制度の変更があるのですが、それ以外に会社の目指す方向やコミュニケーションのあり方をもう一度、社員・マネジメント別け隔てなく再確認したいという思いもありました。
対話のある会議へ
まずは会議のコミュニケーションのあり方です。どうしても全社員が集まっての会議だと、マネジメントから社員への上意下達のような形式になってしまいがちです。しかし、この形では活性化された”議論”になりません。我々経営陣が為したいのは、個々の社員の中にある意欲や知識を汲み取ることです。
しかし、いきなりそんな理想的な会議体になるとは思いませんので、弊社経営陣が保有する”無茶振りスキル(笑)”を活用して、強制的に質問を行うという謎方式に。。。
とは言え、意図を汲み取ってくれたのか特定の社員からはどんどん質問がでるようになりました。徐々にこういう雰囲気があたり前になるように、引き続き取り組んで欲しいなと思います。
褒める意識
先ほどの対話ある会議というテーマとも被る部分がありますが、今回の会議での隠れたお題に社員を褒めることを意識しようというのがありました。もっとも、アットファイブ内で褒める文化がないということではないのですが、どうしても仕事をしていると注意すること指示することがメインになり褒めるということが少なくなってしまいます。
それぞれの社員が各担当の中で頑張っていることでアットファイブが成り立っているのです。第11期になり「どう褒めるか?」は大きな課題で、その流れで社内報を作成したりしています。
今回の全体会議では、「表彰」のコーナーを用意し6名を表彰しました。それぞれ、母国語環境ではない中でTOEICの高得点を取得したカンボジア人エンジニアや、社内のコミュニケーション活性化に尽くしてくれたS子さん、その他クライアントからの高い評価を得た者、全体の円滑な運営の為に働いてくれた者。彼らの少し照れながらも誇らしげに賞賛と拍手を受ける姿を見て、これからもこういう雰囲気を大事にしてゆきたいなと思いました。
Next Step
今回より、漠然とした形で進められてきた各種の課題を整理し”Miniプロジェクト”として展開をすることとしました。Miniプロジェクトは、社内の課題を情報システム産業のエンジニアとして解決することを目的とした、若手育成の登竜門のような位置付けにしたいですね。問題提起から解決に至るまでのプロジェクトの推進をし、成果を出すことで得られる経験は非常に重要です。やる気と結果を出すことに貪欲な人には年齢には関係なくチャレンジしてもらい、次のステップに進んでいってほしいです。
第11期下期にむけて
11期折り返し地点の現在。アットファイブはさまざまなチャレンジを続けております。(写真はプログラミング体験教室「テクグラ」のリハーサル光景です)また、日々の営業活動が実を結んできたのか、今までになかったような分野・業種のお客様から新しいお話もどんどん舞い込んできております。
未知のこと、変化することへの不安がない訳ではありません。それでも前に進み続けることだけが、唯一の正解であると信じています。「墓穴掘っても掘り抜けて、突き抜けたならオレの勝ち!」とは、私の大好きな作品に出てくる台詞です。これくらいのタフさと明るさをもって、アットファイブの未来を切り開いてゆきたいと思っております。